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放射線について疑問があります。知識がおありの方、教えていただけないでしょうか。

1:
放射性物質が放射線を出す。その放射線で、細胞に傷がつくことが、様々な放射線障害の原因だと思います。では、放射線に当たった水、食べ物はどうなるのでしょうか。放射性物質が直接水や食べ物に付着するのではなく、あくまで放射線に当たっただけの場合です。放射能をもつことはないのは理解できるのですが、水や食べ物の成分は、何がしか変化するのでしょうか。遺伝子の組み換えが起きたりとか・・・。人体でも、たくさんの放射線を浴びると、細胞が壊れて急性障害が出ますよね。それが水や食べ物も変性すると考えるべきなんでしょうか。そしてその変性は、料理で煮たり焼いたりして起こる変性とは、化学的に別物ですか?
2:
放射性物質の放射線の出し方についてです。半減期の長いものは、少しずつしか放射線を出さないと聞きました。では、放射線というのは、放射性物質が壊れる時に出るもの、と考えてよいのでしょうか。半減期が短い=すぐ壊れるものほど、一気に放射線を出し、速いスピードで減衰していくということでしょうか。だとすれば、ヨウ素131とセシウム134やセシウム137を比べると、セシウムのほうが、ヨウ素より1秒あたりの放射能は小さいのでしょうか?

A 回答 (3件)

1:


> 食べ物に放射線が当たると食べ物の遺伝子組み換えが起こって。。。

なんて考えても意味がないとおもいます。食べ物は多くの場合、
食卓に上がる前に死んでいるし、加熱などの調理がされているので、
食べ物の遺伝子を議論しても意味がありません。

むしろ通常、食べ物に魚にしろ、米にしろ、雑菌が混ざりこむことは
避けられないと思います。そういったものに放射線を当てると
雑菌が死滅・減少し、かえっていい効果がでるかもしれません。

食べ物を清潔にするために、放射線を当てるということも
実際に産業界で行われているようです。

> 水に放射線があたると

水はH2Oなので、放射線があたると、HとOHに分かれるかもしれません。
ひょっとすると、OHがさらにOとHに分かれるかもしれません。
しかし、過剰なHとOHは質量作用の法則により、大方はもとのH2Oに
戻ると思います。

2:同じ数の原子を用意すれば、セシウムの放射能の方が断然弱いです。
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1,人体に置いて放射線障害が大きな害になるのは、放射線によって細胞が大きく傷ついた場合に次の細胞が造られない。

というのが放射線障害の一番重要な点です。
なので、すでに死んでいる植物や水に放射線が当たっていて、それを食べたとて問題はありません。
上記のような理由なので、放射線を大量に浴びた直後はみな元気です。しかし、細胞が作られなくなるのでしだいに弱っていきます。
医療で使われる微量の放射線では上記障害は起こりませんので、たとえいくつかの細胞が傷ついたとしても、回復されます。

2,放射性物質(放射性核種)が放射線を出すことによって放射性でない安定した核種になります。
出す放射線は、ガンマ線・中性子線・α線・β線です。重要なのはこのうちどれを出すか?どのくらいの半減期があるか?です。
一番、避けたい事態が、α線源とβ線源を体内に取り込むことです。
半減期の長い短いと放射線の強さは関係ありません。
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この回答へのお礼

>半減期の長い短いと放射線の強さは関係ありません。

そうなのですね。
半減期が長いと少しずつしか放射能を出さない=弱いのだと思っていました。
ありがとうございました。

お礼日時:2011/03/30 16:41

2、について#1と#2の方で記述が違うようですが、#1の方が正しい記述です。

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この回答へのお礼

ありがとうございました!

お礼日時:2011/04/05 22:18

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