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蛙の育て方
 庭の手水鉢に毎年夏、殿様蛙(と思います)が4~5匹来るのを見て楽しんでいましたが、今年は見えずに残念に思っていたところ最近小さい雨蛙が5~6匹来ます。全国的に蛙が減っていることを聞くにつけても、できれば毎夏絶えることなく来てくれればと思っているのですが、どんなことに注意したらいいでしょうか。秋以降は毎年来ません。
 環境は手水鉢の水の部分の直径約50センチ、最水深約15センチ、水道水を常時わずかに入れ中央に水草の鉢を入れていますが、年に3~4回は水替えして鉢を洗っています(蛙の卵等を見たことはありません)。庭は約50坪、皐月やその他の樹木、茗荷畑等で、他に水溜まりや流れはありません。家の周りは家が建て込んでいて、一番近い田んぼまで約50メートルです。冬季は気温がマイナスになり、地表は凍結しがちです。
 この蛙たちはどこから来るのか、庭で越冬しているのか、寿命はどのくらいなのか等も疑問に思っていますが、手水鉢の水替えの注意等も合わせ、教えていただければ有り難いです。
 

A 回答 (1件)

蛙は50メートルくらいの乾燥地でも移動できます。


春先に田の水たまりで産卵ふ化して、この時期昆虫が少なくなった田圃から餌を求めて移動してきたのかも知れません。
特に雨蛙は樹上で生活でき、昆虫を補食するのが得意ですから、樹木がある庭は良い環境と言えるのでしょう。
ただし、水辺の有る環境は絶対必要ですから、手水鉢に姿を見せるのは納得できます。
冬は地面に潜って冬眠し、春になると産卵場所である田圃に移動し、オタマジャクシから蛙になって又戻ってくる物と思われます。

手水鉢に1年中水を入れてあっても、卵を産んでオタマジャクシを育てるにはいささか小さすぎて、蛙としては近くの田圃を産卵場所として移動するのでしょうね。
さらに、手水鉢であるだけに綺麗に掃除をすることによって、水中の藻やそこに住む微生物なども居なくなって、オタマジャクシが成長するための餌が無いことも産卵してくれない原因でしょう。
出来れば、夏場も樹木に散水して十分な湿り気を与え、有る程度の広さの水たまりを確保できれば、来年は庭で産卵して繁殖してくれるかも知れません。(ただし、ボウフラなどが住み着く悪影響も)

さらに、その水たまりの上に樹木が覆い被さるような状態で有れば、モリアオガエルが住み着いてくれるかも知れません。
モリアオガエルは、樹木の下に小さな水たまりが有れば、樹木の葉っぱに産卵し、オタマジャクシは下の水たまりに落ちて成長します。
春先、近くの森の水たまりの上を観察すると、葉っぱに石けんの白い泡の様な固まりを見つけることが出来ます。
葉っぱ毎ちぎり取ってきて、手水鉢などの水の上に設置しておくと、その水たまりの中で育ったオタマジャクシが庭に住み着いてくれるかも知れませんよ。

日本雨蛙。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%9B% …

モリアオガエル。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%AA% …
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。雨蛙の生態がよくわかりました。庭に水溜りを作ることは無理かと思いますが、水遣りを多くしたりして楽しみに見守りたいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2010/08/07 08:44

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