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クワガタ飼育等のガラス瓶とプラスチック製クリアボトル
クワガタ飼育等に使うガラス瓶とプラスチック製クリアボトルのそれぞれのメリットとデメリットを教えてください。

A 回答 (1件)

>クワガタ飼育等に使うガラス瓶とプラスチック製クリアボトルのそれぞれのメリットとデメリットを教えてください。



もちろん幼虫飼育の場合ですね。総合的にはガラス瓶が良いです。

1.保温性 ガラス瓶は厚みがあり、外部の室温変化を受けにくいです。クリアボトルは薄いので室温の変化がダイレクトに内部に伝わります。特にサナギはボトルの内面に居るので温度変化をもろに受けます。しかも脱皮したてのサナギは急激な温度変化に弱いです。
2.観察のしやすさ ガラス瓶は透明性が抜群でキズがつきにくく、再使用しても蛹室内がよく見えます。 クリアボトルはキズがつきやすく洗っているうちに細かいキズがつき透明性が悪くなります。
また、ガラスビンは内側にマットが付着しにくいので蛹室の内側がよく見えます。
クリアボトルは静電気の影響もありビンの内壁にマットの粉末が付着しやすく、蛹室が見にくいときがあります。
3.騒音 幼虫は必ず飼育ビンの内側をかじります。ガラス瓶の場合はキバが滑って音はしません。しかしクリアボトルは幼虫が内側をかじったときに大きな音がします。またかじるためにボトルの内側がスリガラスのように濁って見えなくなります。特に前蛹初期にはかじりまくるために丁度蛹室ができる場所がスリガラスのようになって中が見えません。
4.価格 小さな種類であれば100円ショップに売っている800cc~1000ccのジャム用のガラス瓶が安く最適です。ニジイロ、コクワ、ノコギリ、メンガタあたりのオス、またあらゆる種類のメスが成虫まで飼育できます。また、成虫になったら、マットを三分の一まで減らしてそのまま飼育できます。
大型種のオスの場合は、蜂蜜用のビンなどが必要ですが、これは2000~3000円とかなり高価です。
金属性のフタにはドリルで直径5ミリ程度の穴を一個空けて通気性のあるバンソウコウで塞ぎます。ダニやトビムシ、コバエの出入りを防ぐために必須です。
クリアボトルは200円程度で1500ccのものが買えますので、大型種の飼育には割安です。最近は使用済み菌糸ビンの空き瓶を使い回す人が多いと思います。
5. 落としたときの安全性 何段にも積み上げている場合、地震などにより落下する危険性もあります。クリアボトルはまず割れませんが、ガラスビンは割れてしまって中の幼虫を死なす危険があります。もちろん地震でなくても手を滑らして落とさないようにしないといけません。

写真は、最下段が100円ショップのガラスビン、その上が1500ccの菌糸ビン(クリア)ですが、オオクワが羽化したら菌糸をすててマットを入れてそのまま成虫飼育しています。その上は800ccのビンです。メスはこのように小型のクリアボトルに住んでいます
上段は種親を飼っているケースです。ガラスビンは万一の落下に備えて下の方に置いています。
「クワガタ飼育等のガラス瓶とプラスチック製」の回答画像1
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この回答へのお礼

回答していただきありがとうございます。以前、菌糸ビン(プラスチック製)の内部に傷がついていたので、なんだろうと不思議に思っていたのですが幼虫がかじったのですね。なぞが解けました。

お礼日時:2010/08/25 21:31

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