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他鉄道路線と相互乗り入れしていない東京メトロ銀座線・丸ノ内線、都営地下鉄大江戸線は標準軌(1435mm)である。
なぜ狭軌(1067mm)にしなかったのか?

A 回答 (3件)

銀座線の開通当時の地下鉄の位置づけは「鉄道」ではなく「軌道」であったため、軌道の基準に適した車両として調達が容易だった標準軌のシステムが使われた。



丸ノ内線は<銀座線車両の検査などを中野工場に分担する計画があり、赤坂見附に銀座線との間にポイントが設置されている。なので当然軌間も同じにするしかない。

大江戸線は台車の車輪間にリニアモーターを設置する必要が合ったことと、浅草線との間に渡り線を設けて西馬込で検査等を行うため。浅草線と同じ軌間になった。

理由はそれぞれれ違うんだよ
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この回答へのお礼

詳細な回答ありがとうございました。
大変参考になりました。

お礼日時:2011/03/20 13:52

逆に、他の東京の地下鉄路線は他の鉄道路線と乗り入れることを前提に建設されたので、乗り入れ先の鉄道路線の軌間に合わせています。


旧国鉄はじめ東京の鉄道は1067mm軌間が多かったので、地下鉄もそれに合わせることになりました。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。

お礼日時:2011/03/20 13:51

だいぶ前にアルゼンチンのブエノスアイレスに丸ノ内線の車両が譲渡されました。


丸ノ内線と銀座線は丸ノ内線の車両が多少大きいですが、規格面では大抵同じです。
丸の内線を銀座線の車両は走行できますし、銀座線の車両の総合検査は丸ノ内線の中野車庫でやります。


さて、その丸の内線を走っていた旧型の車両は、全くと言っていいほど改修を加えずにほぼ原形のままで走行しています。
普通は現地仕様に合わせて何らかの改修を行うのが常道ですが、ここの間の譲渡に関してはその前例がないほどの無改造といってもいいくらいです。
どうしてこんなことになるのかというと、それは銀座線の生い立ちに秘密があります。
ご存じの通り、銀座線は日本最初の地下鉄道として本格的に建設されました(日本最初の地下鉄道は別だけど)
やはり初めてなので、何がしかのお手本があるといいわけです。
そのお手本が当時すでに開業して営業運転していたブエノスアイレスの地下鉄です。
なので、銀座線はこのブエノスアイレスの地下鉄をお手本にそのまま作ったのですね。
それで、東京の2号線となる地下鉄丸ノ内線も、銀座線を基本としたシステムになっています。


このように、日本の鉄道に関しては初めてで技術的見地がない物は、外国製をお手本にしたり、そのまま輸入してしまうことが多かったのです。
そのため銀座線はブエノスアイレス地下鉄と同じ1435mmになったと思います。
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この回答へのお礼

丸ノ内線の旧車両が、お手本にしたアルゼンチン・ブエノスアイレス市の地下鉄で走っているのは、誠に名誉な事です。

お礼日時:2011/03/20 13:51

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