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こんにちは。
二階に、台所を増築する場合の費用について、お聞きしたいので、よろしくお願いします。
一階の台所の上は、現在は屋根になっておりまして、その屋根の部分に、二階の台所を増築して、現在の二階にある部屋とつなげて、リビングダイニングにしたいと考えております。
家により、状況が全く違うため、なんとも言えないのかもしれませんが、だいたいで良いので、分かる方いらっしゃったら、よろしくお願いします。
最初は、一階に台所を増設しようと思ってましたが、現台所からの配管がかなり長くなったり、リフォームしなきゃない部屋が増えたりして、費用がかなりかかる予感がして。二階に増築したほうが、もしかしたら、安くなるのかな?と思いまして…。
本を買って読んではいますが、なかなか同じようなものも見つからず。
すみませんが、よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

 現在屋根の部分を台所に改築するとの事ですが、その部分には現在、屋根を受けている梁があります。

この梁が通常の床を作れるように設けられている角材の梁か、丸太の梁か等によって、今ある2階の部屋と同じ高さに床が作れるか確認する必要があります。もしかすると同じ高さにできない可能性があります。その場合は今の台所の屋根の梁も取り替える必要があります。
 2階が新たに載るということは、その分の荷重を1階が負担することになります。現在の建物がそこまで考慮されているとは通常考えにくいので、1階を補強しなければなりません。補強の方法は基本的に「壁」(筋違等)を追加する方法になります。おそらく木造なのだろうと推測しますが、1階の筋違の入っていない壁を解体し筋違を追加します。どれだけ補強する必要があるかは、現状を確認後に、2階増築の計画内容により計算します。2階に増築だから1階は関係ないという訳にはいきません。
 2階増築工事中は1階台所の屋根がない状態になります。その間の生活をいかにするかも検討課題です。降雨等により無傷で済まず、1階台所の内装のリフォームもお考えいただかなければいけないと思います。

 又、増築は以前に比較して法運用が厳格になっています。
 基本的には今ある建物に対して何らかの増築行う場合、既存部分も含めて現行法規に適合するようにしなければいけません。あくまでも基本で増築する部分の規模に応じて以下のような緩和規定があります。
(1)増築する部分の床面積が、今ある建物の延床面積の1/20以下の場合は、既存部分に対する補強は比較的少なくて済みます。
(2)増築する部分の延べ床面積が、既存部分の1/2以下の場合は、増築することによって既存部分が構造的に安全でなくなった場合に耐力壁を追加しなければいけません。
(3)増築する部分の延べ床面積が、既存部分の1/2を超える場合は、既存部分を完全に現行法規に適合させなければいけません。(2)の「安全でなくなった場合の補強」が含まれますし、基礎や筋違等の耐力壁の接合方法等についても、全て現行規定に適合させなければいけません。例えば筋違等の接合方法については、平成12年に法改正されていますから、これ以前の建物はこの規定に適合していないことになり、(3)に該当するような増築工事の場合は、現状の壁をすべて解体して金物を追加しなければいけません。他にもいろいろありますから、とてもおおごとになります。

 (1)は1/20ですから本当に小規模な場合で、質問の場合はおそらく(2)あたりに該当するのであろうと思います。
 「増築」の場合、単純にその部分だけで工事が完結しないとお考えいただかなければいけません。

 1階と2階の台所では、ずいぶんと生活のスタイルが変わると思います。ただ単に「工事費が安い」で選択できるような内容でしょうか? まずはご自身の要望を明確にして、専門家に相談し、要望によって発生する上記のような事項及びそれに係る大まかな費用を提示していただいた上で、更にご自身でご検討いただくという手順になろうかと思います。このような質問コーナーでは大まかなアドバイスになります。
 増築には既存部分の状況が重要になりますから、設計図や確認申請書等の書類をご用意された上でご相談されるとスムーズに話が進行すると思います。
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この回答へのお礼

詳細に丁寧にお返事くださって、有り難うございます。
二階を簡単に作れるわけではないということがわかりました…。一階は屋根が無い状態になるなども、考えていませんでしたし…。
情けなくなります。
お話を伺っていただけで、二階を増築案は無謀だと理解できました。
有り難うございました。非常に参考にもなり、勉強もさせて頂きました。
本当にご丁寧に、有り難うございます!

お礼日時:2010/12/16 14:59

上に屋根しかのらない構造と2階がのる構造では屋根しかのらない構造の方が一般的に梁が細い、耐力壁が少ないなど弱く作られていると考えてください。


構造的な問題、1階屋根を壊し2階屋根を作る工事。。。価格の上がる要素は一般的に2階増築の方が大きいと思います。2階屋根上までの足場、今の屋根との取り合い、天井高さが取れるか等考えると費用もかかりますが、2階の方が階高さが低いことが多いので工事可能かの検討も必要です。それに工事中の雨を防ぐ工事など現場を見ずに工事費を想定できませんよ。現場を見る方に相談したほうが適確でしょう。

既に屋根のかかっている部分を増築するなら安い可能性もありますが下屋の上に載せるという工事は高くなるだけでなく構造的にも危ない可能性がありますので建築士にご相談ください。
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この回答へのお礼

回答有り難うございます。
なるほど~…
確かにそうですね…
簡単じゃないですよね。
同居してるのですが、どこにキッチンを作るのが一番安いのかを考えておりました。
大変勉強になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2010/12/15 15:17

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