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オルトフォンのカートリッジの魅力
とは、どの様なものなんでしょう。

現在、「AT-OC9ML/II」と「AT-33PTG」を所有しています。
理由は安いからです。

そこで気になるのがオルトフォンのカートリッジです。
SPUシリーズは中音域の厚みが魅力的で、クラッシックをラックスマンのアンプとタンノイのビンテージスピーカー(スターリンなど)で鳴らすイメージがあります。

私の好みからすると、アナログならではの滑らかさは「AT-OC9ML/II」が得意で、「AT-33PTG」はくっきりした音だと感じています。

フォノイコライザーアンプはアキュフェーズのプリアンプ「C-2000」のスロットに「AD-20」を差して聴いています。

この組み合わせだと、オルトフォンカートリッジを使うには「AD-20」を取り出して、インピーダンスを切り替える必要があるので、使い勝手が悪すぎます。

もし、オルトフォンがスピード感を求めず中音域の充実だけが魅力的であれば「AT-OC9ML/II」で良いと思うのですが、LP再生はもっぱらオルトフォンという方がいらっしゃると聞くと、オルトフォンが気になって仕方がないです。

そこで、「AD-20」をもう1枚買って、ケーブルを差し替えて、オーディオテクニカとオルトフォンを使い分けても良いかな、とも思うのですが、さすがにカートリッジの試聴は出来ないので、気になって仕方がありません。

試しに買えば、と言われそうですが、オルトフォンは高額なので、購入まで至っておりません。

オルトフォンの安いMC型カートリッジはあまり買う意味が無いような気がするので、思い切って10万円単位のを買って、それ一本にしても良いかなと思っています。

聴くジャンルはバッハを中心としたクラッシックですが、時々フュージョン、ジャズも聴きます。

試聴出来ないので、もしオルトフォンでアナログを楽しんでいらっしゃる方がいたら、どんなところが魅力的なのかを知りたいです。

私にとってかなりの出費となるので、主観で結構ですので、その魅力を教えて頂きたいです。

A 回答 (5件)

高価なプリをお使いですね。

しかもオプションのAD-20も6万くらいでしょ?
オルトフォンは高価と仰せですが、お持ちのアンプなどに比べれば微々たるものでしょう。

確かにオルトフォンはクラシック向きと言えます。往年のラックス(38FD)、タンノイ(IIILZ)との組み合わせはベテランのオーディオファイルをして「黄金の組み合わせ」などと言われていました。そう、いぶし銀のような・・・表面的ではない深く味わいのある、伴侶として長く付き合っていくことの出来る音です。

このカートリッジは所謂オルトフォン型と言われる高出力MCで(DENONのDL-103などもこのタイプ)、ヘッドアンプや昇圧トランスなしでもMM入力で使えます。音質・S/Nの点からもむしろMMダイレクトの方がいいでしょう。尚、ここが重要ですが針圧も重めで本体の自重もかなりありますから使用するトーンアームは限定されます。ヤワなユニバーサル・アームではダメでオルトフォン製かSME(3009、3012)がお奨めです。
また、ターンテーブルもガラード(301,401)やトーレンス、旧DENON(DP-3000)などがベストです。
やはり、このカートリッジを使いこなすには周囲機器もそれなりの格が要求されるのは仕方のないことかと。

現在、SPUシリーズは特別仕様のものばかりが販売されており軒並み高価です。AD全盛期にはオリジナルのラインナップが多数あり(SPU-A,SPU-AE,SPU-G、SPU-GT、SPU-GE,SPU-GTE)、値段も3万円台~(当時)でした。現在ではネットオークションなどでこの頃の製品を比較的安値で求めることができます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>お持ちのアンプなどに比べれば微々たるものでしょう。

いえいえ。中古を長期ローンを組んでやっと買えました。

普段はSACDのマルチチャンネルを聴いています。時々レコードも聴きたくなることがありますが、正直な話アナログは、はまると底なしの世界なので躊躇しています。

>確かにオルトフォンはクラシック向きと言えます。

やはりそうですか。

>ベテランのオーディオファイルをして「黄金の組み合わせ」などと

そうらしいですね。だいぶ前に、良い意味で、聴いてて眠くなるので気持ちの良い音だと感じました。

仕事から疲れて帰ってきて、ストレス解消目的で大音量で音楽を楽しみたいので、クリアな音が好きです。
その意味でレコードにもクリアさを求めてしまいます。

>オルトフォン製かSME(3009、3012)がお奨めです。

う~、憧れます。眺めているだけで幸せな気分になります。

>、ターンテーブルもガラード(301,401)やトーレンス、旧DENON(DP-3000)など

アイドラー式、ベルト式は機械的には色々不利な面があると思います。ダイレクトドライブにも問題はあるでしょうが、ご紹介のDP-3000なら個人的に安心して使えそうです。

>やはり、このカートリッジを使いこなすには周囲機器もそれなりの格が要求されるのは仕方のないことかと。

確かにそうですが、デッカに比べればそれほど難しいとは思わないですが。

逆に言うと、SPUはポテンシャルが高いので、これだけのこだわりアーム、ターンテーブルだと、それを引き出すことが出来るとは思います。

私のプレーヤーは一体型の安物ですが、重いカウンターウェイトに交換できるので、トライしたいところですが、スタイラスの状態が分からないので中古は避けています。

jupitanさんお陰で、MMダイレクトという方法が出来ることが分かったので、自分なりの事業仕分けで「アナログ」は削減対象に入れないようにしたいと思います。

ベテランの方が回答を下さったことに感謝致します。

お礼日時:2010/07/01 22:43

ふたたび iBook-2001 です♪



お礼を書き込みいただきありがとうございます。

個々のサウンドは様々ですが、オルトフォン全般として、他社のサウンドから「重厚」「腰が重い」と表現したまでで、「フージョンには合わない」とは言い切れませんよ。

さらに、#2、#3回答者様のご意見でも、私の表現を大きく否定したり、肯定されていないのは両回答者様もきっと個性とメリット/デメリットをご理解されている、高度なオーディオファンかと思います。(私のような若輩者が生意気発言、申し訳ございません。)


軽妙なノリを重視し、奏者の個性を引き立たせた演奏が多いフージョン系ですが、重厚で腰が重いサウンドにより、より奏者の個性が引き立ったり、楽曲の深みが出たりする場合も有ります。当然ですが、聴く人の好みと合わなければ、「鈍重」とか「暗い」と感じてしまう場合も有るでしょう。

自動車ですと、低速回転でトルクが大きいディーゼルエンジン、最高回転域だけ良いF1カー、一応は燃費が良いハイブリッド車も10年使うとバッテリー交換等で維持費が想像出来ない車、、、等 どれが良いかと一言で片付けられませんね。

なお、カートリッジのインピーダンスは設計理念と構造から来る物で、高低の数値で良い/悪いと言う部分はございません。ただ、適切なマッチングが出来た時に最適な環境に成りますのでプリアンプやトランスなどの組み合わせで評価は微妙に変わってきます。

しかも 聴いた人の好みによる微妙な評価でしょうからね。

サウンド傾向を確認する為に、安価なオルトフォン製品を試されてはいかがでしょう。
まぁ、一気に高価な製品を導入したら、本来の性能が発揮出来るように他の部分も改善したり等のメリットも得られるかもしれません。


カートリッジやスピーカーって振動と電気の変換部分ですから、音質的に非常に大きな変化をもたらす部分でもありますし、かなりローテクな部分で職人技やメーカーポリシーがまだまだ活きている部分ですので交換して違うサウンドを「楽しむ」位のおおらかな楽しみ方も良いでしょう。
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この回答へのお礼

再びこんにちは。

>「フュージョンには合わない」とは言い切れませんよ。

う~ん。例えばフュージョンのノリの良さをSPUで表現出来るか、疑問です。
でも、この点はあくまでも私の思い込みなので、

>重厚で腰が重いサウンド

のフュージョンも面白いかもしれないですね。パーカッションの、はじける感じはどうなるか、興味はあります。

>高度なオーディオファンかと思います。

私も本当にそう思います。よくご存じなだけに、簡単に「これが良い」とはっきりとは仰りませんから。
 話がそれますが、最近、単純に簡単に、失敗をしたくない、という傾向が強くなっている気がします。
ベテランの方は何度も失敗を経験して、オーディオを趣味として深く追求なさっているのでしょうから。

>カートリッジのインピーダンスは設計理念と構造から来るもので

オーディオ雑誌でインピーダンスが低いのに出力電圧が高いことを売りにしているのがあったので、誤解していました。

>安価なオルトフォン製品を試されてはいかがでしょう。

実は「2Mブルー」というMMが実につまらない音で、やはりオルトフォンは高級機でないと、本来の良さは出せないのかと思っています。

>交換して違うサウンドを「楽しむ」位のおおらかな楽しみ方も良いでしょう。

おおらか、というか、オーディオテクニカがハイインピーダンスで、オルトフォンがローインピーダンスなので、いちいちフォノアンプを引き出して、ディップスイッチを切り替えるのが面倒なのです。オプションボードですから、頻繁に引き出したり、挿入したりするのは、良くないと思っているからです。音も気に入っています。

私が色々ゴタゴタ言ってしまって、不快感を抱いたかもしれませんが、新しいカートリッジで未知の音を楽しみたいし、決定打も欲しいという我が儘からなので、お許しください。

蛇足ですが、1981、1982年のオーディオフェアの特別企画のレコードが、フュージョンが好きになった原点です。

クラッシックは「イムジチの四季」が原点です。

お礼日時:2010/06/30 22:46

33ML/OCCとSPU Classic G を使用したことがあります(SPUは針交換時期)。


33ML/occは明らかにfバランスが中高域よりで細見でした。SPUはバランスが良く
DL103よりさらに深く濃い音が出ました。状態の良い盤の入手が難しいので私は
レコード再生でのHiFiを追及していません。
 といっても、SPUはかなり重くアームの性能に相当依存します。
 また、AD-20を買い増すくらいなら、外付けフォノイコライザーか MM入力に昇圧トランスを噛ましたいところです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

行きつけのオーディオ店の馴染みの店員さんが「Cadenza Black 」(225,000円)を買ったそうで、あなたも如何ですか、と勧められているのです。じゃあ、試聴させて、と聞くと、「無理」って、、、
その店員さんはSPUは

>深く濃い音が出ました

と、didenkoさんと同じ感想でした。ただ、フュージョンのスピード感は無理、と言われてます。

>外付けフォノイコライザー

本当はアキュフェーズの「C-27」が欲しいのですが、パソコンも新調したいし、デジタルテレビも欲しいし、、、と予算の当て方で困っています。

>DL103より

これも持っていたのですが、色々デンオン(デノン)のカートリッジを試してみた後、オーディオテクニカに乗り換えて、今、買っては売ってを繰り返すのがイヤになり、決定打が欲しいと思っています。

お礼日時:2010/06/30 22:02

オールマイティという意味ではオルトフォンはいい選択だと思います。

ただし固有の音色やひずみがありますので、どれでもというわけにはいきませんよね。たとえば「AT-OC9ML/II」と「AT-33PTG」ですが何曲か聞いていると33PTGのほうに若干のひずみが感じ取れます。たぶんこのことがくっきりとした音として感じ取れるのではないでしょうか?
もし、スターリンで聞かれているならむしろスピーカーのひずみのほうがはるかに大きく一見、元気で明るく、くっきり感が味わえます。しかしそれはまやかしとでもいましょうか、本来の美しく澄んだ音ではないと思います。
私は、デッカ(MC)、シュア(MM)、オルトフォン(MC)を選んでいます。
歳をとったせいか高音の聞きわけが少し衰えてきてるように思えておりますので、細かいインプレッションは控えます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>何曲か聞いていると33PTGのほうに若干のひずみが感じ取れます。
>たぶんこのことがくっきりとした音として感じ取れるのではないでしょうか?

鋭いご指摘です。フュージョンは電子楽器中心か、生楽器でも加工してある場合が多いので、クラッシック演奏家からすると、「雑音」というと言い過ぎですが、歪んで聞こえるらしいですね。
そのせいか、クラッシックを33PTGで聴くと疲れます。

>スターリン・・・本来の美しく澄んだ音ではないと思います。

質問の例えとして、ラックスマンのアンプとタンノイのビンテージスピーカーをあげましたが、私の好みと反対です。控えめな音量で休日に終日、音楽に浸る人をイメージします。

私は仕事の後、比較的短時間に大音量で音楽を聴いてストレス解消をする聴き方です。スピーカーはB&Wの900シリーズなので、タンノイのビンテージスピーカーとはかなり傾向が違いますね。

>デッカ

!!nokataさんはかなりのこだわり派と拝察致します。凄いですね!!使いこなせているということはプレーヤー、アームにも凄いのを使っているのでしょう。

>歳

いえいえ。その分経験がお有りですから、大変参考になります。

あ~「デッカ」。憧れますが、私のシステムと腕では導入出来そうにないです。
そういう意味ではオルトフォンが無難でしょうか。

お礼日時:2010/06/30 20:57

はじめまして♪



かなり古い記憶ですが、小中有学生の頃に近所の歯科医がオーディオ好きで、父も好きだった為に一緒に聴きに行った事が何度もありました。
 当時の歯科医さんは、ジャズ一辺倒でしたが、当時有名メーカーのカートリッジはほとんど購入していて、各メーカーの一番安い方で球数が売れている製品を試聴機としていましたよ。

その後、中学生に成った時だったかなぁ? シュア、グレース、サテン、オルトフォンは要らないからって貰いましたぁ~~~♪

シュアは95、グレースは8、サテンは21、オルトフォンは20でした。

大学時代にテクニカ製品も購入しましたが、ご質問者様の所有からみますとず~~~っと下のMCとVMです。

絶対的に何が良いと決めつけないで、音が違うのが楽しい方向ですから、以前はオルトフォンも4台利用していましたが、イコール価格差では無い良い面が有りますね。

アナログレコード再生をしばらく行っておりませんが、小学生の頃からいまだに続いているのはスピーカー工作です。

バッハと言ってもいろんな曲が有りますが、重厚感重視ならオルトフォンのカートリッジも良い選択ででしょう。 個人的な感想では少々腰が重いように思いますので、軽妙で先読みしたいような音を楽しみたい時には他のカートリッジを使っていたように思います。

DJのスクラッチにもオルトフォンやシュアは有名高級ブランドですが、サウンド傾向は大きく違うようです。

傾向的な部分は大衆用の販売量が多い機種で、、と言う私にとって大先輩(故人ですけれど)の言葉を元に、安価な製品をいろいろ試している私にはご質問者様にとって参考に成らないかもしれませんが、こんな人も居ると言う一例ですよ(~o~)

ほんと、具体的な回答じゃなくてゴメンナサイ。
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この回答へのお礼

iBook-2001さん、いつもありがとうございます。

>重厚感重視ならオルトフォンのカートリッジも良い選択ででしょう。
> 個人的な感想では少々腰が重いように思いますので、軽妙で先読みしたい
>ような音を楽しみたい時には他のカートリッジを使っていたように思います。

う~ん。そうするとバイオリンの弦のツヤの表現とかはどうなんでしょう。このへんは結構こだわっているので、、、キツイのはやだし、まろやかすぎも好みではありません。

ある程度歳を重ねると高音域が聞こえにくくなる分、中音域の感度が重要となって、それゆえにオルトフォンに好感触を持つ、と勝手に思っています。

そうするとフュージョンは無理ですよね。

全ジャンルに対応出来て、カートリッジを交換しなくても済むようにしたいのですが、無理でしょうか。

最近のレコードプレーヤーを見ると、ユニバーサル?でなく、カートリッジを交換出来ない(ネジを外して、リード線を抜かなければならない)タイプが多いので、そういう人は最終的にどんなカートリッジを使っているのかが気になります。

iBook-2001さんのご回答からすると、オルトフォンにこだわることはない、という印象を受けました。他にもっと良いカートリッジがありましたら紹介して頂きたいです。(勿論、好みの問題であることを承知の上です)

あと、オルトフォンのカートリッジがかなり低インピーダンスであることは良い意味なのでしょうか?

お礼日時:2010/06/30 07:10

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