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緊張母音と弛緩母音について教えてください。
発音のことを調べているときに見かけた言葉ですが、
どの部分が緊張または弛緩することでしょうか?

A 回答 (3件)

緊張母音・弛緩母音という言葉に正式な定義はありません。


主に以下の2種類の意味で使われています。

・中央中舌母音に近いものを弛緩母音、遠いものを緊張母音と呼ぶ。
・筋肉の緊張の度合いが強いものを緊張母音、弱いものを弛緩母音と呼ぶ。

後者の場合は硬音・軟音という呼び方のほうが一般的かもしれません。
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この回答へのお礼

内容は理解できませんでしたが、ご回答ありがとうございます。


> 中央中舌母音に近いものを弛緩母音、遠いものを緊張母音と呼ぶ。

ということは緊張や弛緩は関係なく、舌のどの部分が盛り上がるか
ということになるんでしょうか?


> 筋肉の緊張の度合いが強いものを緊張母音、弱いものを弛緩母音と呼ぶ。

質問は「どの部分が緊張あるいは弛緩するのか」ということです。
つまりこの答えの解説が欲しいというのが質問の趣旨になります。

お礼日時:2010/10/19 15:53

    single   double


tense beat    bead
lax   bit     bid

American Accent Trainingからの引用です。
beatとbitの母音の違いは長さではなくて緊張しているかどうかによるみたいです。
もちろんbeatの方が少し長いのですが、音色の差ほどには意味がないようです。
緊張した[i]は日本語でちゃんと発音するときの[イ]、弛緩した[i(I)]は[エ]に近い[イ]
です。
母音の長さはむしろ後ろが無声子音か有声子音かによります。[u(:)]も同様のようです。
なお、これはアメリカ英語に限った話かもしれません。

この回答への補足

質問は「どの部分が緊張または弛緩することか」です。

補足日時:2010/10/19 15:32
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 下記によると舌の筋肉、特に舌の前後にのびる筋肉の緊張だそうです。



 http://www.britannica.com/EBchecked/topic/587497 …

 イギリスの Daniel Jones 系の音声学者は、bit と beat の違いを長さ(quantity)の差として [bit][bi:t]と書き表しました。

 アメリカの Samuel Kenyon や Thomas Knott は、これを質(quality)の差とし、[bIt](点のないi)[bit]と書き表しました。前者を lax vowel、後者を tense vowel と呼ぶようになりました。

長い母音は緊張度が高く、短い母音は低いとされています。下記に例があります。

 http://funphonemes.blogspot.com/2009/02/long-vs- …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
喉か舌か、またはその両方かと考えていましたが、
舌の前後にのびる筋肉のことなんですね。
日本語だとあまり動かさないのでピンときませんが、
意識しながら発音練習をしてみます。

お礼日時:2010/10/17 11:55

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