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運動中に、呼吸を止めると心拍数が上がりますよね。

そこで質問なのですが、有酸素域での心拍トレーニングを行う際に、呼吸をしにくい状態(例えばマスクをするなど)にすることにより心拍数を上げた場合、これは運動強度を上げることにより心拍数を上げた場合と同様のトレーニング効果が得られると考えてよいのでしょうか?

自転車(ロード)のトレーニングで、LSD~メディオレベルの運動を前提とした質問です。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

(2)の回答者ですが、再登場で追記します。

ご質問の文言、「呼吸を止めると心拍数が上がる」とか、「運動強度を上げることにより心拍数を上げる」と、「心拍数」を強調しておられますので、もしかすると、心拍上昇、即ち、運動強度増加という初級エクササイズ実践者のそのトレーニングの目安を基礎知識とする誤解と思われまして、補足をしておこうと思いました。

呼吸を止めると心拍が上がるのだから、これは有酸素性運動である、かも知れないという誤解ですね。
が、長時間の継続運動を有酸素性運動と言うのでして、心肺器官(血管も)が酸素を筋に大量に供給し続けようと努力する結果、心拍が上がるのです。初級者を脱した頃から、安静時、最大下運動時とも心拍数は低下します。心拍数の低下こそが、有酸素性運動の効果確認になるわけです。

呼吸を止める、即ち、一気に心拍が上がる無酸素状態での筋力発揮のことを「フォスファゲン機構」と言います。これは、無酸素状態で約6秒間、可能な運動ということになっています。代表例が100mスプリントでして、この競技、10秒前後が世界記録ですので、全走行中、フォスファゲンが続きません。よって、100mスプリントでのトップスピードは、80m付近でしてね、実は、減速しながらテープを切っているのです。一見、そうは見えませんがね。

筋中のATPというエネルギー物質によるフォスファゲン機構の次が、炭水化物に依存する解糖系(これも無酸素系)、そして、炭水化物と脂質に依存する有酸素性運動と言うことになります。解糖系の代表例が400m中距離走で、それを越える長距離走が有酸素系となります。

以上、説明が上手くなくて、どうも、お伝えが可能かと不安ですね。
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この回答へのお礼

No2とあわせ、ご丁寧で詳しい回答に感謝いたします。
100mスプリントの話など、たいへん興味深く読みました。ありがとうございました。

ちなみに、私、趣味で自転車競技(ロード)をやっております。
トレーニングで、例えば最大心拍数の60~70%程度の強度で3時間走行というメニューを設定したとします。ところがルートの途中には信号での停止や下り坂などもあり、それにより心拍数が目標とするゾーンよりも下がってしまう時間が多くあり、なかなか目標ゾーンを長時間維持するのが難しいのです。
そこで、下り区間や追い風の時などは呼吸を浅くして心拍の低下を防ぐという方法をとっています。
この方法で走りきった場合、はたして、目標心拍ゾーンでの運動を3時間継続したと見なせるのかどうか・・・、という疑問を感じ、質問した次第です。

No2のご回答内容から、私の練習方法としては間違ってはいないと推測しましたが、そういう理解でよろしいですよね。
質問文をかなり単純にしたので、意図が伝わりにくくなってしまいました。スミマセン・・。

お礼日時:2010/12/15 22:15

マラソン選手が良く行う、酸素含有率の少なくなる高地でのトレーニングと理屈は同じです。

過酷な環境下に身を置くことで心臓血管系の内臓器官が、そういう過酷環境に適応しようと頑張るわけです。そういう環境下で有酸素系運動を強度を上げつつ頑張った結果、各内臓器官が強化され、有酸素系運動では一番大切な最大酸素摂取量が向上します。マスクも酸素を取り入れることを妨げるものとして、過酷な環境下と同様の状態が生じます。長距離走選手は、トラックを走る際も、マスク着用すること、あります。

以上、簡略にて、失礼致します。
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自分の基本心拍数を軸として、


トレーニング行動別に記録して、
練習密度を上げていくのがいいかと。
マスクは効果あるでしょう。
お気をつけください。
あまり無理な酸素量でトレーニングを
なさると、脳や神経に発見しにくい
障害が生まれることもございます。
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この回答へのお礼

早々のご回答、どうもありがとうございました。参考になりました。
酸素量不足による障害、認識していませんでした。体と相談しながら、無理をしないようトレーニングを楽しみたいと思います。

ありがとうございました。

お礼日時:2010/12/15 22:19

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