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バイオリニストのレパートリーは何曲ぐらいですか?

ふと疑問に思いました。バイオリニストは常時弾ける曲は何曲ぐらいなのでしょうか。やはり頭に思い浮かぶ音楽ならその場で全ての曲を弾けるのでしょうか。バイオリンは指の動きが非常に複雑なので、頭の中でメロディーが分かっていても指をメロディどおりに動かせなかったりすることがあるのでしょうか。音楽関連のことはあまり分からないので質問の仕方が下手かもしれませんが、よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

ヴァイオリンに限りませんが,プロの人達にそのような質問をすれば,


返事はほとんどの人がゼロに近いと答えるのではないかと予想します。
レパートリーは多くあっても「弾ける」と判断する基準があります。
プロの人達が判断する「弾ける」とは完成度が高いものですから,
演奏会で堂々と弾けるレベルのものです。その基準で「弾ける」と判断しますので,
「常時」と言われると,「弾ける」ものはゼロに近くなります。
半年前に演奏会で弾いたばかりの曲でも,今もいつでもすぐに弾けるかというと,
そんなに簡単なものではないと思います。
音を出すだけでなく表現の難しさもあり,ヴァイオリンの場合は表現に合わせて
右手の弓の使い方がたいへん難しいです。曲によって,或いは,同じ曲の中でも
弓使いを何通りも使い分けたり,組み合わせたりします。
難度が高い特殊技巧を使う曲では,更に一段と難しくなりますので,
いつでもすぐに完成度が高い状態で「弾ける」というわけではありません。

プロではなくて,「弾ける」の基準がもっと低いアマチュアであれば,
曲自体もそう難しい曲は弾きませんが,簡単に「何曲弾ける」と答えられます。
音楽になっていなくても音が出て最後まで弾ければ「弾けた」ことになります。
人前で弾く場合は,聴く人のレベルにもよります。
音楽をあまり知らない人が相手なら,多少のミスには気付かないでしょうし,
気にもしないでしょうから,軽い気持ちで「弾ける」ことになります。
聴く人が,多少は聴く耳をもつ人なら,「弾ける」の基準を上げなければならないので
弾ける曲数は少なくなります。
プロの場合は評論家などの専門家や,一般の人でも「聴くレベル」が高い人を相手に
弾くわけですから,「常時」と言うとゼロに近くなると思います。

参考に,このようなものを聴いてみてください。
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この回答へのお礼

そもそも弾けると判断する基準自体が違うのには驚きました。演奏会で堂々と弾けなければ弾けると解釈しないのは本当に驚きです。音楽は深いですね。
知っている曲でも演奏会で演奏できるほどのものは確かに相当のレベルを要求されますね。
右手の弓の使い方自体にも何種類もあるとは知りませんでした。
プロの世界(というか音楽の世界自体も殆ど知らない素人なのですが……)の奥深さを垣間見ました。
参考URLも見ました。これほどの超絶技巧曲があるということも知りませんでした。勉強になりました。
素人の質問に丁寧に答えてくださって本当に有難うございました。

お礼日時:2011/05/15 21:20

 


 提琴ベスト106 ~ コンチェルト、ソナタ、ピース ~
 
 その時代を代表する協奏曲や奏鳴曲を初演したり、埋もれていた名曲
を蘇演し、交響楽団の定期演奏会に招かれることが大演奏家の条件です。
 彼らのリサイタルでは、各々とっておきのアンコールが選ばれます。
 
 協奏曲ベスト12
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20081219
 わが競奏 ~ Concert for Violin and Orchestra ~
 
 奏鳴曲ベスト12
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19881027
 全音楽譜出版社 ~ ヴァイオリンピース一覧 ~
 
 独奏曲ベスト82
http://silver-tone.com/repertoire_piece.asp
 Silver-tone 藤田将也のヴァイオリン情報サイト
 
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この回答へのお礼

全てのURLを見てしみじみと思いました。音楽は深い、と。音楽ひとつとっても如何に深いかを思い知りました。
前の回答よりもお礼が少なくてすみません。私は音楽について殆ど知らないので何を書けばよいのか分からないのです。ただ、音楽の深さをしみじみと知りました。
音楽の深さをしっかりと教えてくださって有難うございます。音楽についても勉強してみようと思います。

お礼日時:2011/05/15 21:27

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