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私は、理学部で化学を学んでいる大学生です。
将来は教員を志望しており、中学校と高校の理科免許状の取得を目指しています。

しかし最近、中高の数学免許状を取得することも考え始めました。
それは、高校で理科を教える場合は、私の専門である化学以外にも
物理や地学を教える可能性もありますし、
そのためにも分野横断的な知識があった方が良いのではないかと
考えるようになったためです。

また、私が大学を決定する際にも数学と化学のどちらを選択するか非常に迷いまして、
化学科に入学した今も、数学を学んでみたいという思いが残っております。

さらに、複数の免許を取得することによって、教員採用の際少しでも有利になるのでは
ないかという思いもあります。どうしても教員になりたいのです。

しかし、やはり化学を専攻しているのですから、化学の専門性を高めたうえで
教員になりたいと思います。
やはり数学の免許状も、となると、化学の専門にかける時間が削られてしまいます。
また教員採用試験という難関を、複数教科の免許で突破するというのは
並大抵の努力ではかなわないとも感じております。

長々と書いてしまいましたが・・・
化学と数学両方の教員免許取得のメリット・デメリットとは
一体どのようなものがあるでしょうか。
皆さんの意見をお聞かせください。

ちなみに私は、採用予定人数の少ない、倍率の非常に高い県での採用を目指しております。

A 回答 (2件)

数学は一般的に倍率が低いです。

理科の教員も少ないが数学はもっと少ない。
公立学校に教諭として採用されてしまえば問題ないですが、落ちて非常勤講師等の職を探す時に数学・理科の両方があると仕事にありつき易いでしょう。それで仕事がなかなかないようなら、面接等で教員に不向きとみなされていると考えて間違いないと思います。ま、地域にもよりますがね。それくらい数学・理科は少ない。採用する側からは教員の確保が難しいです。
専門性を高めることも結構ですが、学校という職場の半分以上では専門性じゃない部分が大変なので、覚悟はしておいてください。分数や小数ができない生徒達に、何を目標にどう授業を進めるかは多くの理科教師の直面する問題です。
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現職の中学・高校の数学科教諭です。



中学校・高等学校の数学の免許を取得し、教員として採用されたのち、中学校・高等学校
の理科の免許を取得しました。

複数教科の免許を持っていることのメリットは、自分の教科を今まで以上により客観的に
見られるようになったことです。デメリットは、免許を取得するのに、手間と費用がかか
ってしまうことです。

ひょっとしたら、ご存じかもしれませんが、中学・高等学校の一種の免許を1教科でも取
得すると、免許法6条別表第四により、
中学校の免許取得 20単位(教科に関する科目)+8単位(教科教育法)
高等学校の免許取得 20単位(教科に関する科目)+4単位(教科教育法)
で教育職員検定を受けることにより、免許を取得する方法があります。

なお、2教科免許を取得することで、教員採用に有利になることはあまりないと思います。
専門性あっての教科指導を求めることが多いようです。

また、理科の教員採用は中学・高等学校とも少ないことは事実ですが、免許を取得する上
で実験の単位を高校は少なくとも1科目(物理・化学・生物学・地学)、中学校は各分野か
ら少なくとも1科目(つまり少なくとも4科目の実験をする必要がある)という事情があり、
他教科の免許よりも取得が大変なので、免許を持っている人が他教科よりも少ないのが
実情です。

さらに最近では中学・高等学校の両方の免許を取得していることを要請することが多い
ので、高校の免許だけしか持っていないと、中学の免許を持っている人よりも採用時に
不利になることが多いようです。

これらを総合的に考えると、最初に中学・高等学校の理科の教員免許を取得し、教員採
用試験の合格を考えることが早道なのではと思います。

頑張ってください。
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