ちょっと先の未来クイズ第4問

皆の温暖化防止戦略。・・・・・・・科学者の間では、人類後、60年と囁かれています。現在上空にある二酸化炭素は、第一次大戦のものとされています。今から直ちに排出をストップしても最低100年間は、二酸化炭素が上昇を続けます。緑を植えても夜には、植物というものは、二酸化炭素を出します。植物効果わずかでしょうか。東南アジアの雨季の水を利用した、サハラ砂漠・アラビア砂漠・中東の沙漠・中央アジアの砂漠に何千・何万という人工の湖を造ればどうでしょう。そうすれば、気候も変わり、湖の近くには、森林やささやかな畑が出来るかも知れません。アフリカのチャド湖も復活するでしょう。これからの食糧不足・水不足に貢献できるような気がします。パイプラインを東南アジアからアフリカ・中国北部・イラン等に伸ばし(動力源は、ソーラーパネル)、世界中で抵抗運動しては、どうでしょう。  

A 回答 (5件)

「人類はあと60年で滅亡」というのは悲観的すぎる観測です。

炭酸ガスが吸収できる15μmの波長では、地球放射と大気放射が同じ値で、炭酸ガスによる温室効果は既に目一杯発揮済ですから、濃度の上昇による温暖化は起こりません。
http://www.asahi-net.or.jp/~rk7j-kndu/kenkyu/ke0 … 近藤純正先生のHPの図 3.5
http://www.aist.go.jp/ETL/jp/results/bulletin/pd … 大気放射スペクトル測定例

1896年にアレニウスは炭酸ガス濃度が2倍になると気温が5~6度上昇すると主張しました。1865年に炭酸ガスが温室効果ガスであることを発見したチンダルが、1900年頃に実験で炭酸ガス濃度を2倍にしても炭酸ガスによる吸収が増えないことを明らかにし、温暖化炭酸ガス原因説を既に論破しています。
当時の炭酸ガス濃度でも既に炭酸ガスによる赤外線の吸収は飽和していて、それ以上に濃度を高めても吸収は増えず、温室効果も高まらないということです。

温暖化炭酸ガス原因説では、炭酸ガスには温室効果があり、現状よりも濃度が高くなると、炭酸ガスによる地表からの放射の吸収が増えて、地球から宇宙に出て行く放射が減少するから、温度が上昇すると説明されています。
 しかし、炭酸ガスに温室効果がある所までは合っていますが、その後の部分は間違っています。炭酸ガスは、地表からの地球放射のうち、吸収可能な波長15μmの赤外線をものすごく強く吸収します。わずか1mで9割以上、5mで98.4%、10mでは100%吸収します。
http://www.sundogpublishing.com/fig9-13.pdf 1mの空気柱の赤外線吸収率(Petty)
 現在の炭酸ガス濃度は390ppmですから、わずか百分の1の3.9ppmしかなくても、波長15μmの地球放射は1000mの高さまでで全部吸収されてしまいます。ということは、温室効果の大きさはゼロと3.9ppmの間には明らかな差がありますが、3.9ppmと産業革命前の濃度280ppmとの間、280ppmと現在の390ppmの間、390ppmと2倍の780ppmの間に温室効果の差はありません。

「森林を増やしても炭酸ガス濃度を下げる効果はわずか」というのは同意できます。一時的に森林の成長過程で幹に炭水化物の形で炭素を蓄えますが、木は寿命を迎えると枯れて倒れ、微生物やシロアリに分解されて跡形もなくなります。土の中の腐植も長い年月の間に分解されてしまいます。伐採されて建材として利用されても老朽化して建物が取り壊されたら、廃材は焼却処分されてしまいます。正味の削減に貢献するのは沼地に埋没して嫌気条件で腐らずに堆積し、遠い将来に石炭となるものに限られます。

「東南アジアの雨季の水を利用した、サハラ砂漠・アラビア砂漠・中東の沙漠・中央アジアの砂漠に何千・何万という人工の湖を造れば」というのは東南アジアから中東の砂漠まで長大で巨大な水路を建設しなければならず、建設コストは莫大にかかりますから、コスト的に全く無理です。また、河川には水利権というものがあり、既に水を利用している人々の同意がいります。取水後でも下流の利用者のために一定以上の流量を確保しなければなりませんから、さらに利用できる水は洪水で無駄に海に流出する水が中心になり、巨大なダムを上流に多数造る必要が出てきます。ということで、ますますコスト的に無理ということになります。
「送水のための動力源は、ソーラーパネル」というのもコストの視点が欠けています。太陽光発電は火力発電の5倍のコストがかかり、経済的に引き合いません。家庭用太陽光発電の場合でも、原価償却に20年以上かかり、通常の装置類の耐用年数の7年とか10年を超えてしまっています。

温暖化は炭酸ガス濃度の上昇によるものではなく、1900年代後半の、8000年ぶりという極めて活発な太陽活動による自然現象です。過去400年で見ても1900年代後半の太陽活動は最も活発です。太陽活動の気温への影響のタイムラグ(時間的遅れ)は15年位であり、太陽活動の低下の影響は2015年頃から出てきます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E9%99%BD% … 太陽変動 
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1% … 400年間の太陽黒点数の推移

20世紀の太陽活動の変化による光の強さの変化は0.2%ですが、0.3度前後の温度上昇をもたらします。過去100年の温度上昇は0.7度ですから、これだけでも半分近くを占めます。
http://www.nistep.go.jp/achiev/ftx/jpn/mat009j/p … 元気象研究所所長 柳原一夫氏の報告

また、太陽活動が活発になると、太陽風速度が高まり、大気圏に入ってくる宇宙線が減少して、雲の核が減少し、雲による日射の遮りと反射が減って、地表まで届く日射が多くなりますから気温が高くなります。
これがスベンスマルク説で、IPCCは検討したが十分な証拠がなかったという理由で取り入れていませんが、宇宙線強度と下層雲の量、太陽活動と9000~6000年前のオマーンのモンスーン(降水量)、過去6億年の宇宙線強度と温度には明瞭な相関があり、天文学的要因が気候に大きな影響を与えています。
http://stesun5.stelab.nagoya-u.ac.jp/study/sub8. … 
太陽風速度、宇宙線が気温に影響を与えるメカニズム 
アルプスの氷河は太陽活動が活発な時期に後退し、極小期に前進することを繰り返しています。

http://akumanosasayaki.blog.shinobi.jp/Entry/37 
http://www.envi.osakafu-u.ac.jp/atmenv/aono/CliH …
太陽活動が不活発だった極小期はいずれも寒冷な気候となり、京都のヤマザクラの開花が遅れていることからも、太陽活動と気温の密接な関係がうかがわれます。

http://www.mission-k.net/globalwarming/cosmicray … 
オマーンのモンスーン(降水量の指標)と太陽活動に非常に密接な相関
http://file.akumanosasayaki.blog.shinobi.jp/43b8 …
過去6億年の宇宙線強度と海水温に密接な関係
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>砂漠に何千・何万という人工の湖を造ればどうでしょう。


既に回答が出ていますが、他所から水を持ってくると、今度は持っていかれた方が水不足になります。
現在、砂漠で大規模プランテーションを行い、緑化とそれによる収益を狙った
施設が造られる様になってますが、水源を地下水に求めた結果、
地下水が枯渇しかかったりして他所の地下水をも使用した為にそっちまで水不足になって・・・
といういたちごっこが始まってしまっていたります。
>森林やささやかな畑
砂漠上でそういう物を本格的に造るには、出来立て熱々の溶岩でも一帯に流し込み、
土質を有史以前の状態にまで半強制的にでも回復させるしか、もはや手はありません。
地球上でテラフォーミングする覚悟と予算等があれば、良いのですが・・・・
エジプト等では土地は所有するもの。という概念がなく、緑化運動も区切るな、
手を付けるなとか言われて(考古学的にも)思う様に進んでいないとか。
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メコン川の記事


※メコン川流域で干ばつ被害 下流諸国「中国のダム原因」
http://www.asahi.com/international/update/0403/T …
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この回答へのお礼

中国は、確か、北へ水路を造っているらしいからね。ガンジス川やカスピ海、ナイル川から少しずつ頂くしかないのでしょうか? 枯れないかな~。  ありがとう。

お礼日時:2010/08/22 21:42

なんか多く勘違いされているので補足します。


現在のCO2パーセントでいうなら
 自然の排出が96% 人間が4%
そして自然が吸収するCO2は98%です。

 つまり人間が輩出する4%を2%に減らそうというのが今の対策案
ただ、逆にいうなら自然環境の緑を4%ほど増やせば解決します
 つまり
>植物効果わずかでしょうか
 ってのは事実とは違います

>何千・何万という人工の湖を造ればどうでしょう
 なら砂漠化が広がります
 中国は水不足の為メコン川上流に大量のダムを建設しました。その結果東南アジア下流のメコン川下流では緑が急激に失われています

>気候も変わり、湖の近くには、森林やささやかな畑が出来るかも知れません
 ダムをつくれば、そのぶん緑は失われCO2が増えますよ。
  例えばブラジルではエコが叫ばれて(前の石油価格高騰が原因です)原料となる大量のサトウキビ畑が作られました(無論アマゾンを切り開いてです)
 つまり、エコを推進した結果エコが破壊された有名な例です。
 貴方は自然破壊守るために、自然破壊をしようとしているにすぎません

 第一温暖化が進めば緑は勝手に増えます
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_ar …

 
 第一ソーラパネルは建設材料と耐久コストを考えれば、石油を中心とした石油燃料より効率が悪のです。
 分かりやすく言えば、燃料代が安いからといって車を毎年買い換えるようなものです。
貴方が本当に温暖化防止したいなら『必要な物は買わない、そして買ったら最後まで使い切る』これが大切です。
 質問者は間違ったマスコミの、偽エコに毒されすぎです。
 
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環境問題は非常に大きな問題です


国一つの力ではどうしようもありません
なので、環境問題対策には政治が絡んでくるのです
だから、方法はあるのになかなか動かないんです
あなたがおっしゃっていることもとても効果的だと思います
内容には賛成です
しかし、砂漠に湖を作るとなると莫大な資金と人間が必要になりますよね?
その資金源と人間は誰が負担するのかという問題が出てくると思います
その砂漠を保有する国に負担させるとなると、その国はおそらく反対します
儲けの無い労働を国民に強いると独裁制の色が強くなります
さらに、維持はどこの国がするのか
その土地を保有する国に負担させるとするならば、その国だけはずっと負担を続けることになります
そうすると戦争にもなりかねません。戦争すれば、また二酸化炭素が大量に排出されます

このように、環境問題は解決策があるにもかかわらず実行できない、ということが多々あるのです
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この回答へのお礼

皆で頑張るしかありませんね。よそが助けなければ自分たちに災難がという感じにもなりますし、後の湖からの環境利益もあり、そんなに嫌がる国はないかと・・・・。パイプライン、殆ど水のない地域です。戦争ケースは、注意が必要ですね。   助言、ありがとう。

お礼日時:2010/08/22 21:58

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