夏が終わったと感じる瞬間って、どんな時?

音読、訓読、意読について

文科省の常用漢字の読みに従えば
例えば「出」は
音・・シュツ、スイ、
訓・・でる、だす
になっています。

しかし、国語辞典を見ると
「いづ」の見出しに「出づ」、「いだす」には「出す」と
書かれています。
「いづ」「いだす」は意読と考えてよいでしょうか。

A 回答 (3件)

訓読は全て“意読”です。


「義読」と言ったほうがいいでしょうが。
字音ではなく字義によって読むからです。
『常用漢字表』にある訓は、数ある訓のうち使用頻度の高いものを選定し、それ以外は仮名書きにするという趣旨によるものです。
「おもう」「わかる」は「思う」「分かる」と書くこととし、「想う」「解る」とは書かない。
ということです。
「想」「解」にはそれぞれ「おもう」「わかる」という訓がちゃんとあります。
「想う(おもう)」「解る(わかる)」はごくまっとうな訓読です。

繰り返しますが、「訓読」ではない“意読”が存在することはありません。
ちなみに「何卒(なにとぞ)」「折柄(おりから)」などの表記は“当て字”です。
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こんにちは。



1.
「出る」(でる)にそのまま対応する古語(文語)は、「づ」(出)です。
でず でたり づ づるとき づれば でよ
(出ず 出たり 出 出るとき 出れば 出よ)

2.
「出でる」(いでる)にそのまま対応する古語(文語)は、「いづ」(出づ)です。
いでず いでたり いづ いづるとき いづれば いでよ
(出でず 出でたり 出づ 出づるとき 出づれば 出でよ)

3.
「出だす」(いだす)にそのまま対応する古語(文語)は、同じく「出だす」です。
いださず いだしたり いだす いだすとき いだせば いだせ
(出ださず 出だしたり 出だす 出だすとき 出だせば 出だせ)

つまり、古語においては、


い・づ
い・だす
という訓読みがあると考えてよいです。

ちなみに「意読」という用語を使う人は、ほとんどいないと思います。
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 「いず」(自動詞)「いだす」(他動詞)は「でる」「だす」の古い言い方ですよね。

同じ漢字が使われたが言葉が代わって行った、

 実質的には、歴史的な「訓」ですね。名前はどうでもいいですが、
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