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イラク戦争は長引いていますが、アメリカ軍はかつて日本にしたように空爆で全部イラクを焼き尽くしてしまえばすぐに終わると思ったのですが昔と違い今の時代はテレビやインターネットがあり、世間の目がありそんな非人道的なことができないということなのでしょうか。

A 回答 (9件)

アメリカが当初の目的で起こしたイラク戦争は、既にアメリカの勝利で終結しています。


大量破壊兵器は発見されませんでしたが、テロ組織を援助していた(と思われた)フセイン政権は打倒され、暫定政権が成立した時点でアメリカの勝利です。
今の現状は、戦後処理が長引いて、戦後統治に失敗したととらえるべきです。
(アメリカは「テロとの戦争」と呼んでいますが、実態は戦後の治安維持の失敗と同義です)

>空爆で全部イラクを焼き尽くしてしまえばすぐに終わる
日本で空爆が効果的だったのは、国内主要都市に工業が集中し、軍事拠点も集中していたからです。
イラクのように限られた都市が工業都市で、後は町のような国で空爆を実施しても効果は限定的です。
そもそも国対国、国対テロ組織では攻略方法も異なります。
(前者は要所への集中的な攻撃、後者は国土の完全な制圧が効果的)

>テレビやインターネットがあり、世間の目がありそんな非人道的なことができない
情報が伝わりやすく、操作しにくくなったのは攻撃を抑制させる一つの要因でしょうが、そもそもの目的からして非人道的攻撃はアメリカの意図することではありません。
というのも、アメリカの最終的目標は「フセイン政権に代わる民主的なイラク国家がテロ組織を根絶すること」だからです。
今のイラクの状態を見ると、フセイン政権のような強権政治でなければ国家の体裁を保てないのは皮肉的です。

アメリカのイラク戦後統治が失敗した要因は様々ですが、
・日本のように戦前の政府組織を残さず、政府組織を完全に解体して統治不全を誘発した
・そもそもアメリカは戦後統治の能力が低く(戦闘能力に比べて)、反米思想の強い中東の政治状況を甘く見ていた
・稚拙に開戦してしまったため、統治プランの立案も用意もしていなかった
・フセイン政権が抑えていたイスラム原理主義が蔓延し、かえってテロが活発になった
・旧政府組織を解体したため、政府機関の人間の多くがテロ組織と合流した
・強健で抑えられていた宗派間対立が激化し、それぞれが武装民兵を抱え、それがさらにテロを活発化させた
などが挙げられます。

アメリカ軍は来年にもイラクから撤退する予定ですが、アメリカの最終的な目標は達成されないままに終わるでしょう。
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この回答へのお礼

もう勝利していたんですね。
今の日本を見ていたらアメリカの洗脳政策は大成功でアメリカ軍の心理操作は上手いんだと思っていましたがそうでもないんですね。

お礼日時:2010/03/24 20:43

そうです。


本当は原爆を投下したいと考えていますが
中国が阻止しています。

なにごとも自己責任でお願いします。
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>それでも世界の一番でいたいんですね、アメリカは。



ええ。そうです。ただ、アメリカが一番でないと困る国が世界にはたくさんありますから、その要請はアメリカだけのものではないと思います。

イラクはアメリカが一番であることによって、利益を得る国々の利益を破壊しようとしたわけです。それがイラク戦争の根本の原因ではないかと思っています。もちろん、アメリカが一番でないと、最も困る国の一つには日本も入ると思っています。
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これは、個人的な考えなのですが、イラクは安定した国家に絶対しなくてはならないという目標がアメリカにはないのではないかと思います。



簡単に言えば、混乱していてくれさえすれば、どこの国の影響力も大きくできないわけで、それはそれでいいということではないでしょうか?
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この回答へのお礼

いきなり来て国をめちゃくちゃにされたんですからたまったもんではないですね。
それでも世界の一番でいたいんですね、アメリカは。

お礼日時:2010/03/27 00:42

いま、アメリカの軍事力というのはとてつもなく飛び抜けた存在となっています。

もし明日から「世界大戦を始めよう。ルールは核兵器、生物兵器、毒ガス禁止。アメリカ対全世界でやります」となってもアメリカが勝ちます。特に海軍力は世界中の海軍が束になってもアメリカ海軍単独に勝てません。この海軍力はおそらく人類史上最強で間違いないと思います(かつて七つの海を支配した英国海軍でさえここまで強力ではなかった)。

しかしそんなアメリカが最強であることを望まない国だって存在します。例えばロシアや中国はかつてアメリカと対立していた歴史もあるので、アメリカがどこかに派兵してそこで苦戦しているというのは「アメリカの脅威がその分減る」ことになるので決して悪いことではありません。
また世界には兵器を売ってお金を稼いでいる国もあります。アラブのテロリストたちが愛用する銃はAKといって、旧ソ連つまり今のロシア製です。ロシア製はもとより、そのコピー品である中国製や北朝鮮製、ルーマニア製などの大量の銃とその弾薬が売られています。またイラクのテロリストには間違いなくそれを支援している国家があります。
その代表がイランでしょう。イランはアメリカと対立しており、アラブで唯一のイスラム教シーア派の国です。そしてイラクには多くのシーア派がいます。YouTubeなどでイラクのテロリストが爆弾を爆破させた瞬間の映像を見てください。遠く離れた監視カメラが爆風で揺れ、道路ごと吹き飛んで跡形もなくなっています。これは軍事用の高性能爆薬以外の何物でもなく、そういったものが出回っているということは、単なる爆弾マニアの作品ではなく国家レベルの組織が関与し武器を供与していることに他なりません。

↑はイラク南部の話ですが、イラク北部にはクルド人が多く住んでいます。クルド人が住む地域は比較的治安が安定しているそうですが、そういった中でクルド人たちが力をつけてきています。クルド人はクルド人国家を持っておらず、その独立が彼らの悲願となっています。そしてそのクルド人が最も多く暮らしているのがイラクの北に国境を接するトルコです。トルコ政府はクルド人居住区に軍隊を派遣して活動を鎮圧しており、銃撃戦も珍しくないそうです。つまり中国政府がチベットでやっていることと同じことをトルコ人はクルド人に対してやっています。
力をつけたクルド人が同胞を支援するのは当然で、今トルコのクルド人居住区の治安は以前にも増して不安定になっています。クルド人はシリアやイランにも多く住んでいます。

フセイン元大統領は良くも悪くも彼らを鎮圧して曲がりなりにも安定した国家を維持していました。以外に思われるかもしれませんが、かつてのフセインイラクは中東で最も女性の社会進出が進んでいた国家だったのです。
それが暴君とはいえ、地方を束ねていたリーダーがいなくなればどうなるか、頭が悪いブッシュJrが分からないのは当然としても、ライスのおばちゃん(しかも専門は中東政治)がそんなことになぜ気づかなかったのか私にも分かりません。
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この回答へのお礼

アメリカの軍事力がすごいとは思っていましたが全世界が束になっても勝てないとはすごいですね。アメリカに攻められた国は終わりということでしょうか。アメリカの車両が爆発する動画をみたことがありますが見えないのにいきなり爆発するのは怖いです。

>かつてのフセインイラクは中東で最も女性の社会進出が進んでいた国家だったのです
これは知らなかったです。
朝日新聞に、イラク人の女の人が「イラクの女性は抑圧されている。アメリカ軍では女性が重要なポストについて指揮しているのが驚いた。もう女性が抑圧されていたフセイン時代に戻りたくない」というようなことが書いてありましたがイラクはまだ進んでいたのですね(先進国に比べればまだまだかもしれませんが)
アメリカが抑圧された女の人を開放しているというような記事に見えて僕は嫌でした。
こんなことで戦争を美化できないと思います。
アメリカが来てくれて喜んでいるイラクの人っているんですかね。フセイン時代に差別され貧しかった人とかでしょうか。

お礼日時:2010/03/27 00:32

戦争は終わってますよ。



戦争と言うのは統制の取れた軍が機能していてこそできます。今やイラク軍はアメリカ軍との組織的な戦闘は行っていません。戦争をよく勉強しましょう。
その後の政権をめぐって一部に内乱状態が起きているだけです。イスラム教徒内部のシーア派とスンニ派の争いにクルド自治区などの少数民族との争いです。一般のイラク国民はふつうに生活しています、貧しいながらもちゃんと日常生活をするのが精一杯です。一部のイカレた過激分子をみて全体がそうだなんて思わないでください。

日本人全体が毎日毎日クジラやイルカを殺しまくっているなんて言われたら「そんなバカな」と思うでしょう?

長いイランイラク戦争のせいで武器が一般に流通しまくってしまってますから、ちょっとした揉め事に自動小銃が出てきてしまうので、映像的に「戦争?」みたいに見えるのです。

日本みたいに武器が管理され法制度が国の隅ずみまで行き渡っている国の常識で判断してはいけません。
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この回答へのお礼

僕はいきなり他国にせめてこられて人が殺され女の人がレイプされれば過激になってテロを起こすのは仕方ないと思います。
アメリカに抵抗することなどできないんですね。

お礼日時:2010/03/24 21:07

日本は、教育とメディアなどでアメリカから洗脳されてアメリカが正義だと信じ込まされていますが、原爆2発投下、東京大空襲など一般市民が惨殺されたということを忘れたらダメです。


絶対に許されない行為です。

アメリカの背後で戦争で利益を得ている人間達がアメリカ兵も犠牲にして半世紀以上、戦争を繰り返しています。アメリカの国民もバカですね。
何が人権擁護か、アメリカ、笑わせるなって感じですね。
また、アメリカ占領軍よ、日本から出て行けと言えない日本人も情けない。

軍需産業、メディアを動かして自分の利益のため、人命を軽視した行動をやってきた人間の存在は事実であり、「なぜ、アメリカはテロ攻撃を受けるのか」「世界から怨まれている」「日本に2発原爆投下」などをしっかり、受け止めないとアメリカ国土内でテロ勃発するのは、間違いないと思います。

因果応報です。アメリカの行いは必ず、報いを受けるでしょう。いくらメディアで正義ぶったことを流しても・・・
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この回答へのお礼

僕はアメリカが正義だとは思っていません。
日本だけがWWIIの悪者にされ謝ってばかりですが、アメリカ軍も原爆やレイプ、一般市民への空爆などやったことは同じだと思っています。
日本はアメリカなどに頼らず自国の軍隊で自国を守ってほしいです。
アメリカにこんなことは駄目だと分からせてあげられる国はあるのでしょうか・・・

お礼日時:2010/03/24 20:59

アメリカの正体はバチカンのための寄り合い所帯。

それはUnited States of Americaでも同じ。イラクに介入した後、ロシアとフランスとの、イラクでの石油利権競争があった。それが対立になり、ギクシャクしてるのも想像付く。
イラクの場合はクルド人問題があり、トルコとはクルド人の事でもめていたはず。クルド人は単民族国家を建国したいがために北イラク、西トルコで活動を続けている。
そもそもイラクが反米を明らかにする理屈が”クウェートが石油を盗掘しやがった”。そして、故フセイン氏とバース党、USAが言ってた強権弾圧によるイラク一党独裁(戦争の大義の一つに使った)、どうもそれは嘘らしいことが判明。しかもこのバース党、CIA介してUSAが戦争するまで一貫して支持してきた政党であることも忘れてはならない。
そもそもスンニ派の方が優勢でシーア派は厳格且つまじめに見えるってだけで実権握らせたのが問題。サウジアラビアに基地持ってるからって、アラビア社会は俺たちの庭だって勘違いがあったんじゃなかろうか?そういえば石油、USAは厳寒な土地を抱えてて、隣国カナダはUSAよりも寒い。で、欲の皮算用をしてしまったのも悪いと、大いに邪推できる。要するに、今までも適当で今も適当だった。早く撤退しないとUSAだけアラビアを相手し続ける羽目に陥ることに気付いたんじゃないだろうか?撤退する事になったら。
因みに質問者が言うようにじゅうたん爆撃に終始し、勝ち誇って戦争を終わらせてもその30年後くらいに生き残りが活発なテロを。だからやらないので。参考までに。
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この回答へのお礼

イラク戦争と第二次世界対戦の日本では全然違うということですね。
テロ組織相手にじゅうたん爆撃は意味がないんですね。

お礼日時:2010/03/24 20:49

そうじゃなくて火種を敢えて残しておき


何度も戦争をしたいのがホンネです。

米国政府は自国の兵隊や他国の国民がどう
なろうと気にしていません。

商売になれば良いと言う考えです。
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この回答へのお礼

相変わらず戦争好き国家なんですね。
そんな横暴をしてても力の強い国には結局何も言えないということでしょうか。

お礼日時:2010/03/24 01:52

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