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はじめまして、趣味で物理を学ぼうと思ってるものです。
最近物理に興味が出てきて、学ぼうと思い始めました。
自分は文系なので、物理は全くの初学からです。
最終的には、大学の物理も学びたいとは思っているのですが、独学じゃ厳しいでしょうか?研究者になりたいとかではありません。時間も別に制限があるわけではありません。
そこで、趣味で学べる物理の限界について、皆さまの意見を頂戴したいのです。よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

 昨年の10月あたりから物理の面白さにひかれて勉強を始めた文系のオッサン(現在53歳)です。

動機は高血圧を抑えるため酒量を控えることが目的でした。酒を飲まなくても数式の入った本を読めばよく眠れるのではないか。効果はてきめんで酒量はめっきり減り、血圧も安定してきました(笑)。というわけで以下は参考までに。
 物理の外観を手っ取り早く知るためには高校物理の教科書が一番いいのでしょうが、現行の教科書は電磁気学をIとIIに分けるというおかしな配列になっていますし、ネット上でいい状態の古書を安く手に入れるのも難しいです。
 私はとりあえず受験物理の参考書で定評がありそうな「物理のエッセンス」と「橋元流解法の大原則」からはじめました。この2つは大学入試でいい点をとるための本ということに徹しているようなので、物理学の面白さを味わうには物足りませんが、しかし物理を理解するためには問題を解く練習が不可欠であるということを教えられました。ブルーバックスのような啓蒙書は読み物としてはおもしろいですが、演習問題などは載っていないので、読んでなんとなくわかったような気になってしまうので注意が必要です(それに実はけっこうレベルが高い)。それでも「新しい高校物理の教科書」はなかなか野心的な内容なので上記2つと併用すればいいかと思います。
 上記2つの参考書を一通り読んでから「新・物理入門」とその問題集をやりました。硬派の受験参考書として有名ですが、高校数学のレベルを少し超えた部分(線積分など)が十分な説明がないまま出てくるのでちょっと面食らいました。ま、わからなかったら他の本で知識を仕入れなさいということなのでしょう。しかしとても刺激的な内容で、読みながら何度も感嘆したものです。
 このあと大学レベルの参考書で「考える力学」と電気学会の「電磁気学」を今ぼちぼちやっているところです。これとWeb上で公開されている芝浦工業大学の力学と、琉球大学の電磁気学のテキスト(前野昌弘氏の著作)も参考にしています。
 物理をやるには数学も必要です。というか私のような文系人間にとっては大学の電磁気学など物理というよりはモロ数学という感じです。石村園子氏の「やさしく学べる」シリーズや「すぐできる」シリーズなどは高校数学のノリで大学数学を紹介しているもので、数学を '物理学を理解するための道具' と割り切れば手っ取り早く理解できるのでお薦めです。数学そのものの面白さを味わいたいときは「数学序説」や「対話・微分積分学」なども参考になると思います。
 ま、趣味でやるのですからお互い楽しみながらやっていきましょう(笑)。参考書も大人買いしましょう。私は以上に挙げた本のほとんどをヤフオクや amazon で送料を含めても定価の半額以下で購入しました。こういうのは売るほうにとっても買う方にとってもネット時代の恩恵といえるでしょうね。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなって申し訳ありません。
そうですか!似たような境遇の人がいて何かうれしいです(笑)
いろいろ詳しい情報を教えていただきありがとうございます。
物理のエッセンスは聞いたことありますね。僕も最初は物理のエッセンスぐらいから始めたいと思います。ありがとうございました

お礼日時:2010/04/17 00:35

NHK出版の「アインシュタイン・ロマン」書籍で6巻、ビデオは、5巻もっています。


何年か前、このビデオを見て、物理学の大学を卒業した人の話題がありました。
角川書店「オール1の落ちこぼれ、教師になる」宮本延春著、読みました。
昔々、天文学にあこがれて、天文学では食べていけない、ということで、いろんな仕事をしながら趣味で数学をやっています。まだ、アインシュタインの相対性理論には、届きません。
天文学と物理学と数学は、共通する部分が多いようです。
NHK高校講座の地学で、天文学に、ちょっとさわれます。
今、「アインシュタイン・ロマン」の第2巻を読んでいます。19世紀の物理学者が、だれもその存在を疑わなかった「エーテル」、その「エーテル」を粉砕したのが、アインシュタインの相対性理論だったそうです。
原子爆弾の理論につながり、原子爆弾を製造するように、アメリカ合衆国大統領に進言する手紙を書いた、アインシュタイン、来日したこともあり、日本を大変気に入っていたようです。
物理学の勉強と一緒に、ノーベル賞受賞の物理学者の著書、発言も、勉強の励みになると思います。
岩波科学の本に、「ぼくらはガリレオ」板倉聖宣(いたくらきよのぶ)著、という本があります。
板倉さんの本も面白いですよ。1万円札が、強力磁石にすいつくこと。十年以上むかし、高校生が、磁石を使って実験中に、鉄球が空中に静止したという新聞報道がありました。接触していないため、摩擦がありません。いろんな現象が、解答を待っているのかもしれません。
大槻義彦早稲田大学教授は、プラズマ、火の玉、ミステリーサークルの研究をしていました。不思議なことは、たくさんあります。「自然」「社会」「人間」の常識を疑って、真理を探究しましょう。
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NHK高校講座の物理 30分×40回=20時間。


http://www.nhk.or.jp/kokokoza/library/2009/tv/bu …
東海大学出版会「虚数の情緒」吉田武著。千ページの大著です。購入する前に、図書館でよんでみてください。最近復刊された、「オイラーからの贈物」吉田武著、どちらも、微分積分の計算力をつけながら、複素数の函数論ででてくる、オイラーの公式を導きます。
ベレ出版「数学が解き明かした物理の法則」絶版かもしれません。
だれか、物理にくわしい人が、そばにいると便利なのですが。
高校物理の教科書、ガイド、図解、三省堂物理小事典(改訂されて、ひとまわり大きくなっていた)、これだけあれば、しばらくは大丈夫でしょう。
日本実業出版社「道具としての微分方程式」野崎亮太著、この本も読んでみて下さい。わかりやすいですよ。お励みください。

参考URL:http://www.nhk.or.jp/kokokoza/library/2009/tv/bu …
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度々書いてはいるが、高校時代、糞先公によって「物理」という科目に対する嫌悪感・悪感情を植え付けられてしまったものの、大学における一般教養「物理学」で教わった先生のお陰で、再び「物理」への興味を引き戻して頂き、もう一度高校物理から始めて、主に古典物理学を現在も継続して学習中の爺です・・・!


以下の2点につき、当方は以下のように考えております。

1.独学じゃ厳しいでしょうか?
既に他の回答者様も答えられているように「文系だから・・・」とかには関係なく、興味を以て学ぶ、調べるための材料は既に身の回りに豊富に存在しているので独学で学んでいくこと自体は比較的容易であると思う。
ご質問者様のレベルに合った書籍等をご自身で見つけて学習出来るような環境は整えられていると思う。

2.趣味で学べる物理の限界について、皆さまの意見を頂戴したい
自身で実験系を組み立てて考察出来る様な物理は、趣味で出来る範囲に含まれると思われるが、専門の施設、研究所でしか実験・研究出来ないような現象を探求するような物理学については最早趣味のレベルを超えてしまっていると考えられる・・・と思う!
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意欲があればできます。


ちなみにどこら辺までやるのでしょうか?
ニュートン力学レベルであれば、微分積分くらいは出来ないとだめです。
なので、高校物理の後はある程度高校数学をやって大学レベルの物理に行けばいいのかなと思います。
ある特定の範囲の数学が出来ないなら本格的な物理は理解不能だと思います。

日本は母国語で物理、数学の書籍が十分ありますので、恵まれてる環境だと思います。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなって申し訳ありません。
まだ物理の外観が全く把握できていないのでどこまでとは正確に言えないのですが、目安としては理学部の物理学科の大学生必修の内容までやりたいと思っています。
数学は一応IIBまでは出来るのですが、IIICも必要なのでしょうか?

お礼日時:2010/04/17 00:33

あらゆる書籍が売っていますし、


今はインターネットという武器もありますから、
限界は無いと思います。
やる気になればどこまででも勉強していけると思います。
全くの初学からという事で、難しい内容に多々直面するとは思いますが、
頑張っていけば、不可能な事は無いです。


そういう方は大好きです。
頑張って下さい。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなって申し訳ありません
そうですか!ありがとうございます。独学で頑張ってみたいと思います。

お礼日時:2010/04/17 00:31

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