日本人は文句を後から言う？

Question

日本人は、あまり自己主張をしない国民性がある、と一般に
言われていると思います。

例えば旅行会社で海外旅行ツアーを申し込んで、
何か不満があったときは、現地で交渉したりせず、
とりあえずその場は我慢して、帰国後に文句を言う人、が
多い、など・・・。

外国で言葉が通じにくいとか、英語に自信がないとか、
そういう面はあると思いますが、
それ以外にも考えられる理由などありますか？

みなさまの個人的経験などございましたら、教えてください。
（日本国内のことでも結構です）
また、このような内容の本がありましたら、教えてください。
ふと日ごろから気になっていることなので、
特に急ぎではありませんが、宜しくお願いします！

pullmandsg · Accepted Answer

海外旅行での不満は、文句をいう言わない、よりも

・戦後の日本人の「サービスはただ」感覚に加え、デフレ社会の影響で、
　日本国内では値段の割にサービスの質が極端にいい
（本題からは逸れますが、一過性のもので今後徐々に低下していくもので
は・・・と思ったりもする）
・その感覚で海外にいくと、「値段に応じたサービス」しか受けられない
　のでがっかりしてしまう。
・これを現地で言っても通じないので、後で文句をいう

　という点にあるような気もするのですが、いかがでしょう。

　確かに、「値段以下のサービス」に関してその場で文句をいって調整することもないような気がしますが、これも自己主張よりはサービスに関する相場感のなさに起因するような気がします（逆に「なめられると困るから自己主張しないと」と結果的に無理難題を突きつけているケースも多いと思う）。
　あと、「あとで文句をいう」は日本人に限らない事で、英文のホテルの評価サイトをみると、サービスの悪いホテルのコメント欄に寄せられた欧米人の怨嗟のコメントの山を多く目にします（確認はしていませんが、日本のホテルもいろいろ事後的にひょうかされているかもしれません）。


　自己主張に関しては、確かに、「日本にいる日本人」と「日本にいる日本以外の人」を比べた場合、後者のほうが意見を言うのが上手いな、と感じる事は多いですが、国民性というよりは、居心地のいい自国を離れられる意思とか外国で生活できる能力とかが大きく関わっているような気がします。「日本にいる日本人」と「日本以外の国にいるその国の人」を比べたらそんなに差はないだろうし、「日本以外の国にいる日本人」と「その国のひと」を比べたらむしろそうした日本人のほうが自己主張しているのではないかな、と思ったりもします（まあ多少差異はあってアメリカ人よりイギリス人のほうが内向的だなとか思ったりもしますが）。

ryuken_dec · Answer

（１）個の主張より全体の空気感を大事にする
他の人が楽しんでいるならば、自分1人が我慢さえすればいいと、全体を個より優先しがち。

（２）面と向かっての主張のぶつけ合いに慣れていない。
１のような社会で生活していると、日ごろから自分が誰かのチャレンジを受ける機会が無い。海外で自分が主張をぶつけると相手も主張を返してくることが分かっているが、そういう経験が少ないので戦う自信が無い。

（３）一時のやり取りをひきずる
外国人の中には、その場の議論では徹底的に戦うが、終わってしまうと仲良くランチを食べたりしている人も多い。彼らは自説の正しさという論理闘争をしているのであって、相手の人間性を否定していないと考えている。その話題が終われば仲良し。
日本人は自分の主張が叩き潰された時に、相手は自分のことが嫌いかと人間関係につなげてしまう。だから相手の主張を否定しにくいし、相手から否定を受けると、この人は自分のこと嫌いなんだと思って逃げてしまう。

rsejima501 · Answer

旅行ツアーに限っていえば、旅行中にクレームをつけることで
雰囲気を悪くすることを避ける(特に、同行の人間に、自分のことで
不愉快な思いをさせたくない)という思いがあるかと思います。
あと、ガイドが根に持ってサービスの手抜きをすることを
心配するということも、あるかと思います。

noname#160590 · Answer

日本人は、『内弁慶』なんじゃないですか。

特に、ネットなどを見てると
そう思う…。^^;

『ネットの中では、こんなにはっきり物を言えるのに』って。

sleepymegu · Answer

私の主人が香港に団体旅行に行ったときも、現地のガイドさんに日本人は後から文句言ってくるから。。と言われ不愉快になったと聞いて、それはそのガイドさんの言うことが正しいよ。その時に言ってくれればなんとでもアレンジできるじゃないの？と言ったことがあります。私はよくボランティアで通訳ガイドやホームステイの受け入れをしているのですが最初にはっきりと向こうの希望やしてほしいこと、してほしくないことを聞いているせいかトラブルはないです。好ましくないことをされたときは、はっきり言うし叱ります。変に外国人だからと親切にしたり遠慮しすぎて、国際電話をかけられ、文句もいえず関係が最悪になっている方をみかけると、残念です。日本人はこれくらい言わなくてもわかるだろう、雰囲気でわかってよーとか、目は口ほどに物を言うという考えがありますが、外国人には一切それは通じません。英語がしゃべれるしゃべれないはあまり関係がないような気がします。私ははっきりものを言うタイプですので、ちょっと日本人同士だときつい性格に思われて損しているみたいです（笑　国際交流関係の本を読まれるといいと思いますよ。

donkey002 · Answer

質問の意向と少し違うかもしれませんが、昔と違い今の若い世代を中心に両極端のものを持っている気がします。
8割近い人は、表向き主張性の無い生きているのか死んでいるのか判らぬ人が多いしかし、いざ場を離れると、とたん人が変わったかのように愚痴や非難を始める。
netの世界では、直面しないせいか、あたかも主導者の如く主張を始める。これ等は今の家庭環境に根源があると思う。その場ではどの程度受け入れてもらえるか判断できないだから、意見を言えない、しかし話を受け入れてくれる場であれば、強烈に主張するのです

日本人は文句を後から言う？

海外旅行での不満は、文句をいう言わない、よりも

（１）個の主張より全体の空気感を大事にする

旅行ツアーに限っていえば、旅行中にクレームをつけることで

日本人は、『内弁慶』なんじゃないですか。

私の主人が香港に団体旅行に行ったときも、現地のガイドさんに日本人は後から文句言ってくるから。

質問の意向と少し違うかもしれませんが、昔と違い今の若い世代を中心に両極端のものを持っている気がします。

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