【大喜利】世界最古のコンビニについて知ってる事を教えてください【投稿~10/10(木)】

【社会】福島県の瓦職人“もう限界” 「腕が悪いから壊れた」と一方的な非難、1日30件の依頼…自ら命絶つ人も

 県内の瓦職人が悲鳴を上げている。東日本大震災で多くの民家の瓦屋根が壊れ、修理の
依頼が一気に押し寄せた。「腕が悪いから壊れた」という一方的な非難、過重な労働、
雨漏りを心配する顧客からの矢の催促。職人から「もう限界」との声が出る。県瓦工事
組合連合会には震災後、会員2人の自殺の可能性が報告された。「厳しい業界の窮状を
知ってほしい」。薄井幸夫会長の訴えは切実だ。
 連合会によると、県内で民家などから落ちた瓦は推計で約4万トンに上る。一業者
当たり400~2000件の依頼を抱え、パンク状態だ。仕事量は「4、5年分」(連合
会関係者)にもなるという。
 「技術が悪かったから瓦が落ちたんだ」。県南地方の業者は、自分が屋根を手掛けた
顧客から容赦のない言葉を浴びせられた。瓦の損壊には建物の強度や地盤などさまざまな
原因が考えられるが、知り合いの同業者も自信を持って完成させた仕事を非難された。
「ノイローゼになった仲間もいた」と打ち明ける。
 人手や資材の不足が事態をさらに深刻化させている。20年前、連合会の会員は約
120業者だったが、和風家屋の減少などで、今は4分の3に減った。震災直後に比べ、
最近は徐々に瓦を入手できるようになったが、まだまだ品薄が続く。
 全日本瓦工事業連盟はホームページで、被災地で仕事を請け負ってくれる職人を募って
いるが、応援の職人は宮城や茨城県に偏り、本県への加勢は少ないという。いわき市の
職人(62)は「放射能の影響だろう。福島こそ応援が必要なのに」とやりきれない思いを
語る。
 間もなく梅雨や台風シーズンを迎える。応急処置としてビニールシートをかぶせている
家が多く、修理を待つ人からは「いつ嵐が来るか分からない。早く直して」との声が相次ぐ。
薄井会長は「今こそ業界挙げて頑張る時だが、これ以上の無理はできない」と複雑な思いを
口にした。
※続きます。

福島民報(2011/06/12 10:47)
http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4107&blockId …

瓦って瀬戸物でそもそも壊れやすいんじゃないのかな?
実は鉄板の屋根の家のほうが瓦よりもいいんじゃないの?

A 回答 (7件)

<参考>


 瓦屋さんの方の対応も、プロとは言いかねます。
 きちんと説明できないと、プロとは言えません。

 瓦は、固定せず土で葺いてあります。
 重い土で葺いた瓦が、全くずれなければ、きちんと建てられた古典的日本家屋は、その重い屋根が揺れることで、ぺしゃんこに倒壊します。

 ところが、瓦が揺れのエネルギーを持ったまま移動する=ずれることで、地震の揺れエネルギーを吸収し、建物本体の揺れを小さくします。また、葺き土・瓦が屋根から落ちることで、屋根が軽くなり、建物が倒壊することを防ぎます。

 日本人の昔からの知恵として、一部を壊れやすくして、全体を大きな力から守ると言う考え方で、ある程度大きな力が掛かった場合、建物が壊れる前に屋根が軽くなって、木造軸組みが万一倒壊しても、斜めになるだけで、内部に人のための空間が残ります。

 木造軸組みが倒壊するような状態になっても、瓦や葺き土が屋根に固定されてずれないような瓦工事は、凶器で欠陥工事・瓦のプロがやってはならない仕事と言えます。
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>瓦って瀬戸物でそもそも壊れやすいんじゃないのかな?


昔の日本家屋だと屋根の上に土を載せてその上に瓦を並べる施工方法だったので
地震が来れば瓦がずれるのは当たり前です。(落ちれば当然割れます。)

現在は施工方法が変わって屋根の上に土は載せなくなり、コンパネ(木の板)の上に
瓦を並べてステンレスの番線(針金)で引掛けてあってずれにくくなっていますよ。

>実は鉄板の屋根の家のほうが瓦よりもいいんじゃないの?
鉄板(ガルバリウム)の屋根は軽くて地震の時には有利ですが10~20年に一度
再塗装が必要です。瓦屋根は品質によりますが20年以上ノーメンテでも大丈夫です。
(但しセキスイかわらUは欠陥品なので20年も持ちませんが・・・。)
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それぞれの材料に良い面と悪い面があります。


家を建てるときにそれらを理解して建てていればこのような非難は出ないはずです。

また、確かに同じ地域でも瓦の落ちている家と落ちていない家がありますが、それも土地の状況から始まり、建物の構造、建物の向きと地震による揺れの方向性など様々な要因によって引き起こされます。

被災した人にとっては大変だと思いますが、やはり時間はかかるでしょうね

特に福島は、先日私もボランティアに行きましたが、やはり人がなかなか来てくれていないのが解ります。
残念ですね
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6強だった義理の母もあまりしつこく瓦職人をお願いするので1年待つと思って養生しましょうといいました。

私の住んでいる地域の地震の際は5強でしたが全部終わるまで1年はまったようだったからです。

被災現場の方々は、瓦が落ちた家と落ちてない家という区別しかできません。
建築士の私から見れば、ひとつひとつにその差を生んだ原因がわかっても、一般の方の理解は得られません。私のような立場なら、このような理由であちらは落ちず、ここは落ちたのですと言えますが、職人さんは「いい仕事をする」という抽象的な信用だけで仕事をしていますから、そんなことを言えば「単なる言い訳」となってしまうのです。わからないとはいえ、心ない言動はつらい話です。

材料には一長一短なんでもあります。
5~7年ごとトタンを塗るのが嫌で瓦にする方もいれば、断熱性を重視する方も、見栄えを重視する方もいろいろです。一概になにがいいとは言えないので、その人が重視するものは何かを見据えながら材料をすすめることもありますよ。

壊れやすいのは人の心でもあると考えると、非常に切ない報道です。
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>瓦って瀬戸物でそもそも壊れやすいんじゃないのかな?



瀬戸物。。。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%99%B6%E7%A3%81% …


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%93%A6

瓦は簡単に割れます。


>実は鉄板の屋根の家のほうが瓦よりもいいんじゃないの?

その辺は何を求めるのかによって違う。

瓦・・・太陽の熱を遮断するのに適している。
   重いので風に強い。その分地震に弱い。
   もっとも、最近は軽い素材の割れにくい瓦もできてきている。
http://ameblo.jp/ikginfo/image-10906671108-11257 …

鉄(ガリバリュウム合板など)
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question …
    熱を吸収しにくいなど難はあるが、改善されつつある。
    軽い、施工がしやすいなど長所もあるが、
    一般的には安普請で悪いイメージはいまだに残っている。


>「技術が悪かったから瓦が落ちたんだ」。

そういうお客さんには、「では、余所の業者でやってもらってくれ。」
とでも返せばいいのにね。生真面目にもほどがあるな。。

未曾有の大地震なんだから、落ちて当然さね。
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このようなことを書いてはいけないのかも知れませんが、日本人の場合は主体性が無く「あなたがこうだから~」と行動しているため、必要以上に自分の人生が周りの人に左右されてしまいますし、発想が両極端になりがちです。



このような人もいるでしょうし、その逆に忙しいからといい加減にやる職人も出てくるでしょう。

常識的に考えれば、これだけ多くの仕事があると言うことは「腕が悪いから」という理由が当てはまる訳もなく、職人であればそれが言いがかりであることは明白です。
そのような常識的な判断で、なおかつ自分の信念を持って仕事をしていれば、そんなことにはならなかったと思います。

同情はしますが、かと言って必要以上に騒ぐことは、良くないことだと思います。
結局、自殺はちょっとでも本人が「死にたい」と思ったことによる結果なのですから、最終的な責任は本人にあるべきものですし、そして本人に責任を課すことがその本人の人生を尊重していることになると思います。
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同じ瓦屋根でも、阪神淡路大震災以降に施工した家はまず大丈夫でした。


ダメだったのは阪神淡路大震災以前に作られた家が多かったです。
また阪神淡路大震災以降は瓦屋根ではなくスレートぶきなどにする家も多くなりました。
ただし見た目の問題などで瓦屋根にする家も多いです。

ただこのニュースの要旨は、
「原発のせいで福島には職人が入って来ない、現場は悲鳴を上げている」
ってことなので、瓦が悪いんだって言うとさらに職人さんを追いつめることになりますけど。
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