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虫眼鏡、双眼鏡、すばるのレンズの曲面は放物線とか円とかの名前でいうと、何になりますか?

A 回答 (2件)

球面収差のない方で放物面すがレンズや鏡面(凹面鏡、反射望遠鏡に使われている)が作りにくいため、放物面に近い球面で代用されます。

なぜ球面が使われるかといえばレンズ面や鏡面を正確に磨き出すには球面の方が楽だからです。

>もうちょっと質問ですが、レンズを通して対象物を拡大して見るとすると、もっともひずみが少なくなる曲面は何になりますか?

放物面です。でも光の波長によって屈折率に差が出るため色のにじみは避けられません。なので特定の波長の光線だけ(あるいは狭い範囲の波長帯の光だけを使う)で見れば色のにじみはなくなるか(あるいは少なくなる)と思います。

>それと、虫眼鏡を球面、放物面で作った場合、見え方にどのような違いがでますか?

球面の場合レンズの中心で像がはっきり見えていてもレンズの中心から離れるほどピンボケ像になって観察される(球面収差。レンズの中心部と周辺部では焦点がずれてくる現象による)。放物面レンズではレンズの中心でも周辺部でも焦点が同じ位置にあるので、正確にピントがあって像がぼけないで見えます。
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この回答へのお礼

やはり放物線のほうがいいのですね。
よくわかる説明ありがとうございます。

お礼日時:2011/02/03 23:45

虫眼鏡の表面は球面です。



すばる望遠鏡を始めとして、反射望遠鏡の鏡面は放物面(回転放物面)、但し、シュミットカメラと呼ばれる天体観測用カメラに使用されている凹面鏡は球面です。
 すばる望遠鏡には反射鏡以外に、多数のレンズも使われていますが、複雑な形をしているため、非球面(「球面ではない」というだけの意味)であるとしか言えません。

 双眼鏡のレンズに関しては良く知らないのですが、おそらくは大半の製品に使われているレンズの表面は球面で、一部には非球面のレンズが使われている製品もあると思います。
 尚、双眼鏡にはレンズ以外にも、表面が何枚かの平面によって構成されているプリズムも使われています。

この回答への補足

もうちょっと質問ですが、レンズを通して対象物を拡大して見るとすると、もっともひずみが少なくなる曲面は何になりますか?
それと、虫眼鏡を球面、放物面で作った場合、見え方にどのような違いがでますか?

補足日時:2011/02/03 00:36
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