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原発を覆う格納容器をなぜ作らないのか

原発を全て覆う鉛の格納容器で、全て覆ってしまえば、仮に原発事故が起きたとしても封鎖するのが容易だと思うのですが、なぜそのような設備は設けないのでしょうか?

A 回答 (2件)

無意味だらからでしょ。


原子炉を被うのが、鋼鉄製の原子炉格納容器。
原子炉格納容器を納めている原子炉建屋は厚さ1m以上のコンクリート製。
厚さ1mのコンクリートは、中性子線の通過を充分にせき止められます。

しかし、今般、水素爆発で厚さ1mの原子炉建屋が吹き飛んだわけですから、、、
コンクリートよりも柔らかく、しかも、融点の低い、鉛など水素爆発に耐えられるわけ無く、また、少し高温になれば、ドロドロに溶けてしまうでしょうからね。
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この回答へのお礼

ありがとう。

お礼日時:2011/06/04 21:55

鉛の容器では強度がありませんから、形が保てませんよ。


自重で変形してしまいます。

鉄骨を組んで鉛板をつけて行かなければなりません。
鉛は重いですので鉄骨の強度もかなり強くしなければならなくなってしまいます。

そもそも、原子炉建屋はコンクリートで作られており、今回ひびは入って居る様ですがそれ以上の大きな損傷は出て居ません。

勘違いされている方もいらっしゃるようですが、今回の原発事故で吹き飛んだ部分は、原子炉建屋の本体ではなく、上部の鉄骨造りサイディング構造(工場の壁や家の壁などの様に、骨にサイディング材を張っていっただけ)の部分が吹き飛んだだけなんです。
原子炉建屋の建屋本体部分の壁などが吹き飛んだんじゃないんですよ。

強度の無い鉛などで覆ったら、今回の事故の場合だと衝撃でぐずぐずになって居るでしょうから、中に入ることなども出来ず、作業も今以上に困難を極める物になった可能性があります。
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この回答へのお礼

ありがとう。

お礼日時:2011/06/04 21:55

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