
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
食品に限らず、たいていのものは温度が上がると柔らかくなります。
この性質を熱可塑性といいます。フェノール樹脂やエポキシ樹脂などの
ような熱硬化性の樹脂は自然界にはほとんどありません。
さて、米や豆が硬いのはデンプンの性質によります。
デンプンはα-グルコース(ブドウ糖)が多数結合した鎖状(らせん状)の
分子ですが、分子中のHやOHがとなりの分子のHやOHと水素結合という
結合をして硬くなっているのです。
ここに、水を加えて加熱するとHとOHが離れて柔らかくなります。
米や豆などは柔らかくするのに、10~30分の加熱が必要ですが、
カップラーメンが3分でできるのはα化デンプンといって、HとOHを
離してから乾燥させたデンプンを使っているからです。
なるほど、柔らかくなるのはデンプン中の水素結合がとけるからなのですね。
丁寧な説明ありがとうございます。
カップラーメンのことも初めて知りました。
なら、水でも作れるのかなと思いましたが、脂が溶けないので不味いみたいです^^
http://portal.nifty.com/2007/10/10/c/
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