この春から経済学部の2年生になり、現在どの科目を履修しようか考えています。その際に疑問に思ったのは、経済史概論と経済学史はどう違うのかということです。学校からもらった授業内容が書いてある冊子を読んだり、ネットで検索したのですが、どちらの科目も歴史系のように思えてしまいます。
どなたか、この2科目の違いと、この2科目の内容を簡単に教えてください。

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A 回答 (2件)

orimotoさんが言われているように、大学の講義名は、高校までのそれとは違っ


て、あまりあてにならないと考えたほうが良いかもしれません。担当の教官によって内容は全くと言ってよいほど異なってきます。
「経済史」とは概して、経済と言うものが、歴史的にどのように展開してきたか、を考える分野です。まぁ、大体が産業革命以降、従って資本主義の発生以降の社会について、経済という側面から考える、という形態をとるでしょうね。ですから、重商主義だとか重農主義だとかいうような、高校で学んだ社会の、経済特化版、といったところでしょうか。「経済学史」は、経済学、つまり経済理論の歴史をみていくものです。経済理論は、現実経済の構造・問題を抽象化して考えるものですから、実証的な性格の有る経済史とは異なります。多くは、アダム・スミスやケインズなどについて学ぶでしょう。学派で言えば、古典派、新古典派、ケインズ派などなど。これに学部1年生のころから親しんでいる人はいないでしょうから、もし、理論に対する予備知識が無ければ、経済学説史の内容は、かなり無味乾燥でおもしろくないと感じてしまうでしょう。逆に知識が多少ともあれば、なんとかなるだろうし、面白いと思います。しかし、経済学部にいらっしゃる以上は、ミクロ・マクロは必修でしょうから、理論は嫌だとか言ってられないでしょうね(笑)。
経済史と経済学史との間には、今述べたように異なる点がありますが、経済理論は、理論家の生きた時代背景も関わってきますから、関わりの無い分野ではありません。二つの講義を受けてみることで、双方の理解も深まるでしょうし、面白いでしょうね。頑張ってくださいね。
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この回答へのお礼

非常に違いが分かりやすかったです!ありがとうございました。

お礼日時:2001/04/16 06:47

科目名を正確に解釈すれば、「経済史概論」は、資本主義の成立から始まって、共産主義の興亡から現代にいたる経済そのものの歴史をのべる、主役は「経済実体」そのもの。

「経済学史」は,アダム・スミスの学説あたりからマーシャルの近代経済学、ケインズやマルクスの学説をのべる、主役は「経済学説」となりますが、実質的中身はほとんど同じでしょ。

そもそも大学はえらそうな科目名をつけますが、中身は先生の得意なことをのべますので、科目名や説明は参考程度にしておいて、実質的になにをのべたのかを、すでに受講した人から聞いた方が正確です。面白かったかなどもね。
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Q経済史について

現在大学1年で、経済史の授業を受けているのですが、授業を聞いていても全然理解できず、自分の書いたノートを見てもさっぱり分かりません。さらに教科書もないので、どうしようもありません。そこで、経済史の本を買おうと思っているのですが、経済史が苦手な人でも理解できるような本を知っている人はいませんか?できれば普通の本よりも、教科書や参考書みたいな本の方がいいのですが。

Aベストアンサー

大学に勤めている事務職員です。
多くの大学では、「シラバス」とか「講義概要」と呼ばれる、年間の授業の計画(内容を細かく記載したもの)を、聴講手続き前に配布したり、ネットで閲覧出来るようにしています。それに、購入すべき教科書や、読むべき参考書が掲げられている場合があります。まず、それを、見てください。

個人的な意見なのですが、経済雑誌が毎年、多数の経済学者やエコノミストに、経済書のアンケートをとるという企画があり、「経済史」の本もいくらかあるようなので、参考にしてください。ただ、ANo.1の方のおっしゃるように、その授業にピントがあう本を選ばないと、失敗する可能性が高いです。

http://www.geocities.jp/uwasano/touyou-keizaisyo2002-2.html
「2002年ベスト経済書100」(週刊東洋経済) 第14位
『経済史の教訓 危機克服のカギは歴史の中にあり』岡崎哲二著(ダイヤモンド社)

http://www.geocities.jp/uwasano/touyou-keizaisyo2003-2.html
「2003年ベスト経済書100」(週刊東洋経済)第21位
『経済史入門 経済学入門シリーズ』川勝平太(日本経済新聞社)

http://www.geocities.jp/uwasano/keizaisyo2000.html
「2000年ベスト・オブ・経済書」(週刊ダイヤモンド)
第29位『現代日本経済史 岩波テキストブックス』橋本寿朗(岩波書店)
第48位『近代日本経済史』橋本寿朗、大杉由香(岩波書店)

http://www.geocities.jp/uwasano/keizaisyo2003.html
「2003年ベスト・オブ・経済書」(週刊ダイヤモンド)
第22位『経済史入門 経済学入門シリーズ』川勝平太(日本経済新聞社)

http://www.geocities.jp/uwasano/keizaisyo2005.html
「2005年ベスト・オブ・経済書」(週刊ダイヤモンド)
第16位 『コアテキスト経済史 ライブラリ経済学コア・テキスト&最先端〈7〉』岡崎哲二著(新世社)

http://www.geocities.jp/uwasano/keizaisyo2006.html
2006年「ベスト経済書」(週刊ダイヤモンド)
第40位『近代大阪経済史 大阪大学新世紀レクチャー 』阿部武司(大阪大学出版会)

大学に勤めている事務職員です。
多くの大学では、「シラバス」とか「講義概要」と呼ばれる、年間の授業の計画(内容を細かく記載したもの)を、聴講手続き前に配布したり、ネットで閲覧出来るようにしています。それに、購入すべき教科書や、読むべき参考書が掲げられている場合があります。まず、それを、見てください。

個人的な意見なのですが、経済雑誌が毎年、多数の経済学者やエコノミストに、経済書のアンケートをとるという企画があり、「経済史」の本もいくらかあるようなので、参考にしてください...続きを読む

Q経済物理学と物理学は同じと考えていいですか? 経済物理学でも数式は使いますか?

経済物理学と物理学は同じと考えていいですか? 経済物理学でも数式は使いますか?

Aベストアンサー

経済物理学は、外国為替、金融ビッグデータ等、経済が大きく関わってきます。単なる物理学とは異なります。

http://www.pp.u-tokyo.ac.jp/graspp-old/courses/2015/5123440.html

http://as2.c.u-tokyo.ac.jp/zentai-zou.html

Q経済史を学ぶ意味って・・・

大学で経済史の講義を受けているのですが、半年間取り組んでも
何が面白くて、どう役に立つのかわかりません。
他の経済学の講義は面白いと感じますし、
経済学自体が嫌いなわけではありません。

そこで質問ですが、経済史を学ぶことには
どういった意味があるのでしょうか??

その意味が分かれば、来年初めからもう一度
経済史を勉強しようと思うのですが・・・

Aベストアンサー

全ての学問には、流れというのがあります。
その流れが、所謂「歴史」となります。
ただ、この「歴史」には二つあって、「人間が営んできた社会の歴史」と「人間の好奇心・興味としての歴史(簡単に言うと学問の歴史)」です。
質問者さまがどちらの「歴史」を受講されているかで変りますが。

・「人間が営んできた社会の歴史」

こちらは、「古代ローマの経済は~」とか、「世界最初の株式会社はオランダ東インド会社」だとか、所謂、「歴史学」に所属する経済史と言えます。
「歴史学」を研究主題にしないのであれば、まぁ、教養のレベルと言っても良いかと思います。
ただ、「歴史は人類の教師である」という面もあり、「歴史に学ぶ」という意味で役に立ったりします。
ただ、「歴史学の仮面を被ったイデオロギー」には気を付ける必要があります。(全ての歴史はフィクションである、と言って良いほど客観化するのは難しいので→参考Q&A http://okwave.jp/qa3672975.html)

・「人間の好奇心・興味としての歴史(簡単に言うと学問の歴史)」

こちらは、学問の流れを学ぶ意味で重要です。
例えば、「経済学」と一言で言っても色々な立場や思想・価値観が存在します。
例えば、マルクス経済学はマルクスが資本主義の問題点を明らかにした点で未だに重要性は失っていません。(マルクス→共産主義→ソ連→悪というイメージがありますが、マルクス経済学は社会主義の学問ではありません)
http://www.econ.keio.ac.jp/staff/nobu/lecture/study-guide.htm

また、ケインズ経済学の根底には19世紀に生まれた「セイの法則」と密接な関係があったりします。
このように、学問は先人が考えた論理に批判(必ずしも否定的な意味ではない)を加えて発展してきたといえます。
また、その批判にはその人が置かれていた社会的背景も影響していたりします。
(例えば、マルクスの生きた時代は資本主義(自由競争)の名のもと資本が一部の資本家に集中する時代でもあった)
その流れを大まかにでも掴むことで、学問の論理をより詳細に詳しく理解することが出来ます。

このように、学問の背景としての歴史を知ることで、よりその学問に対する理解が深まると思います。
それと、教養は思わぬところで役に立ったりします(笑)

全ての学問には、流れというのがあります。
その流れが、所謂「歴史」となります。
ただ、この「歴史」には二つあって、「人間が営んできた社会の歴史」と「人間の好奇心・興味としての歴史(簡単に言うと学問の歴史)」です。
質問者さまがどちらの「歴史」を受講されているかで変りますが。

・「人間が営んできた社会の歴史」

こちらは、「古代ローマの経済は~」とか、「世界最初の株式会社はオランダ東インド会社」だとか、所謂、「歴史学」に所属する経済史と言えます。
「歴史学」を研究主題にしな...続きを読む

Qミクロ経済学を学ぶ前にマクロ経済学を学んでもきちんと理解できますでしょ

ミクロ経済学を学ぶ前にマクロ経済学を学んでもきちんと理解できますでしょうか?

大学の履修上、ミクロの授業がとれず、マクロのほうはとれます。

両方興味がありますので、とりあえずマクロから履修しようかと思っております。
ただ、ミクロからマクロへと勉強したほうが理解しやすいというのを耳にしたことがあります。

この情報は確実ではないのでよくわかりませんが、もし本当なのでしたらやはり来年にミクロを取ってからマクロを取ろうかなぁとも思っております。


どちらがいいでしょうか?

Aベストアンサー

経済学履修経験者としての参考意見です。

>大学の履修上、ミクロの授業がとれず、マクロのほうはとれます。

つまりミクロとマクロは分化しているという前提のカリキュラムだと思います。

より実質的にも、ミクロ経済分析は個々の経済主体の合理的行動のありかたを分析するのに対し、マクロ経済分析は、全体としての経済の動きを分析する学問であり、分析方法に差異があります。いずれも丁寧な講義がなされるでしょう。一般論を言うなら、それほど心配しなくても良いのではないかと思います。

Q経済史

なぜ、経済史を学ぶのでしょうか?経済理論や現代の経済問題に関心をよせる人の立場から教えてください。

(補足)通信制の大学生です。「経済史」の研究課題です。

Aベストアンサー

経済学において、経済史および経済学史を学ぶ意味はあります。
これは他の分野においてその分野の歴史を学ぶよりも特に意味が大きいです。

今回は経済史の意義についてのみ答えます。
社会科学の中で経済学と並び心理学は、自然科学と同じような科学性をを持っている学問です。

なぜかというと経済学と心理学は、物事を調査し、結果を整理し、新たな知見を導き出し、知見の正しさを立証するまでの基準を持つ手続きである科学的方法に基づいているからです。
つまり、仮説を立て、立証し、他の人間がそれを検証する理論と実戦のプロセスが経済学と心理学にはあるのです。

自然科学では、大抵の場合、理論構築の足がかりとなるデーターの収集やその理論の立証や検証などの実践プロセスは『実験』を用いて行います。こないだ話題になったCERNのヒッグス云々もその一環として行われていたものです。

しかし、経済学ではなかなか実験を行うことは難しいです(先進国の経済政策は一種の実証実験とも言えますが…)。
ですので、実験の代わりにかつて社会で起こっていた経済活動を分析及び立証に利用するわけです。

つまり、長い歴史の中で問題となる状況が似通った例を探してきてサンプルとして分析の材料にするのです。他にも過去の経済データーを使いモデルを作り懸賞の材料にしたりします。
例えば、リーマンショック当時盛んに世界大恐慌時代の話が持ち上がりました。これはリーマンショック当時の状況が世界大恐慌当時の状況に酷似していたからです。
したがって、世界の経済政策は世界大恐慌の教訓を経済政策に反映させることで、世界大恐慌ほどの大恐慌へ連鎖することを食い止めることができました。
そして現在の先進国は『日本の失われた10年』に注目しています。日本がどのように苦しんできたかをわかれば、今後どのような問題が起こるかある程度予想がつくからです。

また通貨政策では、貨幣の過剰な発行は経済を混乱させることが分かっていますので皆慎重に通貨を発行しています。ただし慎重過ぎる弊害も最近は問題視されてきており、現在は慎重と積極の間で議論が揺れています。

例えば、経済史および経済学の観点からリーマン・ショックと世界大恐慌を比べてみましょう。
・両者の共通点は概ね以下の3つです。
 貧富の格差の拡大
 金融の過度な流動化
 それに伴うバブル

・両者の違っていた点は以下のようになると思います。
現代の方が良い点
 WTOや各種貿易ルールなど経済の安全装置が拡充している。
 世界大恐慌時代の教訓があった。
 
現代の方が悪い点
 富の再分配について解決の目処がついてない。
 先進国は成長の余地が当時より少ない。
 国民が当時より我儘になっており、トップダウン的政策が取りづらい。
 資源・環境問題など限られたパイをどのように使用するかという問題が浮上している。


まず何故リーマン・ショックが発生したかというと
当時が、経済の需給バランスが崩れ供給過剰気味だった状況で、その供給過剰をバブルによって支えていた経済構造がバブル崩壊によって崩れ去ったからです。
なおバブルの原因は、金融の過剰流動化です。
これは世界大恐慌当時とだいたい同じです。

しかし、世界大恐慌当時はバブル崩壊の被害をむしろ拡大させるような政策が立て続けに取られていましたが、現在はバブル崩壊の影響を抑える政策が取られましたので世界大恐慌時代ほど酷いことにはなりませんでした。またWTOなどの貿易を統制する機関が存在したことも被害を最小限にすることに一役買いました。
ですので、短期的にはリーマン・ショックは世界大恐慌の時ほど酷いことにはなりませんでした。

ですが、長期的には様々な問題があります。
世界大恐慌時にどのように供給過剰という問題を解決したかといえば、大量の政府支出と富の再分配です。
まず世界大恐慌はそのままWW2に結びつきましたから、戦争により各国は増税・国債発行&大支出(戦費)を行いました。
これにより大きく落ち込んだ需要をまかない供給過剰を解消したのです。

しかし、そんな政府の支出は長続きしません。
長期的には需要不足は富の再分配によって解消されました。
実際貧乏人はもらった給与のほとんどを使いますが、金持ちはもらった給与のすべてを使うわけではありません。
ですので、金持ちが給料をもらい過ぎると金持ちがお金を溜め込んだ分、社会の需要が不足するのです。

世界大恐慌当時はWW2以降の政策による格差是正が問題を根本的に解決しました。
つまり、戦争で大増税された後に政府はその税率を戻すのではなく、福祉などに利用することによって再分配を行ったです。
税は基本的に金持ちからより多く取られますが、福祉は基本的に国民一律に給付されます(貧乏人専用の福祉もあるので一概にそうとはいえないが)。
つまり、金持ちから沢山とって平等に給付することにより、格差が緩和されるわけです。
さらに、労働法制が整備され労働者の権利が拡充することにより、企業は従業員に高い賃金を払わざるをえなくなりました。
これも格差の是正につながりました。

しかし、現在ではなかなかそのようには進みません。
現代において金を持っているのは金持ちおよび老人です。
日本はもう少し所得税を上げるべきでしょうし、老人の資産に対しても課税すべきです。
しかし、それらは国民の反発があり取り組めない状況です。
世界大恐慌時代は戦争のどさくさに紛れたというのと痛い目にあったから反省したという両方の面があったのでしょう。さらに国民もよく分かっていませんでしたし、きちんと経済を安定させれば爆発的な成長ができるという目処もありました。
しかし、今の先進国は当時よりもずっと国民が我儘ですし、経済を安定させてもそれほど成長はできません。このような状況ではトップダウン的な政策は取りづらいです。


このように経済学において経済史を学ぶのは、まず何より『問題が発生した時に、似たようなログを引っ張ってこれる。』というのが大きいです。
それによって『今がどういう状況なのか』、『今何をしたらいいのか』、『これをしたらどうなるのか』が予想がつくわけです。
つまり、理論と実践の間を取り持つ事ができるわけです。
こういう場合はどの理論を使えばいいのかは経済史を学ぶとよく分かります。

細かい数字を正確に覚える必要はありません。
そんなのは必要となった時に調べればいい話です。
しかし、経済の流れ、それに伴う社会状況・経済状況、その時に取られた政策、その結果などはおおまかに把握しておく意義はあります。

経済学については、経済学史についても学ぶ意義がありますがそれについても希望があれば説明します。

ケインズとハイエク まさかのラップ対決
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9548930

経済の変化と経済学の進化について纏めております、参考にしてください。
http://blog.livedoor.jp/takotubo/archives/50503724.html

なお私も通信で経済学を学んでいたのでその時に感じたコツをまとめております。
良ければ参考にしてください。
http://blog.livedoor.jp/takotubo/archives/50759719.html

経済学において、経済史および経済学史を学ぶ意味はあります。
これは他の分野においてその分野の歴史を学ぶよりも特に意味が大きいです。

今回は経済史の意義についてのみ答えます。
社会科学の中で経済学と並び心理学は、自然科学と同じような科学性をを持っている学問です。

なぜかというと経済学と心理学は、物事を調査し、結果を整理し、新たな知見を導き出し、知見の正しさを立証するまでの基準を持つ手続きである科学的方法に基づいているからです。
つまり、仮説を立て、立証し、他の人間がそれを検証す...続きを読む

Q経済史、特に社会経済史が充実している大学

首都圏内でおねがいします。
それから、いわゆる大学案内などではわからない、経済史の経済学部内での位置付けや、学会ごとの?立場の違いのようなものなどもできれば知りたいです。

Aベストアンサー

 またまた♯1です。

 「戦後歴史学」なるものをキーワードにネット検索してみたところ、どうやらこれはマルクス主義歴史学とほぼ同義のようですね。そして、これが日本資本主義論争に発展するわけです。

 これはどういうことかというと、現代の日本主義の位置づけに対する評価の違いに基づくものです。つまるところ、明治維新をどう評価するか、ということです。明治維新を「資本主義革命」と位置づけたら、次に来るのは「社会主義革命」ということになります。しかし、いまだ封建制の名残を多く残していた日本の初期資本主義を「資本主義」と評価しなかったら…まずは、経済を成熟させて、きっちりと資本主義革命を達成させることが必要となります。この違いが、後々のイデオロギー闘争にまで発展するわけです。

 しかし…これは、いずれも「次に来るのは社会主義であり、理想とする共産主義だ」という大前提があるからこそです。しかし、現代では、もはやこの大前提は根底から揺らいでいます。となると、このような論争を現在行うことに、何の意味があるのか…ということになります。マルキスト全体の凋落に見られるように、戦後歴史学が衰退した、というのは、こういうことではないでしょうか。

 となると、唯物史観にとらわれることのない、歴史を斬っていく上での新たな視点が求められるでしょう。しかし、新たな視点を求めるにしても、こうした「戦後歴史学」を知らなければ、その反証もあり得ないわけで、やはり経済史を学ぶ上で避けて通ることはできないでしょう。

 また、「歴史を知らなければ理解できない現象もある」と書きましたが、やはり歴史は現状分析の基礎たる位置にあるといえるでしょう。例えば、「政・官・財の癒着」などとよくマスコミで言われますが、これは非常に歴史が長く、根が深い。これは、明治維新後、お金のない維新政府が、幕末に大もうけした商人(後に「政商」と呼ばれます)から金を借り、いち早く欧米に追いつくため、官僚主導による「殖産興業政策」で強力な資本主義化を推進してきたことに始まります。つまり、この癒着の問題は、明治維新後100年以上の「歴史」があるわけです。これを否定することは、100年の歴史を否定することになるわけですから、マスコミが安易に「癒着」を弾劾できるような性質のものではないのです。

 何か、全然質問者さんへの回答になっていませんが(笑)、経済史に興味がおありなら、ぜひ自分のものにしていただきたいですね。それも、限られた目線ではなく…。かつて歴史の教授が「マルクスは、ほんと歴史をつまらなくするんだよなぁ…」と言っていたことを思い出しました。唯物史観は、(経済学に限らず)常に経済を土台に置いて歴史を分析しますから、歴史家にとって一番面白い部分(いわゆる人間ドラマ)は付属的なものとして片隅に追いやられてしまうのです。しかし、今後は経済以外の出来事も十分考慮して歴史分析する必要があるかもしれません。

参考URL:http://www.geocities.co.jp

 またまた♯1です。

 「戦後歴史学」なるものをキーワードにネット検索してみたところ、どうやらこれはマルクス主義歴史学とほぼ同義のようですね。そして、これが日本資本主義論争に発展するわけです。

 これはどういうことかというと、現代の日本主義の位置づけに対する評価の違いに基づくものです。つまるところ、明治維新をどう評価するか、ということです。明治維新を「資本主義革命」と位置づけたら、次に来るのは「社会主義革命」ということになります。しかし、いまだ封建制の名残を多く残してい...続きを読む

Q経済史とは

お世話になっております。
さて、「経済史」と言う分野が最近一体どういうものなのか分からなくなってきました。
当方、文化史的な立場に立つものですが、何かの手違いで経済史学科に在籍する羽目になり、全くどうしていいものか分かりません。
経済史を学ぶことで、確かに自分の本来勉強したいことにも役に立つというのはわかりますが、一方で学部レベルならともかく、院レベルになると他人の倍の予習量が必要です。(教授に相談したところ「何かの縁だからまぁ頑張って」という答えでした。頑張ってもどうしようもなくなったから相談したんですが・・・)
そこで、ポジティブに考える上でも「経済史」とは何か?「経済史」と「文化史」をうまく融合することは可能か?が疑問です。ちなみに文化史は幅が広いですが、主に「心性史」という分野が私の本来の領域です。

Aベストアンサー

補足をされているようなので、それに対して補強してみますね。

>アナールの例を出すなら、フェルナン・ブローデルが『地中海』の中でしたように、政治や経済など変動の激しい(その時の必要に応じて変化する)ものよりは、生活様式・文化・社会(ここでは慣習も含めて)のような長期持続の歴史が第二概念として、来るのではないでしょうか?

すみません、言葉足らずだったかもしれませんね。アナールを出したのは歴史学史的に、「経済史」「文化史」「ファッション史」etc,,,といった、社会科学的観点で歴史を見ようとする動きの先鞭を付けたという意図からでした。(もちろん、アナール以前にも経済的観点からはマルクスが、精神的観念からはヘーゲルがいますけど)
ブローデルの分析は確かに有用ですが、私個人としてはそれだけでないと思っています。(とは言っても、彼の論理を全て認識しているワケではないので、学術的に批判出来るほど詳しくはありませんが)

参考に私の歴史観を。
歴史というのは、前に進んだり、後ろに戻ったり、時には突発的な横からの力に流されたりしながら、複雑な動きを見せるモノであると思っています。
その複雑な動きを捉えるには、ある程度整理しなければならない。
そのときの整理の方法の一つが、アナールに代表されるような社会科学を導入した方法を取り入れたり、マルクス主義やヘーゲル史観を取り入れたり、あるいは実証主義やウィッグ史観を取り入れたりetc,,,
色々な歴史分析方法があるわけで、どれにも一長一短があると言えると思います。

「経済史」や「文化史」といったように、個々のテーマに注目して分析することで、明らかになった歴史もあるでしょうし有益だと思います。
しかし、個々バラバラのテーマに固執するあまり、歴史の大きな流れを見落としては、「歴史の罠」に陥りかねません。(その逆もまた然り)

例えば、政治・経済と文化・風習とどちらが先かという事で言えば、結局は鶏が先か卵が先かという議論に陥りかねないと思います。
先にも述べたとおり、歴史というのは複雑で相互作用し合っていますし、どの時点でどっちが先でどっちが後というのは中々困難な気がします。

ヴェネツィアとドブロブニクは確かに似た海洋都市国家ですが、地政学的には別々な文化圏に属しているとも言えます。(ヴェネツィアはラテン・カトリック、ドブロブニクは正教会)
その違いが、オスマン・トルコに対する対応の差にも見られるように思います。(カトリックはオスマンを許せず、正教会はローマ教皇の三重冠(カトリック)に屈するよりはターバン(オスマン・トルコ)に屈した方がマシという考えがそれぞれ影響を与えた。文化・風習→政治という流れ)

また、ヴェネツィアの元老議員の格好は黒の長衣ですが、これは草創期にヴィザンティン帝国との関係上(政治的には従属国という立場)から生まれた文化です。(政治→文化という流れ)

このように、ケース・バイ・ケースだと思います。
このような積み重ねが、国民性を生むこともあれば、逆に国民性が政治・経済や文化を規程することもあるかもしれません。

>経済史」と「文化史」をうまく融合することは可能か?

構造に捕らわれるのではなく、「経済史」「文化史」など個々別々に分析されたモノをもう一度分析し直して統合するのもありかもしれませんね。
まぁ、一つの歴史哲学として参考になれば幸いです。

補足をされているようなので、それに対して補強してみますね。

>アナールの例を出すなら、フェルナン・ブローデルが『地中海』の中でしたように、政治や経済など変動の激しい(その時の必要に応じて変化する)ものよりは、生活様式・文化・社会(ここでは慣習も含めて)のような長期持続の歴史が第二概念として、来るのではないでしょうか?

すみません、言葉足らずだったかもしれませんね。アナールを出したのは歴史学史的に、「経済史」「文化史」「ファッション史」etc,,,といった、社会科学的観点で歴史を...続きを読む

Q経済学の素人です。経済学の面白さって?

経済学部を目指している高校3年生です。
経済学を学びたいと思った理由は、アフリカ人が餓死している中、
日本などの先進国は食べ残しを何万トンも捨てている実態が許せなかったからです。
国際経済の実態を学んで、そういう矛盾を解決したいと思いました。

ただ経済学部は一般の経済学を知らない高校生から見ると、
「金稼ぎを学ぶの?なんかやだ~」なんです。(簿が意見聞いた限り)
でも僕は経済学は、もっとおくが深くて面白いんだろうなぁ。
と勝手に思っています。
でも実際は自分でもどこが面白そうなのかすらよくわかりません。
経済学は面白いですか?だとしたら具体的にどのあたりが?
たぶん人によって意見は違うと思うのですが、
参考にしたいので回答お願いします。

Aベストアンサー

>国際経済の実態を学んで、
開発経済学を専攻にしたいという希望のようです。
開発経済学部のある大学もあります。早稲田のように経済学部がないと、政治経済学部になります。しかし、経済学部があれば、開発経済を学ぶには、経済学部の方を選択しないと、進路の展望がひらけないと思います。

>そういう矛盾を解決したいと思いました。
ここを政治家になってと捉えるなら、#1さんのおっしゃるように経済学も学べる政治経済学に進学する方がいいかもしれません。

>「金稼ぎを学ぶの?なんかやだ~」なんです。
経営学と混同されているようです。経営学を学ぶなら、商学部系統に進学した方がいいでしょう。

>経済学は面白いですか?だとしたら具体的にどのあたりが?
開発経済学はマクロ経済学やミクロ経済学の応用にあたる学問ですから、これらの基礎ができていないと難しいです。数学が苦手なら向きません。
高校生でも理解できるような本を読んでみてはどうでしょうか?
例えば、アマルティア・センの書いた新書
『貧困の克服-アジア発展の鍵は何か』集英社
ちょっと背伸びをするなら、
鈴村興太郎訳『福祉の経済学――財と潜在能力』(岩波書店, 1988年)
あたりを読んでみてはと思います。
これらの著作に興味がもてないようなら、政治学系統の方がいいかもしれません。

>国際経済の実態を学んで、
開発経済学を専攻にしたいという希望のようです。
開発経済学部のある大学もあります。早稲田のように経済学部がないと、政治経済学部になります。しかし、経済学部があれば、開発経済を学ぶには、経済学部の方を選択しないと、進路の展望がひらけないと思います。

>そういう矛盾を解決したいと思いました。
ここを政治家になってと捉えるなら、#1さんのおっしゃるように経済学も学べる政治経済学に進学する方がいいかもしれません。

>「金稼ぎを学ぶの?なんかやだ~」な...続きを読む

Q京都大学経済学部で経済史を教えている教授は?

京都大学で経済史(またはそれに近い学問)を教えている教授は
どなたでしょうか?
経済史を勉強する上で必要な情報なので、調べていたのですが、
京大のHPを参照してもこれに関する情報が見当たりませんでした。

京大生の方、回答の方宜しくお願いします。

Aベストアンサー

経済史の授業をとらなかったので使用テキストは分かりません。
ただ、たぶんテキストは使わなかったと思います。
あの人は板書としゃべる内容で、ほとんど全部だと思います。
去年の経済学(2)Bではそうでした。今年もそんな感じだと受講者がいっていたような気がします。
参考までにシラバスに書いてある参考文献を書いておきます。
(ちなみに、テキスト、教科書と書いてないことからしてもテキストが用いられた可能性は極めて低い)

堀江英一『経済史入門』有斐閣
石井寛治『日本経済史』第2版 東京大学出版会
中村哲『近代世界史像の再構成』青木書店
長岡新吉ほか『世界経済史入門』ミネルヴァ書房
長岡新吉ほか『一般経済史』ミネルヴァ書房
入江節次郎『世界経済史』ミネルヴァ書房

です。
ひょっとして、京大の大学院を考えているのかな?
では。

Q明大 政治経済学部vs 中央大 経済学部

お詳しい方や
在学中の方でも構いません。
教えて下さい。


明治大学 政治経済学部と中央大学 経済学部では
就職や社会的評価等、総合的に考えたときに、どちらに入学したほうがいいと思いますか?


Marchなので
どちらも変わらないでしょうか?


在学中の方でしたら
ご自分の大学の良い点、悪い点(資格やゼミ、交通、キャンパスなど)
何かありましたら教えていただけると嬉しく思います。

何卒よろしくお願い致します。

Aベストアンサー

八王子市東中野と中野区東中野は、天国と地獄ほどの違い。

明治の方が遊べます。


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