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(中学地理:世界の気候 「世界の気候の特色」 e点ネット塾)
のおかしな点
・まず、レイキャビク(アイスランド)の説明
 夏は涼しく一見寒帯に見えるが、-3度を下回らないので立派な温帯。
 これは、ちょっと説明がおかいしいですよね。夏涼しいのなら夏の最高気温も示してほしい。
 なぜなら-3度以上であっても10度以下なら寒帯であるかと思います。
 その上、図もないので余計分かりにくい。
・次に、ローマ(イタリア)
 ローマは夏ごく少雨で乾燥帯に見えるがそれなりに降水量があるので、これも立派な温帯。
 ですが、それなりの降水量とは、どのくらいなのか示されてない。
 それに500mm以上あるのだから、それなりの降水量と言わず、あくまで中学生向きなのだから500mm  以上なので温帯という説明で良いのではないか。
 乾燥帯(ステップ)の説明で500近くになることもあると、書いてあるので一応500mm以上の乾燥帯は(この説明では)存在しないはずなので、いくらローマが夏極薄少だとしても乾燥帯と間違る人はいないと思う、だから特に説明はいらないのでは。

A 回答 (1件)

結論的に言うと、説明に不十分な所はありますが、間違いとは言えないと思います。


中学生向けの概観的説明なので、大雑把につかめばいいという考え方もあります。
ビデオだったらこの程度だという冷めた見方もできるかもしれません。

「レイキャビク(アイスランド)の説明」
夏は涼しく一見寒帯に見えるが、-3度を下回らないので立派な温帯。
言葉を補うならば、
緯度から想像すると、北極圏に近く夏は涼しそう、すなわち寒帯に見えるが、実際の気温をみると最寒月は-3度を下回らないので立派な温帯。
というようなニュアンスではないでしょうか。

補足をするならば、ケッペンは最初に樹林気候と無樹林気候を分けますから、最寒月18度、最暖月10度、最寒月-3度の中では、最暖月10度が重要な判断基準です。例えば南米南端の町では、最暖月が10度未満で,最寒月が-3度以上という町がありますが、上記理由からツンドラ気候と判断します。でもこれは大学入試でも難問のレベルでしょう。

「ローマの説明」
ローマは夏ごく少雨で乾燥帯に見えるがそれなりに降水量があるので、これも立派な温帯。
言葉を補うならば、
ローマは夏、例えば7月には8.5mmしか降水量がみられないので、夏だけをみると少雨で乾燥帯のようにも思えるが(夏旅行すると乾燥帯みたいだけれど)、冬季には降水量があり、年降水量は700mmを超えているので、これも温帯。
というような意味ですね。

推測ですが、受験知識の注入に力点を置いているので、このような説明の仕方になるのでしょう。
科学的認識よりも、受験生に「あれ」とか「そうなんだ」という印象付けをテクニック的にしているような気がします。
ですから、塾(といっていいのかわかりませんが)では、その程度だと思って流すのが、よいのではないかと思います。
また、おそらく学校教育では、生徒がおさえるべき力点はそこではないと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

確かに言われた通りなんですが、なぜ降水量が少ない月があると乾燥気候と決めつけるのでしょうか。
例えば、日本の太平洋側気候も冬に降水量が少ないから乾燥気候かもしれないといちいち言うのですか。

お礼日時:2011/05/18 01:39

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