国債って何？そして株価との関係は？

国債って何ですか？
そして株価との関係は何ですか？

ニュースで株価と国債のバランスは難しいとの話を見たんですけど、よく解りません。
　
この二つはどういう関係なんでしょう？

No.1 回答者： HAL007 回答日時： 2003/07/08 19:56

国債は国が発行する債券です。

簡単に言えば借金の証文とでも思って下さい。
国債には色々な種類がありますが１０年のもが一番多く発行すれています。

借金する訳ですから利子が支払われます。主に１０年ものなので
借り入れ期間が長いのことから利子を計算する利率も高い訳です。

お金を持っている人は出来るだけ多くお金を増やした訳で株や
国債など債券へ投資します。

４月までは株価（指標）が下がっていてので損をするのを避けて
国債などを買っていました。

ところがアメリカの景気も悪くなり債券利回りが下がり債券を買って
いては多くの儲けを期待出来なくなりました。
そこで国債などの債券を売り、株を買う動きが世界規模で進んでいます。

ニュースの内容が解らないので推測ですが
株価が上がる事は景気が良くなる事が考えられます。
（株で儲けた人が買い物をするからです）
他方で国債の利回りが下がると国債を買おうとする意欲が減り
国が必要とするお金が集まらなくなる事になります。

景気も良くしたいし、国の借金も問題なく借りられ環境が
好ましい訳ですがそうは行かない事をバランスが難しいと言った
のではないですか？

No.2 ベストアンサー 回答者： Alexwho 回答日時： 2003/07/10 10:36

国債は国が国民から借金するために発行する証券で、大きく儲けうることは出来ませんが比較的安全な資産です。

それに対して株式は値上がりも値下がりもありえるハイリスクハイリターンの証券です。性格は違いますが共通点はどちらも金融商品とういことです。貯蓄・投資に回るお金が一定だとすれば国債と株式がその資金を取り合う関係にあるので一方にお金が集まればもう片方には集まりにくくなります。株式市場が比較的堅調だと投資資金は株式市場に向かい、国債を買いたい人が少なくなり、政府は借金するためにより高い金利を提示しなければいけなくなります。株式市場は回復して欲しいけど、財政危機で大量に発行しなければいけない国債も買って欲しい政府のジレンマがニュースで言っていたことでは？