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線形代数の講義で、、、

「A、B∈ベクトル空間V、線形変換をTとする。
対角行列A=T(B)=P-1 B P 」

というのは、先生の板書で なんとなくわかったのですが、

Tの固有ベクトルを、u1、u2、、、uN とすると、
何故 Pが(u1、u2、、、uN)という行列になるのか わかりません。

ご指導の程、お願いします。

A 回答 (2件)

なんとなく解ったのですか?


ずいぶん混乱しているようですが。

まず、B がベクトルなのか、行列なのか
ぐらいは、ハッキリさせましょう。
「 」内の式は、行列積の次元が合いません。

質問の内容についても、変換 T の対角化が
T = (Pの逆行列) B P だとすれば、
(u1,u2,…,uN) は P ではなく、P の逆行列です。

自分が何を質問しようとしているのか、
教科書または講義ノートを確認してから、
質問を補足に書き直してみましょう。
その作業が、理解への最初の一歩です。
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この回答へのお礼

お手数をおかけし申し訳ありません。
書き直しました。

先生の板書で、、、
   ベクトル空間Vの線形変換をTとし、Vの基底を u1、u2、、、uN とする。
   この時 T(ui)=λui (つまりTの固有ベクトル)となっていたなら
   T を行列で表すと、対角要素を λi とする対角行列Aになる。
   この行列A は、図で書くと、

     U -(A)→ U       ← AU=λU のこと(と思います)
     |      |
     P       P     
     ↓      ↓
     U -(B)→ U

   の関係であり、
   左上端から右上端に行ったのと、下を通って行ったのが同じ結果になることから、
       AU=P^-1BPU
   したがって、
       A=P^-1BP
   が言える。
しかし、Pと(u1、u2、、、uN)という行列との関係か わかりません。
自分で考えたのですが、
T(ui) を 素直に 行列Aで表して、
A(ui)=λi ui
PA(ui)=λi P ui
Aは対角要素を λi とする対角行列だから、、、ここからがわかりません。

ご指導の程、お願いします。

お礼日時:2011/02/24 23:16

だから、P = (u1,u2,…,uN) ではなく、P^-1 = (u1,u2,…,uN) なんですよ。



P^-1 = (u1,u2,…,uN) と置くと、
第 k 成分のみが 1 で他は 0 の単位ベクトルを ek として、
(P^-1) ek = uk になりますね? よって、ek = P uk です。

変換 T を表す行列 A の固有値 λk に対する固有ベクトルが uk ですから、
A uk = λk uk です。

以上を併せると、
P A (P^-1) ek = P A uk = P λk uk = λk P uk = λk ek となります。
この式の値を第 k 列とする N 次正方行列を考えると、
P A (P^-1) は、第 k 対角成分が λk であるような対角行列と判ります。
その対角行列を B と置けば、P A (P^-1) = B より、A = (P^-1) B P です。

P を P = (u1,u2,…,uN) と置いたのでは、こうはいきません。
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この回答へのお礼

やっとわかりました。
>第 k 成分のみが 1 で他は 0 の単位ベクトルを ek として
これが、ミソですね。

ありがとうございました。

お礼日時:2011/02/26 21:49

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