【解消】質問投稿時のカテゴリ選択の不具合について

ガスタービンでパワーアップ蒸気を投入しますが 詳しく役割、作用等教えて下さい。

A 回答 (2件)

熱電可変型のガスタービンに携わっているのですね。

チェーンサイクルガスタービンとも呼びます。
ボイラーで余った蒸気をガスタービン内部に噴射しその蒸気分だけ出力を増やします。メーカーによりやり方は違いますが、飽和蒸気だけのもの、過熱蒸気を入れるもの等バリエーションが多くあります。通常はコンプレッサー部から出てきた圧縮空気に噴き、圧縮空気と蒸気が混合された形で燃焼器に入ります。圧縮空気はタービン部で発生した動力の一部を用い圧縮してますが、蒸気はそれがないので、入れた分だけ動力消費が無い空気が入ってくるのと同じですので推力が上がります。ただし、ただ蒸気を入れていくとCDPが上昇し、圧縮機の排圧が上昇するのでサージ領域に入ります。その為、入れられる蒸気の量は圧縮機がサージを起こさない量しか入れられません。圧縮機に可変静翼がある場合、蒸気を入れた量だけ可変静翼を絞り、空気の量を減らします。また、蒸気は熱伝導率が空気よりも高いのでタービン入口温度をその分下げたりする場合もあります。推力の増加分は通常時の定格の1/4~1/6程度で発電効率の増加は数%だと思います(蒸気を使ってしましますから総合効率はみるみる下がります。)大気放蒸するのだったらガスタービン内部に噴射した方が良いといった程度です。真空蒸気タービンに比べると効率ではとても低いですが、暖管だけで噴射がすぐできるのでお手軽に余剰蒸気で電力を得たい等の時に用います。
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Nox対策用に燃焼器に入れる蒸気の事ですか?

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