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CDプレーヤーとDACをつなぐためにCOAXIALのデジタル音声ケーブルを買うべきところ、
よく確かめずに「同軸映像ケーブル」と表示している製品を買ってしまいました。

FURUTECHの「FVV-32 」(http://www.furutech.com/a2008/product2.asp?prodN …)です。
これはたぶんAVアンプなどとの接続用なのかもしれませんが、当初の目的通りに接続したところ、
普通に聴くことができています。

製品説明には、「トップクラスの伝送速度とジッターや波形歪の発生を抑えた高品位な音声や映像を
再現……」と書かれていますが、バカなことをしてしまったのでしょうか。

「普通に聴けた」と書きましたが、「音声ケーブル」と表示している製品を買えばもっといい音が
期待できるのでしょうか。

この方面には疎いので詳しい方に、ぜひともご教示いただきたいと思います。

A 回答 (3件)

はじめまして。



コンポジット映像コードはCOAXIALのデジタル音声ケーブルに流用可能です。
と、言うか基本的に同じ物です。

元祖家庭用デジタル録音機は家庭用のビデオデッキ(4分の3インチのUマチックや2分の1インチのβ、VHS)にPCMアダプターを接続して録音する方式でした。
ソニーや松下(現パナソニック)ではオーディオマニア向けにPCMアダプター(現在のA/D、D/Aコンバーター)をオプションで用意していました。
生録用、コンサートホールでの録音用にポータブルのビデオデッキと同等サイズのPCMアダプターまで用意されていました。
これはそのままR-DAT開発への流れに繋がります。

PCMアダプターとの入出力の接続はビデオデッキの映像入出力端子を利用しました。
RCA音声入出力ではデジタルデータの高周波信号を扱うには信号減衰によるエラー発生の不安があり、5~10メートル程度ならば高周波の減衰が抑制でき、同じ高周波信号を扱う映像端子を使用するようにした経緯があります。
光入出力(TOS LINK、S/PDIF)は東芝が自社製CDプレイヤーに採用して以降となります。
それ以前にデジタルデータ伝送にはコンポジット端子とコンポジット接続の映像コードしかありませんでした。
また以降のデジタル機器もこの流れに添いました。機器を変えても、フォーマットが異なっても、端子が同一ならばコードの流用が可能だからです。

正確には初期の個人向けPCではストレージはCカセットデッキとCカセットを用いたものであり、RCA端子、RCAコードでもデジタルデータの伝送は出来ないことはありません。
ただ、とにかく不安定なシロモノで、データ転送もテープの送り速度だったので読み書きに非常に時間がかかりましたし、スピーカーからピーと言う高周波が流れるので非常に耳障りでした。が、この音でエラーが判断できたのでできるのはボリュームを絞って音を小さくする程度でした。

>「音声ケーブル」と表示している製品を買えばもっといい音が
期待できるのでしょうか。

これは「気分」
ほとんどプラシーボ的なもので、デジタルデータの伝送がコードで左右されることはありません。
左右されるのでしたら、エラーが発生していることになります。
実際の音はD/Aコンバーターと、アンプ、スピーカーの質と性能に左右されるので、聴感上と言うある種適当な判定方法では個人の主観も含まれるために全く宛になりません。

実際にその昔ビデオデッキ付属の安物と、ビデオ用の高級品を使用して比べたことはありましたが、結果は自分の聴力では聴き分けはできませんでした。
音楽ジャンルもポップスやロックでしたし、ね。
と言うことは安物でも十分と言うことになります。
高級品や音楽専用コアキシャルを謳うものは安心料だと思ってください。
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この回答へのお礼

tama80jiさん、ありがとうございます。

ホッとしました。
私にとっては結構な価格のケーブルでしたから、ムダ金を使ってしまったのではないかと不安でした。
でも、tama80jiさんに専門的かつ技術史的な解説をしていただき胸をなで下ろしています。

たしかにネット上で時々“ケーブル論争”を目にしており、
私もそれに影響され「安心料」を払っている口かもしれません。

まあしかし、ケーブルを次々に買い換えるなどといったマニアではまったくなく、
付属のものよりはグレードの髙いもの(そもそもこの部分で突っ込みを入れられそうですが…)に
一回だけ交換して「気分」を良くしておこうという程度です。

こんなに早くご回答をいただけるとは予想していなかったので、とても感謝しています。

「教えて!goo」恐るべし。

お礼日時:2011/05/14 14:50

接続して音声が問題なく出ているのであればそれで何も問題ありません。



デジタル信号は、データが伝わればその波形は正しいかどうかは関係なくデジタルデータとして正確に伝送できます。ここがアナログ信号と違うところです。

デジタルデータは要するに"0"か"1"のどちらかが識別できれば良いのです。信号が届けば1が1.1になったり0.9になったりすることはありません。1は1です。もし伝送できなければ、音声が断絶するかスパイクノイズのような雑音になるかです。

デジタルテレビのアンテナが不調だと全く映らないですね。アナログテレビのように汚いけれども映るということはなくて、映るか映らないかのどちらかです。
デジタル音声もこれと同じことです。従って音が普通に出るのであればそのケーブルは実用的に問題ないと考えて良いということです。その意味でデジタルケーブルにはそれほど高価なものはいらないというのが私の意見です。

勿論高価なものに変えても音は変わりません。音質はDACで決まるものです。
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この回答へのお礼

yosifuji20さん、ありがとうございました。

やはりそうでしたか。
みなさんがおっしゃるのは、「デジタルデータは"0"か"1"のどちらかが識別できれば良い」、
「高価なデジタルケーブルが“より良い”データを伝送するわけではない」ということなのですね。

安心はしましたが、安くはないケーブルを買ってしまった私は、
ある意味でバカなことをしたともいえるわけで、ちょっぴり反省しております。

この経験を今後の“オーディオ人生”の教訓としなければならないようです。
回答をいただいた皆さんに改めてお礼申し上げます。

お礼日時:2011/05/14 20:21

映像用でも問題ありませんよ。


映像用のケーブルも、デジタル同軸ケーブルも、インピーダンスは75Ωで、扱う信号周波数もほぼ同じですから。
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この回答へのお礼

yamaroさん、ありがとうございます。

たぶん大丈夫だろうと希望的観測をしていましたが、
何しろマニアックな世界のことだから、「落とし穴」がありはしないかと……。

ネットでもいろいろ検索しましたが、
決定的なものが現段階で見つけられなかったものですから、少し不安でした。

でも、おかげさまで一安心です。お礼申し上げます。

お礼日時:2011/05/14 15:00

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