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内部被ばくした放射性物質は内臓で吸収され、細胞に直接影響をもたらし、変質させたり、癌を発生させることがあるとおっしゃていた医師がいらっしゃいました。
栄養素と同じような流れになるのなら、大量に摂取した場合、全身に運ばれ、脳細胞にも何らかの影響はでないのでしょうか?
脳腫瘍とかではなく、神経伝達が悪くなるとか、幻覚が見えるとか…。
もし、ご存じの方がいらっしゃいましたら、教えてください。

A 回答 (6件)

内部被ばくの場合は放射性元素が放射線を出して細胞のDNAを直撃して被害を与えるわけですが、それ以前にその元素の化学的性質が違いますから、からだのどこに蓄積されるかは元素の種類のよって決まります。

ヨウ素131が大きく問題視されるのは甲状腺に蓄積されるからです。内部被ばく防止のために安定剤ヨウ素を事前に飲むのは甲状腺を安全なヨウ素で飽和状態にしておけば、新たに摂取された危険なヨウ素131が蓄積されないようにするためです。脳に蓄積しやすい放射性元素は私は知りませんが、取り組んだ放射性物質がどこに取り込まれやすいかはネット上ですぐに調べられると思います。ところで東海村のJOC事故で大量被ばくされた大内さんは臓器の多くのDNAが破壊され、放射線障害に約3カ月苦しみ亡くなりましたが、臓器の中で最後まで機能していたのは心臓だったということです。
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この回答へのお礼

ご回答感謝いたします。心臓は強いのですね。

 なぜ脳への影響が気になったのかというと、小学校のクラスの約10%が発達障害傾向があることの原因が、もしかしたら放射性物質にもあるのではないかと考えたためです。
 現在30代、40代の人たちが子どもの時代は、核実験が頻繁に世界各地で行われ、大量の放射性物質が放出された時代です。現在、発達障害の子供たちが異常に増えているのは、食生活その他から体内に取り込まれる化学物質のせいとばかり思っていましたが、それだけでなく、親世代が放射性物質を大量に浴びてしまった結果、次世代にも影響しているのではないかということを知りたかったのです。

お礼日時:2011/05/24 23:58

質問者様ではなくて、他の方に誤解があるようなので、ちょっとコメントさせてください。


放射線と放射能がごちゃごちゃに理解されているようです。
放射線を出す力が放射能で、放射能のある物質が放射性物質です。
放射能を浴びるとは本当は言いません。
よく新聞や雑誌にそういう表現が使われるのですが間違いです。
太陽からも放射線は出ています。
それはほとんど大気でブロックされ、荷電粒子は地球の地場に捉えられて地上にはほとんど届きません。
日焼けする人が皮膚ガンになりやすいのは、紫外線によるもので、太陽からの放射線によるものではありません。
オゾン層の破壊で紫外線の強い南半球で、オーストラリアの白人には皮膚ガンが多く発症します。
チリでは、強烈な紫外線で羊が白内障になった例が報告されています。
太陽からの放射線で皮膚ガンになるなら、国際線のパイロットなんかやってられません。
一万メートルの高さでは、地上の十倍の宇宙線を浴びているのですから。
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なるほど。

確かに放射能の神経系統への影響はあまり研究さえていません。放射線は細胞のDNAを破壊して、細胞を作る設計図を破壊する、あるいは書き換えることで癌になることが最も主要な問題でしたから。神経系統への影響は研究課題かもしれません。相当長い期間のデータ収集が必要となるでしょう。
ところで学習障害がそんなに増えているとは知りませんでした。根拠はありませんが私は昔と今でそんなに「学習障害」の子供が増えたとは思えないんです。子供の変化は社会的な要因が多いという気がしてなりません。
回答ではなくすみません。
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この回答へのお礼

 お返事をいただいて、恐縮です。

 脳科学について勉強不足で、発達障害が脳細胞自体の障害なのか、神経系の障害なのかわかりません。

 発達障害児が増加しているのは事実です。すぐに資料はお示しできませんが、文科省の調査でも明らかになっています。
30年前は、40人のうち約1~2人でしたが、現在は約3~4人います。学習障害児、発達障害のボーダー児を含めると、約6~7人います。(もちろん学校によっての差はありますが)

 私も社会的要因が大きいと思っています。社会の最小単位の親子関係の崩れ、親の(大人の)身勝手さも感じています。学校では、親子関係には踏み込めないので、基本的生活習慣や食生活によって学習態度や学習障害は改善すると指導します。
 もし、その原因が放射性物質であるとすると、ずっと「自分のせいだ」と自らを責め続けてきた障害のある子ども親たちは、少しは気が楽になるかも知れません。もしかすると、見えないものへの憤りをどこにぶつけたらよいかわからず、困惑するかもしれませんが…。

お礼日時:2011/05/26 00:26

放射線障害が出やすいのは、新陳代謝が盛んな細胞です。



造血細胞、生殖細胞、髪の毛根、腸内壁、などです。
放射性物質でも種類によって蓄積する場所が違います。
ヨウ素は甲状腺に溜まるし、セシウムは筋肉に溜まります。

そういう意味では直接放射線の神経障害はあまりありません。
しかも脳細胞ってやたらな物質は入らないんです。
脳細胞はブドウ糖だけをエネルギー源にしてBBBというフィルターがあります。
BBBっていうのは血液脳関門の略です。
で、どうかというと神経に直接障害を与えるのではなくて、脳血管に障害を起こします。
それによって、吐き気や錯乱を起こすことがあります。


ついでながら、摂取した物質は代謝されて体外に排出してしまいます。
だから、ヨウ素以外はあまり問題になりません。
内部被曝で一番怖いのはプルトニウムを吸い込んでしまうことで、確実に肺ガンになります。
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この回答へのお礼

詳しいご説明ありがとうございます。
細胞でも影響を受けやすいものとそうでもなものがあることがわかりました。
もっと勉強します。

お礼日時:2011/05/23 00:17

 


受胎後8-15週で5mSv以上被曝した場合に4.4%に知的障害がでるかも知れないらしい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A2%AB%E6%9B%9D# …
 
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
ウィキペディアにこんなに詳しくあることを知りませんでした。
ご親切に感謝いたします。

お礼日時:2011/05/23 00:13

太陽光にも放射能が含まれています。


日に焼けるのは放射能の影響でもあります。
これを「自然被曝(しぜんひばく)」と言います。

日々放射能を浴びているのです。
日焼けする人に「皮膚がん」が多いのはそのためです。

発電所近辺の人なら内部被曝の危険がありますが、その他遠方の人に影響はないと思います。
心配のし過ぎで疲れてしまいますよ。
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