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尖閣諸島の領有権
尖閣諸島が日本国領土であると国際諸国が認めているのでしょうか。
中国、台湾などは各自が自国の領土であると、主張しているようですが、
尖閣諸島が日本国の領土であると認められるのは、どういうシステムで
認めらたということになるのでしょうか。

A 回答 (11件中1~10件)

領土というのは国際諸国が、というより、近代ではその根拠に国際法を使うのが一般的です。



国際法では、領有とは、無主地であったところは、

1.先に発見し、

2.先に占有していること。

これが条件になります。で、日本はこの要件をみたしているのですが、中国は清の文献を出してきて、それは国際法上の領有ではないと主張しているわけですが、仮にそうすることはできても自分の領土であるという主張には根拠は乏しいわけです。

当たり前ですが、中華人民共和国の建国は1949年でそれ以前ではありません。したがって、それ以前の文献を使って、日本の領有を否定できても、自国の領有の正当性を主張するには無理があります。

中国の意見が仮に全て正しいとしても、少なくとも、中華人民共和国の領土ではないことは明白だと思います。

もし、この中国の意見が正しいとすれば、無主地になると思いますが、そうなると実効支配していることが大きな意味をもってきます。つまり、中国の意見に沿っても、日本は明治以降に軍事占領して、領有権を主張したわけで、それを、占領軍が奪い、日本に返還したのですから、やはり、日本の領土にするのが正しいと思います。(WW1以前は軍事占領による領土の主張は国際法上認められていましたので、根拠は当然にあります。)

では、台湾の主張はどうか?そもそも、台湾は帰属が決定していません。国民党が軍事占領しているだけの状態です。独立もしている状態でもないわけです。WW1以前に、尖閣を軍事占領でもしていて台湾の帰属が決定していれば、帰属先のものではあると思いますが、尖閣を実行支配していない単なる軍隊が俺のものと主張しているにすぎないのではないかと思います。これではなんのこっちゃという状況にしかならないと思います。

また、台湾が中華民国のものであるとした場合にはどうなるか?ですが、そうなると、台湾は中華民国であって中華人民共和国ではないわけです。中華民国の建国(1912年)以降、尖閣の実効支配等はあったのでしょうか?探してみてもありません。そもそも、日本の宣言は1895年ですから、お話にもなりません。
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一応言っておくが



外交は、劣等感に苛まれる落ちこぼれの鬱憤晴らしの場ではない

不満はその原因を作っている人間にぶつけなさい
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別に領土の問題でもなんでもない。

日本がどうしようもない国だと分ったので袂を分かちたいだけ
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どう考えても日本のもの、という思いこみの激しい人が少なくありませんが、それは中国と同レベルの洗脳を受けていると考えた方がよいです。


日本のマスコミの多くは日本の主張しか説明していませんが、実は中国の主張にも根拠がないわけではありません。
http://j.peopledaily.com.cn/cehua/20040407/01.htm
日本側の主張は十年以上前に、概ね中国に論破されています↑日本には、中国の領土主張は1970年代になってからだ、などと言う輩が多いのですが、そういう自分も尖閣の問題を知ったのはつい最近で、ネットの知識の受け売りだけで自信満々に尖閣を論じている者がほとんど。嘆かわしい限りです。

中国の理屈はすべて間違い、日本の理屈だけが正しい、といったジャイアン的主張をしたいところですが、実は日本側の証拠にきわだって中国よりも有利なものがあるとは言えず、客観的にはどっちもどっちと言ったところです。もともと土地など誰の者でもないので、これを認定する普遍的なシステムなどないという下の方の主張は正しいです。従って、日本は少なくとも現在は尖閣を領有していると言えますが、それは別に日本が正しいからではなく、単に実効支配しているだけの話です。
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この回答へのお礼

syadamさん、回答をありがとうございます。

お礼日時:2010/10/05 21:50

竹島と違って尖閣諸島はどう考えても日本のモノです。



尖閣諸島は100年以上前から日本のモノですし、そういう証拠もあります。
それに何十年も前から灯台を建てたり(右翼がですが・・・)色々やってます。
これは中国の人も認識してるところです。よほどあほな中国人以外は判ってますよ。
判っててやってるんです。
つまり


>中国人は法治主義でなく人治主義

「何が正しいか」でなく、「誰が正しいか」なんです。だからロシアやアメリカの言う事は聞くけど日本の言う事は聞かないと言うのは自然な事なんです。
国際法も強い拘束や罰則が無い以上、正す気も無いわけです。
価値観の違いなんで、どっちが正しいかと言うところはありません。

>そもそも領土は増えたり減ったりするもの

中国人はその歴史の半分以上を騎馬民族などに支配されています。
領土とは本来、その国や個人の力によって「取ったり取られたり」するもの、と言うのは彼らには
日常なのです。遺伝子レベルまでしみこんでることなんです。
この数十年で軍事力が増大し、経済力も身につけてきた中国が他国の領土を奪うのは彼らに
とっては「自然なこと」なんです。

>過去の歴史から得た苦い教訓

アヘン戦争
アロー戦争
清仏戦争
日清戦争
義和団事件

中国はこの150年の戦争で負け続けています。
そしてその度に領土を奪われ、賠償金を取られています。
本当に酷い目にあってますから、領土問題には敏感にならざるを得ないのです。

>メンツ主義

これはアラブ人にも言われる事ですが、中国人は「メンツ主義」です。朝青龍もそうでしたよね。「横綱だから俺は偉い」と言うこと。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」なんてのは、日本人が勝手に言ってることなんです。
平和憲法も中国からしたら軍隊も無いしょぼい国、にしかなりません。
犬と同じで「どっちか上か」が大事なんです。
実はアメリカ人もそういうところがありますし、世界的にはこういう人、組織が多いんですよ。
日本ではやくざぐらいしかいませんけどね。
今回の件は中国高官は「メンツを潰された」と思ってる。そこが問題なんです。
どう動けば得かとか、どっちが正しいか、の上にメンツが来るんですよ。

>ハーグ裁判所

実のところ、曖昧な裁判所です。そもそも敗戦国の人間を裁くところで、戦勝国の人間は裁かれなかったために、また敗戦国ドイツの敵対国であったオランダに設立された辺りで、「本当に公平な組織か?」と言われています。
またアメリカを初め、国内法を推奨する国が多く、あんまり強制力も効果もありません。



日本の方法としては、2つしかない。
韓国がやったように、宗主国として崇め臣下となるか、
経済力や(アメリカ軍を背景に)軍事力で揺さぶって、どっちが上かを力で分からせるか、ですね。
歴史的に見れば、中国人はこの手の揺さぶりに弱く、かなりのパターンで乗ってきますね。

台湾などが取ってる手法も後者です。全面戦争になれば台湾は負けるでしょうけど、
国民徴兵制にしてることと、上海やアモイが近いので、中国は勝っても、沿岸部は確実に破壊されること。これでは経済的にダメージが多すぎて、中国は戦争するメリットがない。政治は北京でやってるけど、経済関係は8割ぐらい沿岸部でやってる。それに外国の投資が多いので戦争が起こると全部資金が引き揚げられてしまう。
あと長いこと、ソ連との仲が怪しかったから、台湾と戦争になったら、ソ連に挟み撃ちされる危険性があったりしましたね。


僕は中国人好きですけどね。
要するに彼らは良くも悪くも単純なんです。
一応、「領土問題はスルーしようぜ」で決まったわけだから、お互いに言い出さないのが礼儀だと思います。今回のAPECの会議でも外交は関係なく、観光がメインの話だったのに、中国の大臣は欠席したでしょ? あれはメンツ潰されて怒ってるわけです。
今回にしたらこの漁民が単にアホだったわけですけど、中国の高官はそれを契機でデモされたり、批判されるのが死ぬほど嫌なんですね。
胡錦濤や温家宝はパンダみたいな気のいいおっちゃんですけど、中国人である限り、メンツは捨てられないんですよ。
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この回答へのお礼

publicpenさん、回答をありがとうございます。

お礼日時:2010/09/28 16:27

始めて、msn相談箱に回答します。



領土が認められるシステムというのは、基本的にはないと思った方が良いと思います。

国際的に認められれば、どんなシステムであろうと良い訳なんですが、
歴史を見る限り、殆んど力関係だけで決まって来ているように思います。

少し前の事ですが、
日清戦争で勝者となった日本は、中国の一部(ほんの一部)を、
戦争に勝った権利として獲得した事がありますが、
獲得後、確か数週間後の3国(ロシア、ドイツ、もう一国は度忘れ)干渉によって、
日本は、その地域を中国に返還せざるを得なくなって、返還しています。

その直後に、ロシアとドイツは、その地域を実質占領(用語としては租借地という名目で)
してしまいました。 そういう経緯もあって、日露戦争へと発展してしまった、という事があります。

その当時、ロシアはアジアに不凍港を得たいという事で、アジア伸張政策を取っていたので、
こういう、暴力団まがいな事をした訳です(覇権主義という)。 
当時ロシアと日本の国力(軍事力、経済力)の違いから考えて、理不尽ではあったが、
弱小日本は、返還せざるを得なかったわけです。

これは今から100年程前の古い話と笑う無かれ。
今の中国の態度は、まさにこれと同じ。 ごね得を地で行っている感じ。

今の時代、国際世論がどうあろうと、最終的には2国間交渉となるので、
力の強いものが有利。 勿論、国際世論の影響で、別の国が中国に対する
対し方に変化は出るでしょうが。

特に、中国は強力な指導者のいない共産党政権。
国家主席より、共産党書記長の方が地位が高い国ですし、
3権分立のない国なんで、共産党長老の意見で、いろんな事が決まってしまう国だから、
一般的な国際常識は通じないと考えたほうが良いでしょう。

今、中国は、制海権を拡大したくて仕方ない状態なんですから。
又、今、中国経済は、世界を牽引している状態なんですから、
良識に訴える程度では、中国は何も理解しようとしないでしょう。

今の日本、国際世論に訴えるにしても、自分達でここまで努力しているという覚悟が見えないので、
国際世論は動かない気がします。

外交交渉は、優等生のお坊ちゃんスタイルでは、うまく行かない、というのが実感。
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この回答へのお礼

misMIS0987さん、こんにちは。
1.「今の中国の態度は、まさにこれと同じ。 ごね得を地で行っている感じ。」
 なんか北朝鮮と似ていませんか?
2.「外交交渉は、優等生のお坊ちゃんスタイルでは、うまく行かない」
 吉田茂、田中角栄、小泉純一郎だったらどうしたかなと、ふと思いました。

お礼日時:2010/09/27 11:06

No.3です。

お礼ありがとうございます。

No.4さんの書かれているとおりで他国が領有権を宣誓していないことを確認した。
上で宣誓をしただけと思います。

それとNo.2さんのお礼に書かれている国際裁判ですが、この裁判は、両国が裁判をしましょ
と同意した上でないと開かれません。たとえ日本が訴えても中国が裁判に参加しなければ
開催は出来ません。当然、中国は裁判では負けるとわかっているのですから裁判には出てきません。

実際に、韓国ともめてる竹島では日本は国際裁判に訴えましたが韓国が裁判に出てこなかった為
開催されませんでした。

このままでは数十年後、中国の軍時力が日本を上回った時、軍事占領されるかもしれません。
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この回答へのお礼

shimokita4002さん、再度のご意見をありがとうございます。
国際裁判なんて、そんなものか。と改めて思い知らされました。
最終的には腕力の強い者が勝ち、ということは歴史が証明していますね。

お礼日時:2010/09/27 10:59

Wikipediaには、以下の通り掲載されています。



日本政府は尖閣諸島の領有状況を1885年から1895年まで調査し、世界情勢を考慮しつつ
いずれの国にも属していない事を慎重に確認したうえで
1895年1月14日の閣議で決定し沖縄県に編入した。
国際的にも日本の領土と認められ、日本人の入植も行われた。
アホウドリの羽毛の採取や海鳥の剥製の製作、そして鰹節の製造などが行われた。
特に鰹節の製造は島の基幹産業となった。
しかし南洋諸島からの安価な製品が出回るようになると経営が苦しくなり
鰹節工場は閉鎖され1940年に無人島となった。
無人島になってからも日本の実効支配は継続している。
第二次世界大戦後は一時連合国(実質的にはアメリカ合衆国)の管理下に置かれたが
1972年に沖縄県の一部として日本に返還されている。
島は開拓者の子孫が所有する民有地であり、アメリカの管理下にあった時でも
また2007年時点でも日本政府が貸借契約を結んでいる。

尖閣諸島領有権問題 by Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%96%E9%96%A3% …
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この回答へのお礼

houjutuchoさん、回答に感謝します。

お礼日時:2010/09/26 16:07

領有権は基本的には一番最初に領有権を主張したものになります。

いわば早いものがちです。

日本は1880年代に尖閣諸島の領有権を国内外に発表しています。もちろん周りの国が領有権を

主張してないか確認もしたそうです。実際に1900年中頃までは鰹節工場等を建設し数百人規模の

人工もいてたそうです。中国や台湾はその後国際機関が発表した原油が埋蔵しているという話を

聞き領有権を主張しました。文句をいうのならば沖縄がアメリカから返還された時(尖閣諸島も

含まれていた)にいうべき事であり今になって文句をいうのはおかしい事です。

アメリカはこの前クリントン長官が尖閣諸島は日本の領土であると認めています。

しかし島しょに関しての紛争は日本がすることになってますので、戦争になった場合は自分達で

守らなければならなくなります。アメリカは後方支援のみです。

それと、テレビで言ってましたが、最後はフォークランド紛争みたいになる恐れもあるそうです。

その時に日本の国民がその覚悟があるかどうかです。多分、今のままじゃ、とられて、

北方領土みたいになるのではないでしょうか?
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この回答へのお礼

shimokita4002さん、回答に感謝します。
1.「周りの国が領有権を主張してないか確認もしたそうです」
 確認の仕方ですが、〇〇年△月□日までに異論を申し出ない場合には
 日本の領土とするといったような確認の仕方だったのでしょうか。
2.話し合いで方がつかず、攻撃されれば立ち上がる以外にないでしょう。
 しかし戦いは是非とも避けましょう。
 

お礼日時:2010/09/26 16:05

・尖閣諸島が日本国領土であると国際諸国が認めているのでしょうか。



認めてます

認めてないのは
中国の
中華民国政府(台北)と
共産党北京政府だけです。

・尖閣諸島が日本国の領土であると認められるのは、どういうシステムで
認めらたということになるのでしょうか。

昔から沖縄方面から漁にでたり、アホウドリ採取や鰹節工場で定住してました。
1885年、「尖閣の地主は、日本に税金はらって、漁にいく人は沖縄県の指導に
したがってください」と閣議で決定、国際法に従い、世界に宣言。
世界各国異議なしで日本の領土と承認されました。
以来120年以上にわたり、日本固有の領土です。

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この回答へのお礼

kusirosiさん、こんにちは。
「国際法に従い、世界に宣言。世界各国異議なしで日本の領土と承認されました。」
であるなら、ハーグの国際裁判所?に提訴するなどして、はっきり認識させる
という方法は駄目なのでしょうか。

お礼日時:2010/09/26 15:48

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