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教えて下さい。中国へのODAはまだ続いているというのは、本当ですか?

A 回答 (3件)

 続いています。



 ODAには大きく分けて以下の三つがあります。
1、無償援助・・・金額は大きく減少しているが、続いている。
2、有償援助=円借款・・・・日本円建て(=日本の為替リスクなし)の融資。2008年に新規契約終了。
3、技術援助・・・今まで通り継続。

1、無償援助
 20年ほど前、無償援助は年間数百億円に達し、北京など中心都市に大病院などを日本企業が建てました。(無償援助は建物などを日本が作り寄付します。お金は日本政府から日本企業に支払われ、中国政府には支払われません。)
 現在は、辺境の少数民族の多い地域に小規模な学校・病院を作ったり、日本シンパの有力者を増やすための中国人大学生を対象とした奨学金支給を行っています。

2、有償援助
 長期間お金を貸します。当然、中国政府は利息を払わなければなりません。日本は延べ約三兆円を貸し出し、約四兆円ほど返してもらうことになりますが、一般銀行が貸すよりは低利です。とはいえ、利息合計額は無償援助の累計額をはるかに超えています。

3、技術援助
 中国側が、日本のハイテクシステムなどを導入したときに、その機械やシステムの扱い方の指導などを、日本政府が費用を出して行います。
→ 日本人技術者を中国に長期派遣して、中国人の設備・システム管理者を指導したり、中国人技術者を日本に招いて、日本国内で既に動いているプラントシステムで実地研修をするための、旅費や宿泊費を日本政府が負担します。

→ 欧米や日本の大企業は、自国開発のシステム・プラントを、中国など急激に開発が進んでいる国に導入させようと、売り込み合戦を行います。一度、ある企業のシステムを導入してしまえば、そのシステムを拡張・更新や、メンテナンス部品の発注があり、将来の大きな儲けが期待できますから、最初の売り込み競争は激烈です。
 そのため、各国政府は自国企業の開発したシステム導入がおこなわれるように、『技術援助』と言う形で、企業の売り込みの後押しをします。有力国が競えば、どの国も技術援助をやってきますので、止められません。
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この回答へのお礼

詳細な御回答を有難うございます。
なるほど、戦略的投資の意味合いが強く、一概に即刻中止すべきというものでもないことが良く分かり勉強になりました。
中国は大国ではありますが、まだまだ新興国であり、計り知れない規模の市場が潜在しているのでしょう。
しかし、中国との付き合いかたを、ほとほと考えさせられる数週間でした。

お礼日時:2010/10/05 21:40

一旦中止になりましたが、また復活しています。



経済発展著しい中国になぜやるのか。
1、中国は戦時賠償を放棄しているから
  その代替としてやられている。
2、キックバックされて、日本の政治家の利益
  になっている、といわれている。
3、うまく使えば、対中国への武器になる。
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この回答へのお礼

なるほど、一方的な援助というわけではないのですね。
しかし、現在までどれほどの援助を行ってきたかを、中国人がアクセスするサイトなどに積極的にアピールする(単純な形で)こともして欲しいものですね。

お礼日時:2010/10/05 21:22

 はい 規模は縮小されていますが まだ 続いています


 この時期ですから 大きな声で言いたい
 北京空港は日本のODAで整備されましたから 日本の物です

 大体失礼ですよね あんな大国に政府開発援助なんて
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この回答へのお礼

早速のご回答有難うございます。
ギリシア国債の買い付けや、軍事費を急増させている国になぜ、援助する必要があるのですか?
事業仕訳もいいですが、早急にODAを見直すべきです。
もっと、マスコミで報道して欲しいものですね。

お礼日時:2010/10/04 23:46

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