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はじめまして。標記件、教えてください。
A2DPのプロファイルを使用するBluetooth対応機器間で音楽データがどのようにやり取りされているのか、通信のしくみを知りたいのです。

例えば送信側のMP3音楽プレーヤAの音楽をA2DPで飛ばしたとき、受信側BにはAに記録されているMP3データそのものがA2DPで送られるものとばかりこれまで思い込んでおりました。
しかし、例えばiPhone4ではA2DP接続中でもiPhone4側でボリューム操作ができ、受信側ではA2DPで受信した音楽の再生音量が変化するようです。

可能性として
(1)A2DP送信前にD/A→ボリューム調整→A/D変換されている。
(2)A2DP規格にボリューム情報を付加できる。
を推測しておりますが、そもそもこれらの疑問を含めてA2DPがどのような通信方式なのか、知りたいと思った次第です。

ネットを中心に探しておりますがなかなか見つかりません・・。やはりBluetooth SIGサイトの規格書を熟読するしかないでしょうか?参考ページ等ありましたらご教示ください。
よろしく願いいたします。

A 回答 (1件)

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0817/pda …
このサイトにちょっと説明されていますね。

A2DPでの音声出力は、ソフトウェアの構成によっては
MP3に限らず、WMAやAAC、flac,ogg,その他いろんな形式のデータが
再生ソフトで再生されるわけですから…受信機側で
それぞれをデコードするということは不可能なんです。

Windowsの場合はどうだか知りませんが
Linuxのpulseaudioのような環境で扱えば
それが、純粋に音声出力装置であることがわかると思います。

たとえば、2つのデータを同時にスピーカーから鳴らせるように
設定次第で、2つのデータを同時にA2DP機器で鳴らすこともできるんです。


こういった複雑なシステムは、OS上のサウンドサーバーと呼ばれる仕組みが
データの処理が行われるようになっています。
サウンドサーバーまで来た時点で、MP3もWMAも、動画再生などもすべて
単なるサウンドストリームとなっていて、特定のコーデックに依存しません。

A2DPの場合は、そのスタックに送られたストリームが
あらためてA2DPのための圧縮を経て送出されるようになっています。
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この回答へのお礼

ご回答、大変有り難うございました。参考ページとともに大変参考になりました。
ちなみにネット検索しているとA2DPの音声圧縮コーデックとしては、SBC(SubBand Codec)を必須としながらもMP3、AAC、ATRACがオプションとして利用できるとありました。
仮に送受両方のデバイスがMP3をサポートしており接続時にコーデックとしてMP3が選択されれば、元のMP3データが送信側での再圧縮が掛からずそのまま受信側に飛ばされる事もあるのでしょうか?
これは恐らくNOではないかと。あくまでも単にSBCの代わりに別のより高性能なコーデックを使用できるという意味であって、元データが圧縮データの場合は元MP3→デコード→(※)→A2DP圧縮というように必ず多重圧縮が避けられないと理解しました。
私が体験したA2DP接続時にiPhone4のボリュームが調整できたのは恐らく(※)部分でディジタル的な音量調整が掛けられたのではないかと推測しています。

そもそも今回の当初質問をさせていただいた経緯としてはiPhone3GSをA2DPを用いてある受信デバイスに接続して音楽を聴くと音が歪む問題が発生。原因は受信デバイス内の増幅段で歪んでいることが分かり、送信デバイスの音量設定は適切なのか、そもそもA2DPで音声データがどのようにやり取りされているのか、疑問に思った次第です。
まだきれいに頭の中が整理しきれていないのですが、A2DPに飽和による歪みを発生させないという意味での音量制限に関する概念は何かあるのでしょうか?もしない場合、どのような考え方のもと、そのような概念が必要ないのでしょうか?

質問の内容が適切でない可能性がありますが、もしもご存知であればご教示ください。
よろしくお願いいたします。

お礼日時:2011/06/13 00:29

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