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すいませんが誰か教えてください。
国債価格が下落すると国債の利回りが上昇するのはわかりますが、その他の市場金利も上がるという仕組みがわかりません。
 国債の多くは金融機関等が買っていると思うので、その利回りが上昇すれば市場に貸し出しするより国債の購入に運用し、市場貸出を渋る、だから需給の関係で市場金利が上がる、と考えてよいのでしょうか?
 また、ギリシャ国債が暴落したときギリシャでは長期金利が短期よりも下がった逆イールド現象が起きたと聞いています。これはどういう仕組みなのでしょうか? 国債価格が下がる→利回り上がる→長期金利上がる、という仕組みのはずなのですが。

A 回答 (1件)

> 国債の多くは金融機関等が買っていると思うので、その利回りが上昇すれば市場に貸し出しするより国債の購入に運用し、市場貸出を渋る、だから需給の関係で市場金利が上がる、と考えてよいのでしょうか?



その認識でいいです。と言うか、国債みたいな安定した金利が得られるなら、わざわざリスクを取って低い市場金利で貸す必要はないからね。

> また、ギリシャ国債が暴落したときギリシャでは長期金利が短期よりも下がった逆イールド現象が起きたと聞いています。これはどういう仕組みなのでしょうか? 国債価格が下がる→利回り上がる→長期金利上がる、という仕組みのはずなのですが。

通常、金利とは「期限の利益」があるので長くなるほど良い金利じゃないと人はお金を貸さないのは当たり前です。これがいわゆる、右肩上がりの金利カーブになる単純な理由。

しかし、短期的に貸す方が長期的に貸すより金利が高いとはどう言うことでしょうか?
考えられる理由は主に2つ 1つは今後もっと金利が上がることを市場が”予想”しているから今は買いたくないか、2.債権そのものの信用リスクなど長期的な見通しが悪いから資産の流動性を確保したい、と言うマクロ市場心理が働いてることになります。要するにどちらも債権価格が低下する予想があるのです。

重要なのは、いずれも市場心理であり、あくまで、そう考える人が多いからであって、実際に景気が悪いことが原因かはケースバイケースであり分かりません。例えば日本みたいに金融政策に引っ張られる場合は市場がどう以上に日銀の政策論の予想もあるため複雑です。

実際、国債のイールドカーブは景気の変化を反映して先に動くとされるのは、ようするに現在の市場がどうなってるのかをただ表すのではなくて、現在の市場や金融政策をベースに参加者がどのように市場予想するからと言う訳です。つまり、イールドカーブは様々なものの結果であり、逆イールドカーブだから景気が悪いなどの一義的決めつけは本末転倒な議論です。

ちなみに、デフォルトの場合も金利は上がりますが、その場合は短期長期関係なく金利があがります。それらは当然完全に独立して動くわけではないですから、デフォルトまでいけばもはやイールドカーブ云々では議論しきれません。
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