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福島第一原発の事故処理は、明らかに難航しています。現在の予定では、冷却が完成してから閉じ込めるということですので、汚染水の除去に手間取っている以上、閉じ込めまでには1年以上の長い時間がかかります。閉じ込めを優先すべきではとの質問をしてみましたが、無謀だという回答が多数寄せられました。

ところで、一般人が浴びてよい放射線の量は1年で1ミリシーベルトと決められています。これを1時間当たりに直すと0.114マイクロシーベルトほどです。福島市やいわき市の数値は、明らかにこれを超えています。

にもかかわらず、政府やマスコミは原子力を飯の種にしている、当然のことながら原子力にものすごく好意的な学者を動員して、安心だ安心だとアピールしています。これでは福島市やいわき市で、健康被害が生じるのは必定でしょう。

政府は、避難エリアを半径80km程度(米軍の定立した基準)に広げるべきではないでしょうか?

A 回答 (13件中1~10件)

本当に国民の健康を気にするなら、最初の地震の時点で100Kmは退避させるべきと思います。


でも無理でしょうね。

「直ちに健康に問題は無いレベル」とは数ヶ月位、もしくは政権が変わるまでと思って良いです。
5年後、10年後にがん患者が増えようとも国や東電は補償しないでしょう。
閉じ込めに1年も掛ける様ならその間、放射性物質がばら撒かれ続け、100年経っても住めない状況になる場所が拡大するでしょうが、そんな事を気にする様な輩ではありません。
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常識問題です。



ただ 管には 有るのです。 考えが

広げると避難民の数が多くなる。だから広げない。

そして 放射能の影響が出ても20年先、しかも、因果関係を証明出来ない
から、

権力者とは 素晴らしい。
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こんにちは、補足 ありがとうございました。




> どこが決めたのかは知りませんが、自然被曝などを除いた人口
> 被曝の許容量として、確立された基準のようです。
> http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110331-00000 …
> ここにも、年間許容量は1,000マイクロシーベルトって書いてあります
> でしょ。

リファレンスが明確でないので、断定は出来ませんが、多分 ICRP Pub
(国際放射線防護委員会 勧告)の「平常時における公衆被曝の線量
限度」の値かと存じます。

そもそもこのICRP.pubにおける線量限度の考え方は、その人が生涯に
わたり、ある一定値以上継続して被曝し続けると、放射線被曝に起因
すると思われる疾病等の発症リスクが高まる、その結果死亡率が上昇
する、よって"生涯被曝限界から逆算(推測?)して出した、年間あたり
の目安の値"という類のものかと存じますが・・・。

そのせいか、同勧告中には
「公衆被曝の場合、勧告を適用する時点から、過去5年間に亘って平均
した被ばく線量が年あたり1mSvを超えていなければ、その年において
実効線量が1mSvを超えることも許され得る」
という、ちょっとオイオイ的な 記述もあります。(苦笑
(注:1mSv=1,000μSv<マイクロシーベルト>)

まぁ一般人に「貴方の去年の被曝線量はいくつ?」と聞かれても 困る
だけではありますが・・・。

結論から申し上げて、ある期間内で、その値が突発的に上昇しても、それ
がたちどころに健康被害を及ぼすとは思えないのですが・・・。


今回の政府のとっている避難などの防護措置は1980年、中央防災会議
において決定された「原子力発電所等周辺の防災対策について」(通称:
防災指針)に基づく措置であり、その基準の策定には前述のICRPはもち
ろん、IAEAなどの勧告やデータも取り入れたものとなっています。
最新版(2010/8 改訂版)の資料のポインタを以下に記しますので、一度
ご覧になってみてください。
http://www.nsc.go.jp/anzen/sonota/houkoku/bousai …


> 中部大学の武田先生のブログでも、確立された基準として登場します。

先生のブログは 私も以前はよく拝見していたのですが、こと 今回の原発
事故に関しては、データや計算の誤り 等が見られ、ややエキセントリック
なご発言が多いので、最近はあまり参考にしておりません。
メディア的には、面白いかもしれませんが・・・。
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政府が大丈夫だと言っているのですから大丈夫なのではないのですか?


いわき市在住の私はそう考えています。

大丈夫だと言われている今、過剰に心配されて風評被害が拡大することの方が私は心配です。
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エリア拡大の是非は別として、米軍が80kmとしているから日本政府も盲従せよというのには私は賛成できません。

他の方が言われるようにマイル表示で切りが良いといった程度で、科学的にきちんと検討して出した数字とは思えないからです。

報道されているように、放射性物質の飛散は風向きや気象条件に大きく左右され、単純に距離で測れるものではありません。個人的には黄砂や火山灰の飛来予測と同じように、飛散の予測を出して、数字が高まりそうな地域だけその都度、光化学スモッグ注意報と同様の注意を呼びかけた方が現実的だと思います。室内待避を勧めたり、水道水の取水制限をする程度で十分ではないでしょうか。

ローマは環境放射線の値が毎時0.25マイクロシーベルトですが、特にがんや白血病が多いという話は聞きません。飛行機に長時間乗る方が被曝量ははるかに多いですし、たばこ毎日1.5箱を吸うだけでも年に10マイクロシーベルト単位の放射線をあびるそうです。宇宙飛行士が数ヶ月間滞在する場合の、放射線量は非常に大きな値になると思います。

避難エリアの設定は、安全の確保と社会活動の制約の兼ね合いから決められるものではないでしょうか。絶対的な安全を求めるのであれば、再臨界による爆発に備え、半径300km程度を確保し、鉛か何かで覆われたシェルターにでも籠もるしかないのでしょうか。この辺までくると、各人の判断にゆだねられるのではと思います。
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今の状態が続く限りは、そうそう心配するほどのことはないと思います。

ただし、それは「今の状態が続く限り」です。ニュースは注意しておいたほうがいいです。

恐ろしいのは、突発的に水蒸気の噴出や大規模な爆発が起きた場合です。いまや原子炉や格納容器からの漏水で放射線の線量が急増し、外部からの冷却が難しくなりつつあります。その結果、炉内温度を低く維持できなくなって内圧が上がり、配管系の痛めつけられている箇所が一気に破壊すれば、水蒸気の噴出や大規模な爆発が起きかねません。そうなると、放射性物質が吹き上げられ、風向きが悪いと人口が多い地区に放射性物質を降りかけることになります。

可能性が高いとは思えませんが、突発的事態を想定に入れたら80km退避もおかしくはないと思います。

スウェーデン国立スペース物理研究所の山内正敏氏が放射能漏れに対する個人対策というのを紹介してくれています。http://www.irf.se/~yamau/jpn/1103-radiation.html これによると、
(1) 居住地近くでの放射線濃度が1000マイクロSv/時(=1ミリSv/時)に達したら、緊急脱出しなければならない = 赤信号。
(2) 居住地近くでの放射線濃度が100マイクロSv/時(=0.1ミリSv/時)に達したら、脱出の準備を始めた方が良い = 黄信号。
ということです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
0.1ミリSv/時(ご回答の「黄信号」)どころか、その1分の1の0.01ミリSv/時でも、十分危険で、そこにいたくありません。
同時に質問していますけど、汚染水は海に流してもいいから、頼むから爆発・容器破壊させないでくれというのが私の願いです。

お礼日時:2011/03/31 00:04

その必要は全く無いと思います。


特に南西部なんかまったく避難する必要ない。
今でも過剰。チェルノブイリだって30kmなんですよ。

80kmというのは単にマイル表示でキリが良いというだけですよ。あんまり意味はない。

どうせやるなら東京の中心部を含むように避難地域を拡大しないと、みなさん他人事でありつづけるんじゃないんですかね。自分達に直接関わることがわかれば本気になるでしょう。計画停電が不公平だとか言っている馬鹿ドモは、きっとあと1ヶ月もすれば東北のことなんか忘れてしまいますよ。

これだけの大災害なんですから、国全体を一回ぶっ壊すくらいのことして1からやり直したっていいように思う。
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炉心が超高温になり、厚さ15cmと言われる鋼鉄製のお釜が厚い


コンクリートとともに吹き飛ぶ・・・想像したくない事態ですが、
これだと半径っていう考え方があってると思いますが・・・。

そもそも一部が破損して、作業員の方が亡くなるほどではないもの
の、相応の量がずっと漏れてるっていう、安心もパニックでもない
状態が長続きする前提で避難地区が設定されていたわけではありま
せん。

風向き、地形を加味した変形の避難地区・・・さらに避難地区が
効率的に運営されるように行政単位にすることさえ考えるべき
時期になってきたと思っています。

米軍が80kmだから80kmっていうのはあまりに拙速な結論かと思います。
ドイツは東京まで避難指示を出しています。一番安全だと提言する
国の基準を採用するなら、さっさか日本から逃亡するしかありません(涙)。
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こんにちは




> 一般人が浴びてよい放射線の量は1年で1ミリシーベルトと
> 決められています。

すみません、この値は具体的にどの法律、法令、ないしは勧告
に基づいているのでしょうか?


> これを1時間当たりに直すと0.114マイクロシーベルトほどです。
> 福島市やいわき市の数値は、明らかにこれを超えています。

大地や岩石に含まれる放射性物質が発する自然放射線、宇宙
から飛来(?)する宇宙放射線、一般の食品等に含まれるカリウム
(40k)を摂取することによる被曝、等々を合計すると、我が国の
平均的な成人一人当たりでは「0.17μSv/h」恒常的に被曝して
いるのでは? というデータもあるようですが・・・。


> 政府は、避難エリアを半径80km程度(米軍の定立した基準)に
> 広げるべきではないでしょうか?

現在設定されている規制区域を見直す時期に来ているのでは?
という意味では賛成です。

但し、米国防総省の定めた基準(福一原発より 50nm以内での
許可無き立ち入りの禁止)を、そのまま民間向けに適用する事に
はあまり賛同出来ません。

何故なら、彼らはまさに継続したミッション(当然 屋外における
活動の割合が極めて高い)中であり、なによりも被曝したままで
は有事の際の戦闘行動に支障を来すおそれがあるため、かなり
慎重な基準を適用したからです。

また福一原発を中心とした単純な同心円範囲(距離)での一律の
規制(避難、立ち入り禁止 等)も、どうか と思います。

緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)に
よる被曝予想地域の試算
http://www.nsc.go.jp/info/110323_top_siryo.pdf

DOE(米エネルギー省)による航空測量のデータ
http://energy.gov/news/10194.htm

文科省による、モニタリングカーを用いた固定測定点における空間
線量率の測定結果(実測値)
http://www.mext.go.jp/a_menu/saigaijohou/syousai …

などを見ると、同一距離でありながら、原発からの方角によっては
かなり値にバラつきが(一様に)見られるからです。

このようなデータ(特に 実測値は 重要だと思われます)を元に総合
的に判断し、よりきめ細かい規制に移行すべきでは?と思います。

この回答への補足

>>すみません、この値は具体的にどの法律、法令、ないしは勧告に基づいているのでしょうか?

どこが決めたのかは知りませんが、自然被曝などを除いた人口被曝の許容量として、確立された基準のようです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110331-00000 …

ここにも、年間許容量は1,000マイクロシーベルトって書いてありますでしょ。中部大学の武田先生のブログでも、確立された基準として登場します。

補足日時:2011/03/31 21:11
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 こんにちは、アメリカやその他国が避難区域を広くとっているのは、他国の出来ごとあり、自国民の


保護が優先されるから、避難区域を80キロ、100きキロにしたとしても経済的影響は軽微ですよね。
 日本が外国で被害があれば、同じように自国民たいしては広い範囲で避難勧告します。
 日本は、自国の災害であり、いたずらに避難範囲を広げることは混乱を招くだけだからです。

 避難範囲を今の20キロから80キロに広げるだけで、数万人の避難ですんでいたのが、10数万人以上になり、避難場所、食料、水を確保しなければならないし、避難範囲に指定した場所は、経済活動が
ストップしてしまいます。
 避難が長期にわたれば、その地域の経済が麻痺し、倒産や失業する人増えてしまうので、避難範囲を
いたずらに広げることは、好ましくありません。

 今回の計画停電でも、経済的な影響がでて、派遣切りやアルバイトの打ち切りが出ています。
 広い視野で物事を考えないと社会に及ぼす影響が大きくなるだけです。
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