No.2ベストアンサー
- 回答日時:
是は、扁桃体、以前の問題です。
扁桃体はどの人の場合もその働きは余り変わらないにも拘らず、その人が思い描くイメージや認識の仕方によって、扁桃体に掛かる負荷が変わっています。分かり易い例を挙げるなら、同じ職場にいて、同じ上司や部下がいたとした場合、その場所でストレスを溜め込む人と、逆に毎日を活動的にする人がいます。この場合、扁桃体に掛かる負荷は同じはずですが、人それぞれの受け止め方をします。その受け止め方が、扁桃体に違う負荷を掛けています。
違う例も出してみますが、この例も、物事の認識の仕方が、扁桃体に負荷を掛けていると言えます。それは恐怖症と云う場合です。高い所や、狭いところや、広いところや、不安や、人に会う時などです。或は人前にいる時や、人の目が在るところなどです。
そういう時や、処での、物事の認識の違いから、『気を付けよう』と受け取るのか、或は、『その感情は嫌いだ』と受け取るのかで大きく言うなら別れ始めます。
嫌いだ、と云う感情を大事にした場合が、恐怖症の引き金になっています。この湧きあがる感情は誰にでも存在します。同じ湧き上がった感情を『そのままにして、加工しないで受け取った場合が』健常者という事になります。
湧きあがる感情を否定した場合が、ストレスとなります。『自身の中には、誰でもが持っている、感情を湧かせている者が存在します』この者と、この者が教える、感情を湧き上がらせる情報(言葉に拠らないもの)を否定するか、肯定するかで、二つに分かれ始めます。
この情報を遮断する薬が『効果がある良い薬』と云うものになっています。今の精神医学の方向性に付いて、全く逆の立場を持っている者です。薬の効果が薄れた時に、『送る者は又同じ、生きる為に必要な情報を送る事になります』
従って今の精神医学の方向性では、寛解が限度で、完治を打ち出す事が出来難くなっています。何故なら『異常ではない事を、異常と決めているからです』
人間は一つの世界を二つにして見ています。一つは真実の世界です。もう一つは『頭の中で作られた世界』です。真実の世界は一つだけです。目の前に展開する世界です。ですが『頭の中で作られたは世界は、様々な様相を見せます、或は様々に変化すると云う言い方も出来ます』
この世界を『妄想』と言います。有りもしない世界で自分でストレスを作り出して、作り出した世界の中で自分が苦しむ事を意味しています。この世界で主張されている内容が具体的に『症状名か病名になっています』
例えば、自律神経失調症と云うものがありますが、何度検査をしても、何処にも異常が無い場合です。是なども、頭の中で実際に症状を作り出して、実際にその症状に悩まされています。
恐怖症などにもいえます。他の人たちも、実際には湧きあがる感情を感じていますが、只問題(ストレス)にするかしないかが分かれ道になっています。
その違いは『意識上に載せて問題にする事』=『意識』の扱い方が問題となっています。
真実の世界と違う事は、目の前には無い『事実』を事実として認識している事です。架空のものに不安や恐怖を感じている点です。無いものに対して『扁桃体』が反応している事実があります。
ですから、『扁桃体』以前の話と書きました。
大元には確かに、不安や恐怖の元は在った筈ですが、目の前にその『元』が無くなった時点で、普通には不安や恐怖はなくなっています。
物事をあるがままに、そのままに受け止める見方が出来た時点で、妄想は消えます。症状名や病名とは、物事の見方、或は受け取り方で消えてしまうものと言えます。薬の力を借りたとしても、その完治はものの見方の違いに気が付く迄続かも知れません。
ストレスとは受入れられないものの総称です。受入れられないものを少しずつ無くす事が、ストレスを受けない生き方に繋がっていると感じます。
お返事を頂きましてありがとうございました。
病は気からと言いますが、その通りだなと読ませて頂いた時に思いました。
何でも受け止め方一つなんですね。
自分がまだ病んでしまってない、まだ間に合うはずだと信じて、あるがままに受け入れてみようと思います。
力強い言葉を頂きました。
気持ちがすぅっと軽くなったように思います。
心に迷いが出てきたら、また読み直したいと思います。
本当にありがとうございました。
No.1
- 回答日時:
こんにちは。
扁桃体といいますのは「情動」を司る組織です。この機能が低下しますと主に恐怖や不安など感情の起伏が衰退し、加えて他人の表情や行動からその心情を推測することが困難になります。このため、何とかそれを読み取ろうとして視線や鼻などの図形的な特徴に目を向けるのですが、その裏側に相手の意図を汲み取ることができません。
扁桃体や海馬といいますのは我々の脳内で情動機能を司る大脳辺縁系の主要組織です。生後環境からの心的外傷を受けやすく、その機能不全は情動障害を伴います。外傷による海馬の萎縮は平均して顕著ですが、うつ病やPTSDの場合、扁桃体、もしくは情動反応は過剰になっています。ですから、逆に扁桃体の萎縮や情動機能の低下である場合はうつ病にはなりにくいのですが、意欲やコミュニケーションなどにおいて社会性や行動障害などの問題に関係してきます。
ただ、心的外傷でリスクが高いのは何よりもうつ病やPTSDであり、情動の機能の低下による障害といいますのはそれほど多いものではありません。
相手の表情が読み取れないのは、
「ウルバッハ‐ビーテ病」
「アスペルガー症候群」などがあります。
このうち、ウルバッハ‐ビーテ病が扁桃体の機能不全であることは判明していますが、発症の確率は限りなく低く、まずこれはないです。では、アスペルガーでは知的障害を伴わないものに未発見のケースはありますが、逆に症状が希薄であれば障害とも呼べなくなります。
心の病気といいますのは誰にでも起こり得ることですから、そのような記事を読んでご心配になるのは分ります。ですが、それですぐに自分が病気というのでもないわけです。色々に情報を集めるのは良いことですが、あまり神経質になってはいけないと思います。
専門的な分野の為、周りに尋ねる者もおらず、一人で悩んでおりました。
直ぐにお返事を頂き、ありがとうございました。感謝してやみません。
本当に本当にありがとうございます。
扁桃体は、情動の組織で、機能低下すると感情の起伏が衰退するのですね。
また人の行動や表情から心情を推測する機能が低下する為に、鼻や目線など図形的なものを見ようとするとありました。
この文章から自分を当てはめてみて、私は扁桃体を患っているのではという疑問から解き放たれました。
本当にありがとうございます。
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