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甲斐駒ケ岳が白く見えるのはどういう地質によるものなのでしょうか?

A 回答 (3件)

こんちは。


 花崗岩は、大体が石英から出来ています。まぁガラスみたいなもんです。人工ガラスみたいに丁寧に作られたものでないので気泡とか不純物が混ざっており、基本的に白い色をしています。(鉄分を多く含む桃色な花崗岩もあります。)他に長石も入っていますがこれも白っぽいです。
 花崗岩の状態だと、黒雲母という黒っぽい鉱物が入っているのですが、これは石英に比べて風化されやすく、長年の風雨で溶けてなくなってしまいます。
 で、残った石英とか長石とかが、バラバラ崩れて砂っぽくなっているので、花崗岩の山は白っぽいのです。

 御在所山とか花崗岩の山はいくつもありますが、甲斐駒や鳳凰三山は標高が高いため、寒い季節は、雪や風雨が岩石中にしみこんだ後、凍結したりします。水は凍るときに体積が増えるので、岩石の割れ目にしみこんだ水が凍ると、割れ目を大きくします。鉱物レベルでも同じことがおきますので、低い山に比べて、岩石が壊れやすく、風化が早く進行します。
 
 あと真偽は分かりませんが、風化した花崗岩の砂礫は、栄養に乏しいので、なかなか植物が生えません。標高が高く、風が強いところだと尚更です。なので植生も乏しく、森や木々に覆われることもないので、白い山肌が、麓の里からでも直接よく見えるらしいです。

 ながながと失礼しました。
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『甲斐駒ケ岳の山頂部は白く輝く花崗岩でできている。



と日本百名山にも書かれているようです。

http://www.scenery.jp/alps/index-12-2.html
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この回答へのお礼

narara2008さま どうも有難うございました♪

お礼日時:2010/01/17 19:50

ウィキペディアから:花崗岩からなるため、山肌が夏でも白く望まれる



南アルプス(赤石山地)では北部の甲斐駒ヶ岳をはじめ,地蔵岳,観音岳,薬師岳の三山を合わせた鳳凰三山が花崗岩の山です

参考URL:http://www.gsj.jp/Info/100mt/kaikoma/kaikoma.html
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この回答へのお礼

ebisu2002さま どうも有難うございました♪

お礼日時:2010/01/17 19:51

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