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グラフを見て思ったのですが、希ガスがほぼ0の値を取っているのに、二族元素もほぼ0のような値を取っていますよね…?

また、(第一)イオン化エネルギーのグラフでは、必ず第一族元素が一番低い値を取っているのに、上記のように電子親和力の方は希ガスだけではないのイマイチわかりません。

やっぱり…
軌道が関係しているのですか?
図解雑学の元素という本をみる限り、希ガスのように軌道に隙間がないような…

A 回答 (1件)

第2周期、第3周期は最外殻電子が8個で閉殻なのですが、


L殻またはM殻の途中まではs軌道、p軌道という2つの
電子軌道に分かれています。
s軌道は球状(0次元)で2つの異なるスピンの電子が入ります。
p軌道は棒状(1次元)で、x,y,z軸の3種があり、それぞれに
2つのスピンの電子が入りますので合計で6個の電子が入ります。

希ガスに電子を加えたとき、s軌道に電子が1つだけになり
不安定な構造になるので親和力が小さいのです。
アルカリ金属にはs軌道に1個だけ電子がありますが、ここに電子を
1個加えるとs殻が閉殻になり安定するので、電子親和力がやや
大きくなります。
アルカリ土類金属はs軌道に電子が2個で安定しているところに、
電子を加えるとp軌道の電子が1つになり不安定になるので
電子親和力が大きくなります。
ハロゲンではs軌道に2個、d軌道に5個の電子があり、電子を
1つ加えるとp軌道が6個で閉殻になり安定するので電子親和力が
非常に大きくなっています。

この回答への補足

回答ありがとうございます。
>アルカリ土類金属はs軌道に電子が2個で安定しているところに、~不安定になるので電子親和力が大きくなります。

と書いてありますが、不安定な希ガスの親和力が小さくなっているので、アルカリ土類金属元素も不安定なら小さくなるのではないでしょうか…?

補足日時:2011/03/30 15:57
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