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福島第一原発の件ですが、
(源流対策の)核分裂反応を、
真っ先に、停止させることが鉄則と思います。

現在の状況を例えると、
空炊きのガス風呂を、ガス全開で炊きながら、
水を入れて冷却している事と同じです。
(先ず火種を断つ事が、当然だと思うのですが。)

なぜ、核分裂を停止させないのでしょうか?

詳しい方、宜しくお願いします。

A 回答 (5件)

以前のJCOの臨界事故を思い出してください。


http://www.nuketext.org/jco.html
軽水炉用原発に使う燃料を作る作業でバケツを使ってウラン濃縮をしようとして臨界状態となって核分裂反応が連鎖的に起きて止められなくなりました。
つまり、原子炉に使うウランはある程度の量を集めると、勝手に爆発的な連鎖反応を起こす非常に取り扱いが難しい危険な物質ということです。
原子爆弾はウランを鉄球に詰め込んで一気にほとんどが核分裂するようにした物です。
原子炉内では制御棒を間に入れることで、この核分裂反応を制御できるようにした巨大なバケツなのです。
と言うことは緊急に制御棒を入れて連鎖反応を抑えたとしても臨界状態では無くなるものの、ある程度の核反応が続いていることになります。
ですから、使い終わった燃料棒であっても取り扱い注意で何ヶ月も冷却プールで冷やし続けて核反応がほとんど起きない程度まで燃料を使い切る必要があるのです。
冷却プールの水が無いと言って大騒ぎしている理由もこれでわかるのではないでしょうか?

この事実をずっと前から知っている多くの学者を含む人達は地震国日本に原発を作ることに大反対しましたが、政府の力でねじ伏せられました。
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この回答へのお礼

たくさんの方の分かりやすい解説をいただきまして、
ありがとうございました。

お礼日時:2011/03/20 18:18

核分裂は 地震で緊急停止した際に規定通りの処理で停止しています



素人の思いつくようことは、すでに実施されているか/実施の必要もないことです
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核分裂自体は地震直後に緊急停止装置が働き、制御棒に


よって既に止まっています。
現在問題となっている熱は、核分裂による熱ではなく、核燃料の
β崩壊による崩壊熱による物です。β崩壊は自然収束を待つ以外
できる事はありませんので、この間の崩壊熱による炉心溶融を
何としても防ぐ為に冷却が必要なのです。
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原子炉は地震直後に緊急停止したはずです。



ただ、停電によって停止した後の燃料を冷やす水の循環が止まり、炉内の冷却ができなくなって現在にいたっていると思われます。
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停止させられないからです。



放射性原子は、ある一定の割合で分裂します。
さらに、中性子が飛び出して、他の原子に当たり分裂し・・・・
これが繰り返されます。


その連鎖反応を抑制しているのが水です。あとホウ酸も。
ですから、水は冷却する以上の意味があります。

つまり、火種を断つ方法が水なんですね。
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