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一ヶ月くらい前だったと思います、「オーストラリアが日本の捕鯨について国際司法裁判所に訴えた」というニュースを見ました。あれはその後どうなったのでしょうか。ニュースにならないということは、今はまだ(争うかどうか)協議中ということなのでしょうか。

日本がIWCの決定に反して捕鯨をしているのであれば、その点を訴えられて、結果的に敗訴することも考えられますが、ニュースを見た限りでは、オーストラリアは捕鯨そのものの不当性を訴えてるようでした。だとすると日本が負けるとは考えにくく、しり込みする理由もないと思うのですが…。それとも何かやましいことでもあるのでしょうか。

もしくは私が知らないだけで、話は進んでいるのでしょうか?

A 回答 (2件)

・現状は、>今はまだ(争うかどうか)協議中ということなのでしょうか


 の状態です、裁判開始の条件が整っていない状態
・オーストラリアが訴えた内容は、国際捕鯨取締条約の8条違反です
 8条には特例として科学的調査捕鯨に関しては認めていますが、
 オーストラリアは日本の調査捕鯨は、その実状は商業捕鯨であるから条約違反との訴えです
・日本が危惧しているのは、実際に裁判が始まった場合、訴えのある調査捕鯨について、判決が出るまで一時停止の指示が出る事・・判決が出るまで(数年かかる?)調査捕鯨が出来なくなる事です
 
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この回答へのお礼

裁判になると調査捕鯨ができなくなるとは知りませんでした。だとすると、日本としては裁判になることは避けるのではないでしょうか。せっかく何十年もかけて研究を続けてきたのに、それを(一時的にしろ)止めてしまえば、研究データの価値が損なわれることになってしまいますから。

それで思いついたのは竹島の問題です。捕鯨問題の論理を適用すれば、竹島をすでに実行支配している韓国は裁判になった場合、竹島から一時的にしろ出て行かなければならないことになりますね。そう考えれば韓国がこの問題で国際司法裁判所に出てこないのも理解できますね。

ありがとうございました。

お礼日時:2010/06/23 06:57

>もしくは私が知らないだけで、話は進んでいるのでしょうか?



話は、全く進んでいません。
そもそも、オーストラリアが提訴したのは「国内問題」が原因です。
質問者さまはご存知か否か分かりませんが、オーストラリアでは「間もなく総選挙」があります。
国会議員としては、(日本の民主党と同じで)選挙に勝つ事が(国家議員の)目的です。
国際司法裁判所への提訴は、一種の選挙運動に過ぎません。
真面目に捕鯨を非難すれば、逆に「毎年数十万頭のカンガルーを虐殺している事実」が問題になりますからね。
オーストラリア政府の言い分は「増えすぎたカンガルーの適正な処分で、殺害方法もカンガルーが苦しまない用に国が定めた駆除(殺害)方法で殺している。だから問題ない」との事です。
「カンガルーは殺しても良いが、鯨を殺す事は認めない」は、通用しません。

また、国際司法裁判所は「提訴した国に対して、訴えられた国が同意しなければ、裁判は開かない」のです。
オーストラリア政府が日本を訴えても、日本政府が「裁判にそぐわない」と判断すれば、裁判にはなりません。
似た例で、竹島問題があります。
日本政府が韓国を訴えても、韓国は「司法にそぐわない」と国際司法裁判所への提訴を拒否しています。
こちらも、一度も国際司法裁判所での裁判が始まっていません。

どのみち、オーストラリアの選挙運動に過ぎません。
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この回答へのお礼

選挙ですか。なるほど。それはあるかもしれませんね。

ありがとうございました。

お礼日時:2010/06/23 06:58

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