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新潮文庫の100冊ってありますよね。
あれを2冊買うと必ずもらえるキーチェーンというのを家族にせがまれて
何か買おうと思うのです。
すでに1冊は読んだので、あと1冊なのですが、
前々からいつかは読みたいと思っていた「嵐が丘」にしようかと思っています。
しかし一つだけ気がかりなのが「新訳」ということです。

そこで、お聞きしたいのは、今度の新潮文庫の新訳(鴻巣友季子訳)と、
それ以外の旧訳を両方読んだという「嵐が丘」通の方、
鴻巣さんの訳はどうでしたか。おすすめできますか。
教えてください。

困り度を3にしたのは、プレゼントの締切が近いからです。

A 回答 (1件)

「嵐が丘」通でもなければ、旧訳・新訳両方よんだわけでもない者ですが。



比較的最近、鴻巣友希子の訳で『昏き目の暗殺者』を読みました。
いろいろ調べたい点もあって、オリジナルも併せて読んだのですが、なかなか力のある翻訳者さんだと思いました。
なめらかな表現を心がけていらっしゃるような印象を受けました。

目安としては、新潮社、白水社から出ている本に関しては、翻訳者の質は保証されていると思って間違いありません。
また、近来は、特に小説に関しては、翻訳者の質が全体に上がってきているので、ちょっと前のような、明らかなまちがいや、知識のなさからくる誤訳は少なくなっているように思います。

“新訳に抵抗がある”というのは、たいがい、以前の本を何度も読み込んでいて、頭の中にそのときのイメージが根強く染み込んでいる場合です。
たとえば、自分もドストエフスキーだと、米川正夫でないと、どうも落ち着かない、というところはあります。新潮の原卓也訳のほうが読みやすいらしいのですが。
今回初読なら、新訳でもかまわないのではないのでしょうか。

なお、こんな比較ページを見つけましたので、あげておきます。
良かったら、参考になさってください。

参考URL:http://www.aw.wakwak.com/~w22/388.htm
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

「嵐が丘」は期待感が大きいので慎重になっています。
やはり最初に読んだものが、後々まで影響すると思うので、あまりヘンなものや、斬新すぎるものは敬遠したいと思っています。

でもお話を伺って、鴻巣さんの訳も良さそうだと感じました。
あとは少し立ち読みでもして、決断したいと思います。

お礼日時:2003/09/12 21:34

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