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今回の原発事故のように被害者に対する弁償や保障を考慮すると物凄く割高だとは思うのですが。
事故が無かった場合、年々値が上がられる重油を燃やす火力発電より高いのでしょうか?

被災された方々には申し訳ないのですが事実が知りたいので
道徳観抜きで詳しい方教えてください。

A 回答 (9件)

こちらが、参考になります。

 下の方は同じ内容の字お越しです。最後の方には推進派のコメントも出ていますので、反原発派だけの番組ではないようです。

http://www.ytv.co.jp/wakeup/special-report/sr_se …

この回答への補足

一通り拝見いたしました
参考になりました、ありがとうございます

補足日時:2011/06/14 22:28
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事故前の発電単価を下に張っておきます。

(つまり事故(人災?事件?)対策や補償費は抜き)
基本的に重油発電は糞高いです。
油は自動車燃料や化学工業の材料など利用性が高いので当たり前なんですけどね。
今は重油火力を派手に燃やしているので、これからとんでもなく電気料金が高くなるでしょう。

石炭やLNGは意外とそれほど高くないです。
ただし石炭はそれこそ大量のCO2を垂れ流しますし、CO2を排出すればそれだけ莫大な金を国が取られる時代ですが。
現代の科学でどれだけ軽減できるかわかりませんが(私は詳しく知りません)、原理的には大気汚染の現況のような存在です。
ガスも限りある資源ですし、こちらもシェールガスなどの生産などでかなり環境汚染をもたらしてるようです。
水力は、そもそも揚水の電源が原子力である点考慮が必要です。
量が限られているものの負荷追従性が高くある意味最良質な電気を供給していると言えるかもしれません。(というか良質な電力供給を担保する設備)

ガスは高くなるという試算と、20年程度は安定するという試算があり、値動きを読むのは難しいです。
限りある資源を現役世代が・日本人が無駄に燃やし尽くしていいのか、CO2垂れ流していいのか・貿易収支や雇用はどうなる?という問題はありますが、道徳的な話を全て無視するならガスがいい逃げ道になるかと思っています。

http://www.iae.or.jp/energyinfo/energydata/data1 …よりコピペ

●水力発電や石油火力発電、太陽光発電、風力発電は比較的コストが高く、石炭火力発電、LNG火力発電、原子力発電は比較的コストが低い。

表1 発電方式別の発電原価試算結果(1kWh当たりの発電費用)
発電方式 発電単価(円/kWh) 設備利用率(%)
水力
8.2~13.3 45
石油
10.0~17.3 30~80
LNG
5.8~7.1 60~80
石炭
5.0~6.5 70~80
原子力
4.8~6.2 70~85
太陽光
46 12
風力
10~14 20
注)設備利用率(%)=1年間の発電電力量/(定格出力×1年間の時間数)×100%

使用データ:経済産業省、エネルギー白書 2008年版(2008)

この回答への補足

重油ってやはり糞高いですよね
しかし去年の冬とかこの2~3年
やたらと灯油が高く
電気エアコンで暖房してました
糞高い重油で発電してエアコンで暖房って
物凄く効率悪いですよね重油をそのまま燃やして
暖をとりCO2撒き散らしたい
とは思いませんが歯がゆいです

補足日時:2011/06/14 22:28
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こんばんは。



回答に為り得なかったらメンゴです。

いや、事故がなかったとしてもそのコストはかなり高いものと思われます。

どうしてもコストと言うと、建設費とか運転費とかに目が行きますが、
原発の場合その安全面から廻りに沢山色々くっついています。
原子力保安院とか他に沢山の安全チェック機構がありますよね。
これらは原発がなければほぼ要らない集団です。もちろん他の発電方法でも行政等の
介入がありますが原発ほどじゃないでしょう。

原発の発電コストにこの人達の食い扶持が入っているのか、否か、解らない。

PRとかの啓蒙に係わるコストもすごいのじゃないでしょうか?
安全・安い・クリーンと言いまくる。被爆国の悲しさか、原子力はもうだいじょうぶ、怖くない、
とアナウンスし続けなければならなかった。

発電コストの比較など紹介されますが(火力が一番高かったかな)
原発コストに上記の間接費のようなものが計上されているのかどうか、否か、解らない。
何か意図的に隠しているのではないか、と考えてしまう。

でも今回のことで廻りにくっついているのがほとんど機能しないことが解りました。
東電、政府、くっついてるの、みんなが人事だと捉えていることが解りました。
(解らない、が多いがこれは解りました)
あと原発が沢山ありますが、使い捨てであったり、半分ぐらい休眠状態だったり。

発電コストと一言で言いますが我々はその内訳をもう少し詳しく知る必要があります。
個人的には原発が一番高く付く(事故がなくても)と踏んでいます。

以上。

この回答への補足

発電コスト内訳 政治家でさえ知りえないとは 日本て共産圏?北朝鮮とかわらないじゃん! と思わざるをいなめません

このような大事故が起きてるのだからその辺の体質を変え
原発のコストが詳細に分かれば感情論やマスコミ等にあおられた
反対ではなく原発を無くすことができるとおもうのですが。

細かなご意見ありがとうございました大変参考になりました。

補足日時:2011/06/14 22:27
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まず日本においては、情報の透明性が無いために、電力コストを計算することが出来ないのが現状です。


特に、原子力は燃料であるウランを国際テロから守りながら輸送するコストや原発立地のためのばら撒き費用、政府からの助成金などが計算から省かれています。使用済み燃料の保管費用もありますが、それも計算されていません。
また、被害補償のための保険費用が全く計算されていません。

老朽化した日本の原発は、フル稼働などしていないのに、フル稼働をしたらこれくらいの発電量があると想定しているだけの話です。

停電や節電を声高に叫ぶのは意図的なものでしょう。

とにかく情報が不透明なので、正確な議論が出来ないことが問題です。
何故そういう事態になったのかと考えると、お金が集まり、動くからでしょうね。
生産・販売など難しいことを考えなくても、立地計画を立て、建設をし、稼働させる。一度稼働させたら、もう一基、もう一基と増設をする。それだけで潤うのですから、止めることはできないでしょうね。

週刊金曜日と言う雑誌に載っていた記事ですが、アントニオ猪木が選挙の応援演説を、原発慎重派の候補から150万円で頼まれ了承していたのですが、原発推進派候補から1億円で応援演説を頼まれたら、前の候補からの申し出を150万円即座に返して断わったそうです。

研究費用も、広告宣伝費も桁が違うそうです。

この回答への補足

やはり情報が不透明で正確なコストってわからなくて
正確に比べることが出来ないのですね。

これだけの大事故が起きたのに原発のコストって
詳細に明らかにすると結構権力を持っている人々の
立場を危うくするので分かりそうにないですね。

とても無茶で愚かな質問をしてしまったようです。
思い知らされました。ありがとうございました。

補足日時:2011/06/14 22:27
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現状だと火力と同じぐらいです。


燃料費は安いですが維持費がやや高く、放射性廃棄物の廃棄コストがあるので。


事故の賠償は金額が大きく見えますが、
世界中で数百基が稼働していてそのうちの一つが数十年に1度というレベルですから、
1基あたりの年間平均コストに換算したらたいした金額にはなりません。


火力は石油の値段に左右されるので比較が難しいです。

石油高騰どころか枯渇したら稼働不可ですからね。

リットル2000円とかになっても火力を稼働しようと思う国は無いでしょうし。
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事故はもちろんですが、



事故がなくても放射性廃棄物の処理コストを含めると莫大なものになると思われます。
海洋投棄してもかまわないなら、ゼロにできるんだろうけど。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BE%E5%B0%84% …
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はじめまして。


他の方が回答されていますが、廃炉も物凄くお金がかかります。

東芝は10.5年で4基を廃炉できると言っています。金額も100-200億だそうです。
ちなみに実験炉の「ふげん」でさえ1300億かけてまだ完了していません。

フランスは自国の原発の廃炉費用を1基あたり約1.2兆円と試算しています。
フランスは解体する原発専用のロボットを作成して作業しています。
それには原発の設計図が必要です。設計図に合わせてロボットを作るからです。

しかし日本では「廃炉」を前提として作らなかったためにこの「設計図」も集められていないのが
実情のようです。
東芝の他にもGEや日立も試案を政府に出すようですが、どうなるんでしょうね。

フランスも実際の廃炉作業は延びていますし、費用もそれによって当初予算をオーバーしているようです。
100-200億でできれば全ての原子炉の解体をしても1兆円位で出来そうですが、朝日新聞によれば26-30兆と試算しているようです。これは全ての原発施設を解体した時の値段だそうです。

フランスと同じくらいかかると計算すると約80兆です。(60×1.2-1.5兆)

その後に「高レベル廃棄物」の保存と最終処理費用が入ります。これらの金額を電力会社は捻出できるのでしょうか・・・。
解体費用は電気料金に加算されていて殆どが徴収済のはずです。(20年で償却と計算すると)

しかし商用原子炉の廃炉は日本ではまだ行われていません。私見ですが、今まで安く見積もってきた(そうしないと原子力が「安い」ということにならなくなるから)ので実際に廃炉作業をしたくないのではと思います。

一般の建築物なら普通は「解体」ほうが遥かに安いのですが、原発は「被ばくしないように」作業する訳ですから、予定より遅くなることはあっても早く終わるというのはちょっと考えにくいと思います。

「廃炉 コスト」などで検索して調べると値段の幅が色々あり、やってみないと判らない所もあるようです。
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海外からエネルギーを輸入するコスト(正確にはリスク)ってもの結構高くつきますよ。



日本が火山国という不利をしょいながら原子力を推進した太平洋戦争、オイルショックと外国からの政治的な影響を受けてエネルギーが止められることの苦しさを身をもって知ったから。

この時点では石油は割と潤沢にあったから純粋にどっちが安いかでいえば原子力を進める理由はあまりなかった。ただ、石油に依存すると輸入を守るために軍備などの外交力の後ろだてが必要になる。で、日本は外交にお金をかける代わりに原子力を取ったわけ。

ただ、その後の政治家がエネルギー安全保障をまじめに考えていたかどうか疑問あります。

一時期シーレーン防衛(海外からの輸入に依存している日本では、輸入を守るために日本への輸送ルートを守るために、防衛のために日本の領海から遠く離れたところで軍事行動をしなくてはいけないのではないかという議論があった)なんて話がありましたが、なんだかんだいって一遍下げた原油の中東依存度をあげてしまっていますし、海賊への対応でも海洋国家としての自覚があるとは思えないわけです。
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ご質問の回答として、以下のニュース記事がぴったりかと存じます。



http://www.jiji.com/jc/v?p=foresight_7601

結論を簡単に申しますと、電力会社、公的機関が発表している原発の発電原価の数値は
信用できません。
原発推進の目的のため、他の発電手段より不当にコストを安価に計算しているのです。
現実にはあり得ないモデルを仮想的に考え、現実からかけ離れたコスト計算をして、
1kwhあたり、5.3円という不当に安価な数値を出しているのです。

また、揚水発電といって、夜間の原発の電力で水を高い所に持って行き、昼間に水を落として
発電するものがありますが、このコストは非常に高いですが、それを原発コストに算入してません。
また、原発の地元には多額の税金が投入されていますが、それも算入されていません。
放射性廃棄物の処理コスト、廃炉経費なども不当に安価に計算しており、現実からかけ離れて
います。当然、事故についての賠償経費なども入っていません。

事故の賠償経費を入れなくても、上記のコストを現実に即して算入すると、1kwhあたりの発電コストは、

原子力12.23円、火力9.9円、水力7.26円になり、原子力が断トツで高い発電方法となります。

原子力発電のコストを5.3円と堂々と発表しているというのは、詐欺に等しいと私は想います。

なお、火力発電のコストは今後上昇することが予想されます。

将来の発電方法としては、太陽光発電、風力発電、地熱発電、波力発電、など種々あります。
原発に比較して、建設コスト、ランニングコスト、廃棄コストなど、圧倒的に安価で安全です。
太陽光発電のコストは、近年、急速に下がってきています。
エネルギー庁の資料では「1kwhあたり49円」などと書いてありますが、それは10年以上前のこと。
現在は、20円以下まで下がっています。量産効果で今後は更に急速にコストが下がるはずです。
蓄電技術も発展していますから、より安全でクリーンな発電方法にシフトしていくことが
重要だと想います。

参考URL:http://www.jiji.com/jc/v?p=foresight_7601
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