
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
こんなことが書かれていました。
「ご苦労さま」は、他人の苦労を高みから見物しているような語感があります。
やはり、「お疲れさまでした」がよろしいでしょう。
参考urlをご覧ください。
参考URL:http://www.asahi-net.or.jp/~QM4H-IIM/k990615.htm
No.9
- 回答日時:
目上の方に「ご苦労様」と言うのは、失礼でも何でもなく、むしろ当然だと思います。
逆に、目上の方に「お疲れ様」と言う方が失礼だと思います。ところで、「ご苦労様(お疲れ様)」の後に「でした」「でございます」等を付けるかどうかなど、語尾については省略します。余り本質的な話ではないと思いますので。
>どうして失礼なのか、を説明した文章等が見つかりません。
一般的には、
・通常、目上の者が目下の者へ使う言葉だから。
・他人の苦労を高見から見物しているような語感があるから。
・時代劇でもあるように、昔は殿様が家臣に「ご苦労であった」と用いていたから。
・ねぎらいの言葉は目上の方に使ってはいけないから。
などと説明されています。しかし、私はすべて間違っていると思います。
「ご苦労様」は目上から目下
「お疲れ様」は目下から目上
「お疲れ様」としておけば無難
これはビジネスマナーにおける教え方です。実際私もこうした内容の研修を受けた記憶があります。しかし、この定義は、私には乱暴に思えます。はっきり言って逆じゃないの?と思っています。
そもそも、昔の殿様は目下に向かって「ご苦労であった」なんて言いませんでした。正しくは、「大義であった」とか「役目大義」などと言いました。今度時代劇で確認してみてください。
この場合の「苦労」とは、その役職、役目、役割特有の「苦労」のことです。
例えば、組織として一つの仕事をする場合、指示する側と指示される側とでは、苦労の度合いが全く異なるわけです。手足を動かしていればよい下っ端は「疲れる」だけですが、首から上の頭を使うマネージャーには、下っ端には分からない「苦労」があるわけです。
「ご苦労様」とは、本来、その「お役目」に対する感謝とねぎらいの言葉です。
例えば、宅配の配達人が自宅に荷物を配達してくれたときは、「ありがとう」の代わりに「ご苦労様」といってもよいと思います。配達がその人の役割なのですから。
夫が仕事から帰宅した際、妻から「お帰りなさい。ご苦労様」と言われれば嬉しいものです。「家族のために働いてくれてありがとう」というニュアンスが伝わってきます。これが「お帰りなさい。お疲れ様」だと、共働きならともかく、値打ちが下がるような気がします。
「お疲れ様」というのは、仕事以外の、例えばレジャーから帰宅したとき、「やっと着いたね。お疲れ様」という感じです。会社などでも、日常の退社時における同僚同士の挨拶であれば、これでよいでしょう。
しかし、例えば定年退職者の送別会などにおいては、長年の勤務に対する感謝とねぎらいの意味で「長い間ご苦労様でした」と言うことはよくあります。
これが「長い間お疲れ様でした」では、主役が下っ端のような気がします。実際に管理職などのキャリアがない万年平社員であったとしても、送別会という主役を持ち上げる場面では「長い間ご苦労様でした」が適切だと思います。
よく駅前で市会議員などが「皆さん、朝早くからのお勤め、ご苦労様でございます!」と街頭演説をしていることがありますが、彼らは自分が有権者より目上だと思っているわけではありません。その時間帯の駅利用者の多くは、一家の大黒柱として勤めに出ているわけで、その「役割」をねぎらっている言葉なのです。
昭和天皇の「大喪の礼」の日(1989年2月24日)、前夜の午後8時から葬列を待っていた74歳の男性は「『心からご苦労様でした』といって見送らしてもらいました」と話したことが記事となっています(同日付け朝日新聞夕刊)。
要するに、公的な役割に対する感謝とねぎらいの言葉なのです。こうして考えてみると、「ご苦労様」は、むしろ目上の方に対して使うべき言葉だと思いませんか?
あくまで公的な役割に対するものなので、例えば、いくら会社の上司に対する言葉であっても、社内旅行や社内野球大会などレクレーションの終了時は「お疲れ様」が適切だと思います。これらは単なる遊びですから。でも、幹事さんに対しては、普段は社内では下っ端であっても、この場合は「ご苦労様」と声を掛けてやるのが適切な使い分けだと思います。幹事はみんなのために「まとめ役」という役割を果たしたわけですから。
繰り返しますが、「ご苦労様」とは、公的な役割に対する感謝とねぎらいの言葉であるということです。昔の人はこれを正しく理解していたため、今と違って目上の方に対して言うことの方が多かったのです。今でも、この意味を正しく理解できているのであれば、目上の方に使ってもよいし、内容によっては目下に使っても問題ありません。
つまり、最近のビジネスマナーとしての教え方が間違っているのです。これは「言葉は変化するもの」というレベルではなく、間違った教え方をした結果、現代では変な用法になってしまった、ということです。
なお、このように本来の用法を無視して(というか、深く考えずに)、ビジネスマナーとして簡単な使い分け法を勝手に編み出し、もはやそれが定着してしまった例に、敬称としての「殿」と「様」が挙げられます。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1246177.html
(この回答№6が私の回答です。)
これらはいずれも「よく分からなければ、とりあえず丁寧に言っておけばよいだろう」という昨今の安易な国語感が蔓延した結果だと思います。
この点、国語学者などの専門家は、いつも「言葉は時代とともに変わるから」で済ましています。しかし、私は、ただ単に研究対象として「現象」を追い掛けるだけでなく、国民の間違った用法を正す努力をするのも、国語学者の重要な役割だと思っています。昨今の国民の国語力の低下は、厳しい言い方ですが、国語学者たちの怠慢にも一因があると思えてなりません。
No.8
- 回答日時:
こんにちは。
>どうして失礼なのか
失礼・失礼ではない ということではなく、
“ねぎらいの言葉”は目上の方に使ってはいけないと思いますが…。
ですので「ご苦労様」はダメなのです。
ついでにいうと「お疲れ様」もダメです。
社会で使用する用語(社会の風潮からみて)として「お疲れ様“でした”」はギリギリ大丈夫です。
「お疲れ様“です”」はダメのように思います。
お礼の意味を込めるという意味で使用するなら「ありがとうございました」です。こちらは ねぎらいの言葉 ではないので、OKです。
私は、郵便配達の方や宅配の方に「ご苦労様」と言いたくなってしまうのですが「お疲れ様でした。ありがとうございました。」又は「ありがとうございました。」と言うようにしています。
>理由をご存知の方がいらっしゃいましたら、お教えください。
『社会の礼儀』というところですかね。
下記URLもよろしかったらご覧ください。
http://www.alc.co.jp/jpn/com/nndm/q0182.html
#7の方へ
参考になるかわかりませんが、こちらのURLご覧ください。
http://www.alc.co.jp/jpn/com/nndm/q0176.html
参考URL:http://www.alc.co.jp/jpn/com/nndm/q0182.html
ありがとうございます。
下の人が上の人の労をねぎらってはいけない理由って、なんなんでしょうね(^_^;
他の方の回答を見ると、もともとは殿様がその部下をねぎらった語だから、という説があるようですが。
No.7
- 回答日時:
私も#4のかたと同じで、親に 「ご苦労様」は、むかし殿様が家来に使った「ご苦労」を丁寧にした言葉というふうに聞いたことがあります。
目上からのねぎらいの言葉と・・・「苦労」という言葉の中には、「労」つまり「労働」の意味が含まれているので、労をねぎらう 上司からの言葉になるようです。ただ 親に言われた 〇〇殿 が失礼になるというのは、いまだに私の中で疑問ですけど。最近病院などでもカルテは 〇〇殿ではなく、様ですよね。なんでなのでしょうかねえ・・←私が質問してどうする!
ありがとうございます。
純粋にこの理由のみだったら、現代では無意味ってことになりますよね。
まぁ、そうじゃないから生き残ってるわけですが。
ちなみに「殿」は、#8の方のURLにもありますが、「家の代表として、他家の代表に対して用いる語」として発生したものだからです。
つまり、自分と同じ身分の人に対して使う献上的敬称なわけです。
偉い人に対する敬称ではないので、目上の人には使わないのですよ。
No.6
- 回答日時:
「ご苦労様」を略さずに意味が伝わるように書くと、「ご苦労をおかけしています」ですよね。
苦労をかけている、つまり、その苦労の原因となっているのは、「ご苦労様」といっている本人である、ということです。決して「ご苦労していますね」という第3者(同情者)や仲間の発言ではないんです。これを踏まえて、「ご苦労様」のニュアンスを書きますと、「私のために(私の代わりに)働くことで、苦労をかけてますね、ありがとう」
となり、この言葉が、ご主人様→召使い、雇い主→被雇用者、師匠→(ただ働きをする)弟子などの関係を前提としたねぎらいの言葉であることがご想像いただけると思います。転じて、上司→部下の場合などでも、その仕事は、上司のためにやっているわけではないですが、上司は、会社のかわりに仕事の命令を出しているので使えるんだと思います。
ありがとうございます。
「ご苦労様です」には、第三者的な発言という説と、被労働者的な発言という説と2つあるみたいですね。
どっちが本当なんだろ……。
No.3
- 回答日時:
最近の意識調査やと、
これが特に気になる、という人は、3割程度だそうです。
これは私の想像ですが、
目下の者が、目上の者の行動に関して、
それが苦労であったかどうかを、決めるのが、失礼なんとちゃうかなあ、と思いました。
「知ったふうな口を聞くなー!!」って。
「お疲れさまです」てなると、
「何かをし終えた」という事実のみをねぎらっているようなニュアンスになるんやと思います。
よく時代劇でも、殿が家臣に「ご苦労じゃった!!」て言いますよね?
これは「お前の働きが苦労やったろう事はわかっておるぞ!!よくやった!!」という意味やと思います。
いかがなもんでしょう・・・
ま、正しい正しくない、などはさておいて、
とりあえず目上の方が、この考えを持っている可能性がある限り、
礼儀として、知識として、身に付けておけばええと思います★
ありがとうございます。
決め付けてる、というのは説得力のある考え方ですね。
「理由はさておき覚えておいて損はない」とよく言われるんですが、俺の場合、「理由がないと記憶できない」という厄介な気質なので、質問してみたのです(^_^;
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