ここ数年、オーディオに興味がわき、スピーカーやらアンプやら、試聴したり、ここで質問させてもらったり、実際にはたいした買い物はしていないのですが、テスト評判やら、こんな組み合わせだったら、など想像したりして、楽しんでいます。(本当はお金があったらすべて買ってためしてみたいところですがそれはできません。)最近おもうようになってきたのですが、どうやらピュアオーディオの基準は、まず2CHで、イコライザ、トーンなどで補正しないで、という前提があって(原音再生という基準なのだとおもいますが)というのがあるようですが、そのあと、どんな部屋で、スピーカーから何mはなれて、という基準はあるのでしょうか?というのも、機種により特性や音色はたしかにちがっても、スピーカーの向きや、リスニングポジションを1mぐらい前にしただけで、がらっと音は変わり、低音がきこえるようになたり、立体的にきこえるようになったり、寒色系?暖色系?といわれるものもよくわからなくなったりするので、よほどスペックに差がないかぎり、どれがどれに勝っているとか、高いものはやはりそれなりにいいとか、まったく評価はくだせないのではないかとおもうようになってきました。実際ピュアオーディオ(かつ自作派でない人)ファンはなにを基準にしてたのしんでいるんでしょうか?
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
簡単にいえばケースバイケースです。
部屋の形状、大きさが個々に違います。
SPの形状、大きさも違い当然ながら音の違いが大きいです。
アンプ、CDPも個々に音が違います。
さらにリスナーの音の好みも百人百色です。
「これが原音通りの音」と感じるのも百人五十色(?)くらいあります。
ですので理詰めの方程式通りの基準というものは存在しません。
試行錯誤を繰り返して自分好みの音に仕上げていく。
その過程を楽しむのがピュアオーディオの面白味と言えるでしょう。
ですからイコライザーを挿むも、トーンコントロールを使うも自由であり、
それらを使ったらピュアを名乗れないなんてことは無いです。
財布に余裕があれば高級機を買うもよし、
余裕が無ければ低価格機を購入して使いこなしで高級機の音を見返すもよし。
完成した自分の音を他人に聞かせて悦に入るもよし、
他人には聞かせず自己中、自己万の世界に浸るもよし、です。
ただし、
自分の音の好みを他人に押し付けない、
他人の所有機器やそれから出る音をけなしてはいけない。
こういったお約束事が暗黙の了解として存在します。
netが情報発信手段となってからは状況が変わってきました。
ですが、こういった紳士協定は守られるべきと考えています。
No.11
- 回答日時:
ピュアオーディオとは単純に映像と合わせず、音楽のみ、混ぜ物をしないという定義だったかと。
ピュアという言葉が変に宗教じみたトンデモ理論の評論家と合わさって非常に気持ち悪く胡散臭いものに聞こえますけどね。2chが主流なのはコストや設置の兼ね合いもありますが、人間の耳は2つなので前方における立体音響において(わざわざ後ろ向きで音楽を聴く人はいませんね)必要十分であると考えられるからです。
一旦主流になればそこに向けて市場の最適化が進み、より高性能、高品質化された商品が差別化されて出てきます。市場が大きくないとなかなか一般向けの高級品は出てきません。5.1chなどのマルチチャンネルは音楽においてはホールの反響音ぐらいしか収録するモノが有りませんし、ソフトも限られてくるため市場が広がりませんね。映画やゲームには良いと思います。
イコライザ等に否定的なのは、製品の品質の評価が困難になるからでしょう。雑誌などの評論家は製品の評価をする必要がありますのでその名残でしょう。原音再生や製作者の意図といった文言も元は評論家の言葉でしょう。他人と情報を共有する上では仕方ありませんね。音源の制作側は普通に加工してます。
自分の理想の音に近付けて悦に浸れるのがこの趣味の良さだと思いますが、大枚はたいて手に入れた宝物を自慢するのも、自作で理想を追い求め工作を楽しむも良しです。オーディオは敷居も低く懐の広い趣味だと思いますので、長い人生を豊かにしてくれると思いますよ。肩肘はらずにお作法は気にせず色々試して楽しみましょう。
No.10
- 回答日時:
1.「ピュアオーディオ」の表現は止めましょう、単に定着していた「オーディオ」で良いと思います。
2Chステレオ等を意味付けたいのでしょうがモノラル再生等も含まれるので限定は出来ません。
2. トーンコントロールを使わない等の条件も無用です。
小型スピーカー等を小レベルで生きた音色を得るにはラウドネスも含め有効手段です。
3. ステレオ全盛(実際には浮き沈みを繰り返していましたが)時代もトールボーイ、ブックシェルフが繰り返して喧伝されて来ました。
4. 風土的な関係でオーディオシステムに対する価値感は一般には根付かず粗大ゴミの扱い変化時にはレコードを含め大量の関係器材が廃棄され(回収に回ったマニアも多かった)その後アナログ再脚光でレコードプレーヤーが少し再発される等、海外勢が地道に製品供給(実際には消費者の趣味性レベルの高さ等による)を続けている。
JBL等ではスピーカーユニットの補修対応も出来ていて対極的です。
以上、問題提起に関して記述させて頂きました。
「オーディオ」は音楽と音響装置に興味を持つ括りで宜しいと思います。
楽しみ方は自由、その人なり、「トイ・ラジオ(Toy Radio)からの音楽にも涙する」感受性を持ちたい物です。
No.9
- 回答日時:
A No.5 HALTWO です。
>「かつ自作派でない人」という縛りを設けた時点で質問者さんは「ピュア・オーディオ」の本質を既に感覚的に気付いていらっしゃるのではないかと思いますよ(^_^)/。
という私の発言を読み返してみて「自作はピュア・オーディオではない」と捉えられると困るなあと思って再投稿しました。
何を隠そう(笑)「自作は最高最良にして唯一のピュア・オーディオです!」・・・だから「自作派」を外しておかないと「ピュア・オーディオの究極は自作」という結論に行き着いてしまいかねません(笑)。
スピーカーのセッティングを調整したり、最良のリスニング・ポイントを探してみたりという行為も「与えられた環境」に満足することなく「自らの所作」でより良い音を探し求めるものですので「自作」の第一歩と言えるでしょう。
ピュアとは「音への飽くなき探求心」であり「音への真摯な姿勢」と思っておけば、あれこれ悩むのも楽しいものですよ。
ようこそ、我らが世界へ・・・アンタラバイッ(幸運を)!・・・(笑)
No.8
- 回答日時:
No.7です。
ご質問を私がちゃんと噛み砕いていなかったようで、再度書き込ませて頂きました。
ご質問最後の ”楽しむ” ということに関しては No.7 に書いたとおり、「各自の好みであり基準は無い」でよいと思いますが、中程に記載の部屋やセッティングに関しては、まぁセオリーはありますが、基準というほど厳格なものはありません。左右対称にするというのは誰も異論はないと思いますが、あとは 耳と測定で試行錯誤 ですね。
セッティングやリスニングポジションを変えると低音の聞こえ方が変わるというのは、定在波や反射音が原因の現象で、最も良く聞こえるポジションを試行錯誤で探し出していくしか無いのではと思います。ただ闇雲にあれこれ試すよりも、ある程度アタリが付けられるのであればそれを基準にして試したほうがずっと近道なわけで、私は次のサイトのツールや書物を参考にさせて頂いています。
ツール → http://homepage2.nifty.com/hotei/room/download/i …
書物 → リスニングルームの音響学 石井伸一郎 著
まずシミュレーションの試行錯誤でおおよそのメボシを付け、実機で最終微調整といった感じでしょうか。
なお経験則ですが、イコライザーなどで無理やりフラットにすると、よく言われているように変な音になりますね。なんか押え付けられたような窮屈な鳴り方になるというか、歪っぽいというか。イコライザーによる音質劣化とは別次元の現象のように思います。f特に多少の暴れは残ってもセッティングだけでフラットに近づけた方が伸びやかな音に感じます。
またまたマルチの宣伝のようになって申し訳ないですが、セッティングによる音作りの面でもマルチは良いですよ♪ セッティングで大きな谷やピークが取れさえすれば、あとは中低域を厚くしたいとかきらびやかな高域にしたいとか、デバイダーの各ボリュームをちょちょいといじるだけで自由自在www
雑誌や人の意見を参考にするのは大切ですが、最後は yuka2002さん自身が良いと感じるかが基準だと思います。
No.7
- 回答日時:
> 何を基準に楽しんでいるのか?
人それぞれと思いますし、yuka2002さんが良いと思う音、楽しいと思う音を追い求めれば良いと思います。求めるべく方向がまだ定まっていないのであれば、機器も音源も色んなものを聞いて、これから探していけば良いと思います。
私の場合は 「高解像度かつ自然な音」 であったと思います。もひとつ大音響鑑賞(笑)。 高解像度というと、きつい刺激的な音の場合が多いのですが、そういう音はいかにもスピーカーから鳴っているという音で、自然界の物音とはかけ離れた音です。自然に聞こえる音(原音ではありません)であって高解像度な音、私の場合はこれだったと思っています。マルチチャンネル(チャンネルデバイダーを使ったアレです。最近の何.何chとかではないですよ。)によってそれを手に入れました。私としてはダントツでお奨めなんですが。
ちなみに映像なしの2chという意味では私はピュアオーディオ派ですが、決してフラット派ではありません。エゲツないほどの低音フェチです。ロックのライブを客席からワンポイント録音したもの(要するに海○盤)を、自分もその客席で聞いているかのように再生する、これが目標で今後とも変わらないと思います。
周りのおしゃべりや拍手などは周りの近距離から、ステージの演奏(PAスピーカー)はそれなりの距離から聞こえてきて欲しいんですが、なかなか難しいです。しかしこれら全ての混沌と混じりあった音を分離よく解像度よく聞くには、マルチしかありません。低音ブーストも、チャンデバの最低音域のボリュームを上げるだけです。フラットだろうがブーストだろうが、音質に差はありません。
もう私はSPネットワークには戻れません。
なんかマルチの宣伝になってしまいましたが、yuka2002さんが良いと思える方向性を見いだして、それに向かって行けば良いと思います。
音でも音楽でもいいと思います。オーディオを楽しみましょう。
No.6
- 回答日時:
Ano.4のyosihuji20です。
実は私は自作派です。50年以上続いています。
私はピュアオーディオという言い方にかなり違和感があります。今更そのような呼ばれ方をしないほしいと思います。
でも私より上の年代のファンの大半は自作派だと思います。なぜかというと当時は半田ごてがもてないとまともなオーディオは入手できなかったからです。
その立場から言うと、オーディオ装置では音楽性は高まらないと思っています。
音楽性の決定要素はあくまで演奏家と作曲家の分野で、再生装置はそれを正しく伝えることができるかどうかです。どんな音でも自然音は音そのもので良いも悪いもありません。スピーカーの再生音が良いとか悪いとか言うのは自然音がそのままでないからです。
たとえば、絶叫した声はオーディオ的にはひずみの塊のようなものかもしれませんが、ひずみ感のない絶叫はないですね。ということは元の音が正解で再生音は違うのかもしれません。
従って、音楽をより良く聴くには演奏家の出した音をできる限りそのままに聞かせるのがベストであって、それ以上でもそれ以下でもないのです。ここに装置で音楽性が高まる要素はないと思います。あくまで演奏家の演奏で音楽性は決まりです。
そういう理由で私は虫の声でも、ガラスの割れる音でもそのとおりに聞こえるものが結局は音楽もより良く聞かせてくれると思っています。
鈴虫でもせみの声でもそのとおりに聞こえない装置でどうしてソプラノとバスの両方が正しく再生できるのかよくわかりませんので。
そういう意味では虫の声が雑音にしか聞こえない西洋人よりも日本人のほうが音の感覚の幅が広いのだと思います。
No.5
- 回答日時:
「かつ自作派でない人」という縛りを設けた時点で質問者さんは「ピュア・オーディオ」の本質を既に感覚的に気付いていらっしゃるのではないかと思いますよ(^_^)/。
ピュア・オーディオのピュアとは「ファッション (流行) や理論、スペックなどに振り回されずに、真摯に音に向き合う姿勢」であり、そういう姿勢でオーディオを楽しむ人達が選択する機器をピュア・オーディオ機器という漠然としたカテゴリーに括っているわけです。
ちなみにオーディオとは「音」であって「音楽」とはちょっと違うところがあります。
昔、アメリカで (あちらは広いですから(笑)) フランス人の女性音楽家に自慢の JBL パラゴンで音を聴かせた日本人が、その女性から「貴方は音楽を愛していない」と馬鹿にされてヘコんだという話を聞いたことがあります(笑)。
鹿威しやムックリ、虫の声や機関車の音、除夜の鐘などを録音して再生音に浸る人なんていうのは「音楽を聴く人」とは言わないでしょうけれど、オーディオ・マニアならば当たり前にいる人達ですよね。
オーディオ・マニアというのはメロディーやリズム、ハーモニーという音楽の 3 要素を聴いているのではなく、音そのものに耳を傾けているところがあり、日本は「琵琶や琴を爪弾いていた時代」から「メロディーやリズム、ハーモニー」を楽しむのではなく「音そのものを楽しむ」風習が育まれてきた背景があることからか、世界でも類を見ないほどオーディオ・マニアが多い国のようです。
音を楽しむのに理屈は要りません・・・必要なのはその人の音に対する真摯な姿勢、ピュアな聴感ですので、音を聴かないうちからスペックやらリスニング・ポジションやらを考えても意味がありません。
・・・で、多数のピュア・オーディオ (音を真摯に聴く) 経験を積むと (野球が上手くなったり、楽器演奏が上手くなるように) 身体が自然とより良いリスニング・ポジションや向きに反応するようになるわけです。
しかし、どんな達人でもその人固有の癖や得手不得手がある上に「聴感という感覚を言葉で言い表すことの難しさ」から「音の善し悪しは十人十色」という言い方も或る意味正しいのがオーディオの難しいところで、或る程度の普遍性を示す手段としてスペック (物理計測特性) も補助的に用いられているというのが現実です。
言葉だけでは理解できないジャンルなので、「暖色系と寒色系」といった表現は、実際にたくさんの音を聴いて、その音の評価と較べることによって使い方を覚えていくしか手はありません。
質問者さんが「思うようになった」事は誰もが思うことなのですが、既にあれこれ試して楽しんでいらっしゃるのですから、今後も楽しみ続けることによって「自分だけの音 (というか好みの音)」が確立するようになると、その種の悩みは薄れてくるものですので心配する必要はありませんよ(^_^)/。
まあ「泥沼の世界」ではあるのですが・・・「同士よ! ようこそ、こちらの世界へ(笑)! 共にもがきましょう! (滝汗)」
No.4
- 回答日時:
私はクラシック主体なので、基準はコンサートホールの音にいかに近づくかですね。
勿論そのもの通りには無理ですが、少しでも近いものにするということはできます。
そのためには時々コンサートに行ってオーケストラや室内楽を聴きます。
それを記憶に残して、自分の記憶に近い音になっているかどうかが基本です。
CDには録音場所も演奏団体も違うものが入っているので、原音かどうかはわからないというのはその通りですが、いくつも聞いていれば平均的なオーケストラの音はこういうものだという程度の基準はのこります。
クラシックに基準をおくのは通常演奏会では電気を使わない音だからです。ポピュラー系は演奏会でもマイクとスピーカーの音です。生の音ではありません。またミキサーでどれくらい加工された音かもわかりません。その理由で私には基準にはならないということです。
それとオーディオを楽しむ簡単なコツは、自分の装置は世界一だと思って聞くことです。
音が良いとか悪いとか言ってもある程度の金額を出したもので聞くに堪えないような物はありません。
本当に少しの違いを針小棒大に言っているのが今のオーディオの世界です。
そういうことは気にしないで、自分の装置は誰のものよりも良いものだと思って聞けば、それなりに良い音に聞けます。不満を持って聞くと何時までも満足できません。
細かなことは棚上げにして、音楽を楽しむのが最も幸せなことです。
わたしはオーディオを50年くらいやってきましたが、もう雑誌等の記事は気にならなくなりました。その記事を書いたものはそう思うのだろうというだけです。
それよりも残りの人生で後どれだけの音楽を聴くことができるかの方が大切に思うようになりましたので。
No.3
- 回答日時:
オーディオに基準は無いと思います。
しかし、比較をしようとしたときに、基準がなければ比較のしようがありません。
すべて個人の感性では物事は判断できませんが、無理やり判断基準を
設けようとするとその基準に合わない方や認めない方は反発することとなります。
いつも不思議に思うのですが、音の良し悪しの定義がみな同じではないということです。
なので、「いい音が聴けるオーディオシステムは?」なんていう話題もいい音の判断基準が
それぞれ違ったら、会話になりません。
ピュアオーディオという言葉も今では定着していますが、
それまではある評論家が使い始めてたのが始まりだそうで
何とも不愉快な響きでした。
原音再生にしても、原音て言うけど、じゃあ原音を聞いたことあるのでしょうか?
この原音を知っているのは担当ミキサーだけじゃないかと思います。
ミキシング時点でもとの音は消えます。
そこからミキサーが音作りをしてまともに聞ける音楽を提供しているわけです。
唯一ミキシングの少ない2点マイク設置のステレオ録音が
色付けの無い自然な音ですが、ミキシング音と比べると何かもの足りなさを感じます。
いい音の定義をある程度絞らないと、オーディオの好みは十人十色だから
自分で気に入ればそれがい音 だなんてことになっちゃうんですよねぇ。
それと、PA機器や楽器と混同しているとなかなかいい音の基準が定まらないことになると思います。
オーディオ機器は楽器ではない。そう思うのですが、真逆の方もいます。
オーディオ機器はPA機器であってはならない。
これも
「コンサートはPA機器で聞いているんだから、
家庭に同じPA機器を持ち込めばコンサートと同じ条件で楽しめるはず」
と理にかなったような事をおっしゃる方もいますが、これは大間違いです。
もとの発声元と同じ再生機器では同じ音は生まれません。
まずは いい音の本質を見抜くことがいい音をゲットできる近道じゃないかと思います。
けして高いものばかりがいい音ではありません。安くてもひと工夫すれば、
いい音になる可能性も十分あると思います。
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