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企業は退職金を支払うお金はどのように管理しているのでしょうか?

給料から毎月積み立てていっているのか、もしくわ会社の資産からでているのか、
たとえば退職者の多い年度では会社の業績が変わるように思うのですがそんなことあるのでしょうか?

また退職金は会社の業績によって変わるのでしょうか?
そうなれば辞めるタイミングが大事ですよね。

勤務している会社が廃業か倒産の恐れがあり、退職金について、知っておきたく思います。

よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

会計上の処理と実際に支払い現金を用意することとは別問題です。



会計上は「退職給付会計」という考え方があって、毎年退職金支払いに備えて費用処理して引当しておきます。だから実際の退職金支払いが発生しても、おおよそは引当て範囲内で収まるので決算を傷めることはありません。
しかし業績の悪い会社だと、費用処理すら出来ず何もしていないことも考えられます。

次に実際に支払えるかどうかという問題は、たとえ引当処理が出来ていても支払う現金がない場合があります。つまり引当てた資金を他に流用している場合です。この場合は、要するにキャッシュフローがない状態ですから、銀行などから調達出来なければ退職金の支払いが出来ないことになります。

また退職金の金額の決め方ですが、まともな会社なら就業規定や給与規定などに退職金の計算方法が明記されており、規定通り計算されるはずですが、これも実際に支払うだけのお金が用意できなければ、何の意味もないということになります。
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この回答へのお礼

退職給付会計は初めて知りました。
でも支払う現金がなければ意味がないと言うのは恐ろしいですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/10/03 08:35

これは会社の規模や、上場企業であるかどうかなどでかなり状況が違います。



法人税法で退職給与引当金の計上を損金として認めていないので、多くの中小企業では、この備えをしていないのが実状です。

上場企業では退職給付会計が義務なので、年金制度に加入か引当金の積み立てかで対処しています。

年金制度に加入(401Kなど)では、外部の引受機関に実際の資金を積み立ており、これは会社の資産とは切り離されているので、会社の万が一の場合にも安全です。
退職給付引当金で積み立ての場合は、貸借対照表の上では引当済みということですが、それに見合う現預金を保有しているかどうかとは別問題なので、万が一の場合最悪のケースでは全く支払えないということもありえます。

株主資本が十分にある場合はまずその恐れは少ないでしょうが、これがギリギリの場合は要注意です。

もっとも土地やその他の含み資産で現金が出てくるかもしれません。でも通常会社の行き詰まりの場合はそのような含み益はその前に吐き出しているのが普通です。

中小企業の場合は、良心的なところでは年金制度か中退協に加盟して、最低限の保全をしているところがあります。
でも大半は何の準備もしていないのではないでしょうか。

中小企業の行き詰まりの多くは損失というよりも資金繰りの行き詰まりです。そういうケースでは退職金どころか未払い賃金さえ全部払えない場合もよくありますので、要注意です。
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この回答へのお礼

弊社は土地、建物は担保にいれておらず、少しは安心かと思うのですが、
いずれにせよ倒産まで会社にいるのは考え物ですね。
会社がどのように管理しているのか調べてみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/10/03 08:44

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