No.2ベストアンサー
- 回答日時:
イギリスの作家オスカーワイルドに次の言葉があります。
「人は判断力の欠如で結婚し、忍耐力の欠如で離婚し、記憶力の欠如で再婚する」
>こんなに短い間に離婚してしまう一番の理由は何なのでしょうか?
相性が悪いことを、認めるのに時間がかかるんだと思います。
破綻した人間関係においても、日本人は軋轢よも円滑さを好みます。世界的に見ても、日本人のこの傾向は顕著です。恋に落ちたカップが性的に盛り上がり相手との相性を判断できなくなる。日本で結婚生活を続けている夫婦は、忍耐力のあるカップルか、いまだ恋から覚めていないカップルかのいずれかが圧倒的です。愛のある結婚生活を互いに送れている夫婦がいないとは思いませんが、残念ですが非常に少ない、というか、私の周囲ではそういうカップル、1組しかしりません。周囲を見てもそう感じます。
無知が加速して横行する自己責任主義や、表面的で底の浅い流行やファッションなど。日本人がもともと持っていた価値観はありにも多様化して、資本主義だ民主主義だと海の外の文化に大いに振り回されている感じが、恋とだの愛だのをバカにした、90年代以降のつけがまわってきている、というか。
話がそれました。
>性格の不一致なんて言うカップルもいますが、
>性格なんて付き合っている時に最初から分かっている
>事だと思うのですが・・・。
性格が合う、なんてこと自体、他人との人間関係において、私は奇跡に近いとも思います。
別れるカップル8割は、相性が原因です。性格の不一致ではない。当人たちは性格が合わないと思うかもしれないが、本来、他人同士なのだから、性格など合うはずがない。恋は盲目なんて言いますが、実際は麻薬ですよね笑。だから「性格が合う人とめぐり合えたら運命!」という定説?都市伝説?は、信憑性の高い愛についての誤解の中でも、最も知られていない事実の一つです。
お金が原因で別れるカップルもいるでしょう、それはそれ。彼らをつなぎとめていたのは、もしくは入り口がたまたまお金だったというだけですよ。結婚には、経済的な救済という側面があるのは事実ですから。
>私の周りでは離婚するカップルが多く、
>中でも3年~5年で離婚するケースが一番多くて、
ある意味理にかなっていて、カップルの恋が冷めるのは大体3年前後といわれています。もちろん、個人差はありますが。
結婚前なら、恋から冷めても簡単に引き返せますが、結婚後となると少し事情が変わります。簡単に別れて簡単にくっつくを、あまりにも簡単に繰り返し続けることで、結婚に対する意識、価値観、などが恋愛と同じものかのように麻痺している側面もあるのかもしれまえせん。
これは私の個人的な感覚ですが、私に回りでも1/10組は離婚しています。もっと多いかも。そういう世代の我々の元に育つ子供たちは、そういう我々の価値観を見て育ちます。日本で専業主婦の母親に育てられた女性の7割以上は、出産後に仕事を続けることへ少なからず“後ろめたさ”のような抵抗感を抱くといわれています。社会や制度が整っても、自分の母親や、姑が良く思わない、という背景ももちろんあります。
バブルを経験した以降の、自由気ままで過保護に育てられた世代の子供が恋愛する立場になれば、その両親の価値観に影響を受けないわけがない。メディアはよりファッショナブルになり、ロック歌手が「情熱こそが愛だ!」と叫べばそれは真実にさえなってしまう現代です。楽をすることが幸せで、興奮と幸福が混同してしまうような時代ですからね、せちがらいというかなんというか。明日は我が身、ですかね笑。
歴史は繰り返されますから、きっと、地に足のついた日本は、いつの時代かに生まれてくるのでしょう。それが自分たちのときであればと、願いたいです。
何かの参考になれば、と思います。
余談と個人見解ばかり、失礼しました。
No.8
- 回答日時:
おそらく女性・男性それぞれのメカニズムの違いもあると思います。
男性は子孫を残す為に、女性は好きな人の子孫を残す為に子供を産む。結果結婚に結びつくのだと思います。
女性の立場で話させてもらいます。
正直な所、妊娠すると自分の中でどんどん大きくなる我が子が愛おしくてしかたありません。それにお腹にいる間は守ってあげれるのは自分だけです。また、子供が生まれると『体が回復していない。回復したとしても産後の体に自信がない。家事・子育てに毎日追われ少しでも体を休めたい』と思います。
よってセックスレスに繋がる可能性があります。性のズレも離婚の原因でもあります。
また、今まで愛する的は主人だけだったが、子供という存在が生まれ、一番大事にするべき人が変わった途端、愛想をつかせる妻(夫)もいます。(私の場合は愛する人の子供なので、この人なしでは存在しなかったと思いますが…)
それと大好きだった人程一緒になったら嫌な所が目について大嫌いになるという事もあるそうです。
またお金の問題も事実上あります。妻が家計をやり繰りしている所・夫がやり繰りしている所・共働きで財布は別々というところ。
稼いでくるのは夫だけど、妻が家の事をしているから安心して夫も仕事に行けるのですからお金を持って帰るのは実際夫であってもそれを何に使おうと俺の勝手だ!というのは大きな間違いです。
また性格の不一致という事を質問されていますが、一致する方を探す方が難しいと思います。
性別も違う、育ってきた環境も違う二人が結びつくのですからお互いが歩みよって二人が居心地のいい家庭を築く事が大切だと思います。しかし現実問題は相手に欲求するばかりで期待通りにならないから溝ができるのも事実です。
うちも最初の方それで喧嘩してこの人とは合わないとよく思ってました。
でもそうではないのだと学びました。
3~5年っていうのはわかりませんが我慢できない=離婚に結びつける今の社会に少し理解に苦しみます。
No.7
- 回答日時:
>性格の不一致なんて言うカップルもいますが、性格なんて付き合っている時に最初から分かっている事だと思うのですが
「結婚」に向かって恋愛しているときに「これくらいのこと」と思っていた性格が、あとあとになって「やっぱり」と思うことはよくあること。完全に「相手の性格がわかっている」ということが思い込みであると同時に、案外、自分の「許せる点」「許せない点」というのも実はわかっていなかったりするものです。
また「性格の不一致」と言われる離婚理由のうちの何割かは「性生活の不一致」ということである可能性もあります。長く一緒にいる(3年~5年)うちに、人によっては「もういいや」と思う人もいれば、つきあっている当時から変わらない人もいる。二人が同じように思えればよいですが、それがずれてしまうと結構深刻なストレスとなって溝が深まっていきます。ただ、これはおおっぴらには言いにくいので「性格の不一致」という言葉で濁していることがあります。
また、結婚と同時に付随する「家族・親戚」との関係は、結婚してみないとわからない部分が多かったり。仕事では「きっちり」な人が家族関係では意外なほどルーズだったり、ということも往々にしてあること。そういった現実問題での対処や価値観のズレについて話し合ったりやり直したりとトライしつつも、「あ、やっぱり駄目だ」と思うのが3年~5年くらいということなのではないでしょうか?
お金は・・・もちろんそれが原因の人もあるでしょうが、あくまでもその「お金」に対してどうするか?という部分が原因なのでは?と私は思います。
「ない」なりに「一緒にがんばろう」という人か、「ない」ことで責任をなすりつける人か、といった・・・
単に「ない」だけなら、そもそも結婚しないでしょうしね。
No.6
- 回答日時:
>性格なんて付き合っている時に最初から分かっている事だと思うのですが・・・。
私は今の嫁さんと一緒になってまだ1年です。未だに嫁さんの性格が全てはわかりません。彼女も私のことがわかっていませんよ。わかっていたらケンカは起きませんが、わかっていたら興味もわきません。そういうものです。
あなたは何年で相手の性格を理解できるんでしょうか。わかり切った相手と恋愛していけるんでしょうか。わからないからこそ興味を惹かれます。そして、わかるようになった後、自分の理想とかけ離れていると実感して離婚するんですよ。
>やはり金が一番大きな原因なのかな?とも思っています。
相手の性格は何年経ったらわかるとか言えません。わかる場合は1年もあれば十分わかりますし、わからない人は一生わからない。ただ、相手の所持金なら結婚前に全てわかります、相手が正直ならばですが。
金で離婚するというのがよくわかりません。あなたの周りではそういう人が多いんでしょうか。確かに金遣いが悪い人(ギャンブル癖や浪費癖)は離婚の可能性が高いです。しかし、こんなの結婚前にわかりますよね。
あなたのように考える人もいるんでしょうが、私の感覚だと逆でしたね。
性格・・・結婚しないとわからない
金・・・結婚前にわかる
まぁ、こういう人もいるということで。
No.4
- 回答日時:
離婚原因は様々でしょうが、仰る通り、金銭面もあります。
そこから波及する多くの問題を一言で『性格の不一致』とするケースです。
金銭感覚の違いは互いに過重なストレスを齎しますね。
趣味ひとつとっても、その趣味が理解できない人にとっては単なる無駄遣いになります。
子育てに余裕のない妻は「今はオムツにお金がかかるのだから釣りなんてしないで」
釣りを趣味としている夫は「紙オムツをやめて布オムツにしろ、手抜きして文句いうな」
妻の気持ちは夫に釣りに行く時間があれば子育てを手伝ってほしい
夫の気持ちはたまの休みくらい息抜きさせてほしい
些細なことでも積み重なると大きなストレスになります。
子供がいなくてもこのようなすれ違いは出てきます。
諸悪の根源は『甘え』なのかもしれません。
しかし、ビジネスライクを目指した夫婦も離婚していますので難しいものですね。
本当に様々ですので、ひとつのヒントとして考えていただけると幸いです。
No.3
- 回答日時:
だって、結婚ってふたりだけの世界じゃないですからねー。
お互いの両親、親戚、子供、職場の人、近所の人、すべての人間関係やトラブルに二人一組で立ち向かっていくわけなので、二人の世界でお互いだけを見ていればよかった恋人時代とは全然状況が違うわけですよ。
そういったなかで、「ん?この人、なんか違うな。一緒に戦っていけないな」と気づくことはおおいにあると思います。
それに、結婚後は男女とも、相手に見せる顔が変わるのが普通です。とりつくろわなくなるので。この変化を、結婚前に予測するのは難しいと思いますよ。
あまり望ましくない変化で、しかも重大な内容だったら、「やっていけない」という判断をする人もいるでしょうね。
それから、長く連れ添う間に、お互いの生きる方向性が違ってくるということも当然あると思います。
そうなったら、無理して仮面夫婦を続けるより、お互い自由に生きることを許したほうが愛ある前向きな選択といえるのじゃないででょうか。
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