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小泉総理の構造改革なのですが、彼の改革は成功したのでしょうか?

多くの識者がいうように、日経平均だけみると、03年のりそな救済で方針を転換するまで下げに下げ、06年までは戻りましたが、結局小渕さんの時の数字にすら届いてなかったような気がします。

質問としては03年のりそな救済以来、彼(あるいは竹中大臣)は構造改革をもう諦めてしまったのでしょうか?という事は、03年以後小泉政権は郵政民営化以外死にたいだったという事でしょうか?

また、そうだとしたら彼は01-03で行った不良債権処理はその後の景気回復の一助になったのでしょうか?それともあまり関係ないのでしょうか?

関係ないとしたら、小泉総理の逆で景気回復なくして構造改革なし!といったやり方が現在の恐慌の解決法、といった理解でよろしいのでしょうか?

A 回答 (7件)

<参考>


 2003年以降、日本経済が回復したのは、ブッシュ政権が行った軍事予算垂れ流しによる「世界バブル」化によるものです。

 2008年にバブル崩壊して、本来の実体経済の状態に戻ったため、現在の世界の生産設備は過剰になり、人件費が安く製造原価の安い、発展途上国の設備の稼働率のみが高く、先進国の設備の稼働率が低い状態になっています。

 アメリカのバブル経済がなければ、小泉政権下での目立った経済回復がなかったかわりに、現在の苦境も生まれていません。
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No.3です。


何だか「親切」な人がいるようで。。。当方の間違いを「指摘」してくれています(大笑)。

小泉政権は2001年4月26日から2006年9月26日まで続きました。2001年4月は日経平均株価は一時的に14,000円を超えました。で、2006年09月26日の日経平均は\15,500程度です。確かに上がってますね(見落としていました。失礼)。まあ、5年以上かかって、わずか1,000円程度ですけど。

しかも、小泉が政権を担っていた最中の2003年4月には日経平均株価は7,600円台まで下落しました。そこから株価は反発するのですが、言うまでもなくこれは小泉政権がりそな銀行に2兆円の公的資金を投入したことに端を発しています。要するに構造改革路線(市場原理主義)を反古にし、政府による市場介入(大きな政府路線)によって株価を回復させたのだから、笑い話でしかない。

失業率についてですが、名目では下がったように見えるけど実質的にはどうなんでしょうか。非正規雇用者数ばっかり増えて、正職員の比率は減ってます。小泉政権時代には、つまりは正社員という「カタギの職業」に対しての「失業率」はダラ下がりになっているわけで、これで「雇用が増えた」と喜んでいられるのかどうか。

その懸念を裏付けるように、2006年度の国民経済計算(内閣府発表)によると、国民1人当たりの名目GDP(国内総生産)は世界18位となり、05年から順位を3つ落としています。さらに世界経済に占める割合は9.1%と05年比1.1ポイント低下。これが小泉政権の「功績」とやらです。

GDPについても、小泉政権時代はずっと低迷しています。なお、私が指摘しているのは名目GDPの方です(実質GDPではありません)。名目と実質、デフレ期にはどちらを重視するかというのは経済学の常識ですから、説明の必要もないでしょう。

斯様な事実を突きつけられて「小泉構造改革は大成功だ!」などとはとても言えませんけどね(呆)。
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下図をみればわかるように小泉内閣は完全なマッチポンプです。


自分で危機を招いて、一応自分のケツをふいて終わったという状態です。


(ちなみに安倍、福田内閣資下で数字が上がっているのは、エネルギー・資源インフレとのためです。)
「小泉総理の構造改革なのですが、彼の改革は」の回答画像5
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一応補足


小泉政権は2001~2006

【日経平均】
http://ecodb.net/other/nikkei225.html


【GDP】
http://ecodb.net/country/JP/imf_gdp.html
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/4545.html


【失業率】
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/3080.html
【倒産件数】
http://www.gamenews.ne.jp/archives/2009/01/post_ …

 どの数字をみても、基本的に良い結果がでてますね。
ただ、どうしても過去の利権どっぷりの方はどんな数字をみても『悪い』といいはるでしょうw
 もしも「小泉構造改革路線は失敗だ!」などと言う者がいるとしたら、常識を疑いますね
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数字を見る限り大失敗です。



御承知のように、日経平均は小泉政権発足当時の水準に戻ることはありませんでした。GDPの伸び率も低迷し、国民の所得水準は下がり、格差は拡大し、失業率はアップし、倒産件数も増える一方でした。

もしも「小泉構造改革路線は大成功だ!」などと言う者がいるとしたら、常識を疑いますね(もちろん、輸出関連大企業の幹部ならばそう言ってもおかしくはないですが)。

構造改革というのは、経済学で言えば「生産性の向上」です。でも、いくら供給側の効率を上げたところで、肝心の需要がなければデフレ圧力にしかなりません。小泉政権時代は、需要側を顧みずにひたすら供給側の合理化を進めた期間だと言っていいです。

不良債権処理なんてのは景気対策とはまったく関係ありません。不必要な企業破綻を増やすだけに終わっています。大事なのは不良債権を切り捨てることではなく、不良債権の発生を抑えることです。それには需要(特に内需)喚起によって景気を良くする他なかったのですが、そのようなことは小泉政権はほとんど実行していません。

小泉個人にとって「成功したところ」といえば、郵政改革でしょうね。ただし、これは国民のためでは決してなく、小泉の郵政族に対する長年の怨恨を晴らしたという意味においてですが(暗然)。

>景気回復なくして構造改革なし

その通りです。ただし、小泉が退陣して民主党政権になった今でも、為政者の目は需要側には向いていません(麻生政権時にちょっとだけ向きましたが ^^;)。菅直人が唱える「第三の道」に代表されるように、供給側をどうにかすれば勝手に需要は湧いて出ると思っている。

全面的なパラダイムの転換を望みたいところです。
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構造改革は達成、成功しました。


その結果として、日本の経済、政治、行政のシステムの機能はそれ以前より悪化する結果を招きました。
構造改革を行って、構造計算を間違えて、基礎部分が脆弱で柱の弱った構造リフォームとなったのが小泉構造改革でありました。
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数字を見る限り成功したといえるでしょう。

「小泉総理の構造改革なのですが、彼の改革は」の回答画像1
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