準・究極の選択

今後
どんな方向に向かいますか?
日に日に事態が最悪な方向に向かっていると思うのは私だけでしょうか?

A 回答 (4件)

世間には原発に関する噂・憶測が溢れていますが、先の見通しについて、ある程度確信をもって報せる情報源は、まだ少ないようです。



私も少し調べましたが、ここしか見つかりませんでした。

武田邦彦 (中部大学)
 http://takedanet.com/

現状を簡単に述べますと、
・原子炉の安全停止には、「停める」「冷やす」「封じ込める」の三段階が必要。
・今は二段階目の「冷やす」作業中。
・福島第一原発から放射能を含んだ物質の漏れは、残念ながら続いている。
・原子炉の冷却については、徐々に好転しつつある。
・最終段階の「封じ込め」については、まだ見通しが立っていない。


最近、半可通な人から「石棺」を作れ! という声が出てきていますが、これは現状認識がきちんとできていない証拠である。
いずれは、「封じ込め」のために何らかの作業が必要ですが、今はその段階ではない。
チェルノブイリでは原子炉が爆発し容器が壊れたため、最後の手段として「石棺」を作ったが、あくまで暫定的な処置であり、石棺では封じきれないため、今なお放射能漏れが続いている。
そのため、チェルノブイリでは今なお半径30キロが立ち入り禁止となっている。
今、中途半端な「石棺」を作れば、チェルノブイリと同じだけの土地を、無人の荒野となる結果をもたらす。

「冷やす」作業を続け、冷温停止が維持できるようになったら、それから「封じ込め」の対策を検討すればよい。
封じ込めに成功すれば、いずれ福島第一原発周辺の立ち入り規制は解除できる。
そして、福島は復興する。原爆が落とされた、広島と長崎が復興したように。

約60年前に原爆が落とされて以来、人類は多くの原子力災害にあってきた。
そして、それに対処する医療や、その他の科学知識も進化している。

今私たちに必要なのは、科学的知識であり、廃すべきは根拠のない盲信である。
論理的に考え、科学的に対処することが、今の私たちに求められている。
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この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2011/03/29 16:29

小康状態が続いているという意見も出ているようです.


http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110 …

しかし,海水をいれているので腐食による被害が出てくるかもしれません.
ようは,現段階でどうなるかは予想ができません.
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この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2011/03/29 16:30

原子炉が制御不能になるような事態にはならないとは思いますがこの調子では放射線の拡散はしばらく続きます。


東京電力の危機管理が最悪なのは間違いない。(1週間以上たって制御室に照明がついたぐらいで喜んでる)
大手マスコミの対応もひどい。先日の作業員の被曝の際もニュースで協力会社(下請けのこと?)の作業員と報じていたのはNHKだけでした。(すべての民放を見たわけではないけど)下請けの安全なんかどうでもいいという企業の体質がみえみえなのにキャスターはみごとにスルー。スポンサーである東京電力に対する気遣いですか?(関東圏の住民ではないのでわからないのですが)これでは情報操作と言われてしかたないだろう。原発の避難者のインタビューで「もともと原発建設に反対!」という声がまるでないのは不思議でならない。貸金に対する法律が改正になるまではCMをたくさん流してくれるサラ金の高金利をまったく糾弾しなかった事例を思い出します。
余談ですが原子力の平和利用の原発が人々に苦痛をあたえ、軍事利用の原子力空母が三陸沖での救護活動で人々に希望をあたえているのはなんとも皮肉。
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この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2011/03/29 16:32

アメリカ人エンジニア(アメリカ在住)の方の話を聞きました。



福島原発の現状~考えられる最悪の事態を聞き、分かる範囲で要約したので、見てください。技術の云々の話は書けないのでほぼ省略です。

起こりうる最悪の状態(現実に起こり得るレベルで)と問題点

1~6号機の故障に追いついていない、もぐらたたき状態の中(今後さらに1ヶ月以上)、プールか炉のどこかしら、3号辺りで制御不能になる(3号はMOX燃料がプルトニウムも含み最も危険な炉)とすると作業員が全ての場所で作業できなくなり(全ての炉が近接し過ぎ、放射能が高すぎて皆死亡してしまうので)1~6号機、使用済み燃料プール、地下の燃料庫、全て高温になり色々な種類の放射能を多量に撒き散らすが、誰も止められない。爆発しなくても、放射線量の結果は同じとなる。燃料はチェルノブイリに比べ100倍以上あるので、処理の仕方はそれより良く行えても、その被害は今起こっている被害とは比べ物にならない。チェルノブイリの被害を越える(危険度最高の上、8)レベルとなる。首都圏でも数週間?自宅待機が必要なので、水や食料の蓄えが必要。東日本どころか日本中が放射能で汚染され、土壌は200年使い物にならなくなる。ので、以降食料は全て中国などより輸入に頼る。飛行機は飛行が制限され国外には飛んで逃げられない。混雑で新幹線の予約は取れない。さらに首都圏などで大勢の人が癌でなくなる(20~25年位後?)癌と事故との関係性の立証が非常に難しい為、政府は癌の被害の責任を取らなくて済む。日本以外の近隣の国も放射能で汚染し、アメリカ西海岸辺りも、1週間ほどの自宅待機になる。

現状の問題:(1)政府、東電等全体に危機意識が感じられない。

地震当初アメリカの応援を断ったり、当初からプールの破損や水が無いのではないかと言われていたのに、対応に1週間弱かかったりする。(その間は放りっぱなし)東電、政府、日本国内の専門家の原発の知識は欧米諸外国に比べ絶対的に不足してるのに(海外のニュース参照)、政府は自信のあるふりをするので、その場の応急処置の対応しかできない。(「予断は出来ない」とよく言うが、予断できない→予測できない)、つまり自分たちがやっていることもよく分かってない。報道は安心させる耳あたりの良い情報ばかりで、悪い情報は届けない。

(2)強い指揮官がいない

危機的状況においても、日本人体質で「上官の許可をとる」「総理大臣の許可をとる」等の許可取りに時間がかかり、現地の外国人より「驚くほどマネジメントが悪い」と評される。原発の知識、経験があり、もちろん強く、真実を言うことを恐れない一人の指揮官の手でスピードを持って意義と先見のある処置をすることが望まれる。でも、実情は政府、東電の出す情報は信用性が低く信頼にかけるので外部では正しい状況判断ができない。また、そのような知識のある、例えば外国人、軍人のトップに頼んでも、既に状況は非常に悪化して煮詰まっているので、請け負った後に失敗すれば非難の矛先が全てその方に向くと思われるので、今となっては誰も指揮が取れない。

(3)事故で処理がすぐ停滞する

「黒煙があがった」「白煙があがった」「作業員が被爆した」で全ての号の作業が頻繁に、何日も止まる。事の重大さが分かっていたら、作業は止められないはずだ。自衛隊、東電、その他の場所も含め、被爆も厭わないというボランティアを集め、大勢の人が多少の被爆をしても、処理を進めなければ本当に手遅れになる。

今現在とこれからは??

3号炉に問題発生で、既に「放射能が強くて作業が困難…」な所まで行ってしまっている。近隣の方の避難は、ずっと前に行っていなくてはならなかったのに、まだ不十分の距離。非難の距離は、日本政府のものでなく、イスラエル、欧米人等の定めているものをを参照すべき。参考にアメリカ人は既に横須賀基地より撤退。

最後に、私からは、この話は全部杞憂だった、と終わることを強く望みます。今現在、被災者の救援や、今後の生活、電気の管理も大事だけど、原発の安全処理の方を絶対優先で行うべきです。家を無くし、家族を亡くし、やっと前を向けるようになった被災者を放射能で汚染してしまうの無い様、「大丈夫、大丈夫」とただ言い続けるよりも、事態の改善に全力をかけて、最悪の事態だけは日本国民+海外からの応援の力を合わせて、回避出来るよう願います。
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この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2011/03/29 16:44

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