

No.5ベストアンサー
- 回答日時:
#3です。
あ、そういうことですか。
そうしたら、まず「中世哲学入門」みたいな感じの本がいいのではないですか?
まずはこれ、これは私も読んだのを覚えています。
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%BD%E3%83%95%E3%82 …
一般向けの啓蒙書、読み物、といったものです。
哲学史全体を扱っていますが、大変読みやすく、しかも内容が豊富であるので、とても評判のいい本です。
他はアマゾン探ってみてください。
http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_noss?__mk_ja …
同じ検索結果がでるといいのですが。
あと、いまネットで探っていたら、こんなサイトを見つけました。
http://www.philosophy.nobody.jp/medieval/index.h …
とりかかりとしては、いいのではないでしょうか。
あとはウィキペディア。
ウィキペディアなんてインチキばかりで、オタク専用辞典とはよく言われることですが、でも、ここに出ている参考図書は、もしかしたら定評のある本なのかもしれません。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%9E% …
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A6% …
わかりやすい参考資料をあげていただきありがとうございます!!読んでみたいと思います!
そろそろ教えていただくだけでなく、自分で色々しらべてみますねっ(^o^)/(笑)
本当にありがとうございました!
No.4
- 回答日時:
No.2です。
情報は 中立なものをと言ってもむつかしいでしょうから いろんなところから得るようにするとよいはずです。
その一端をにないます。
アウグスティヌスですが:
ひとつにはすでに老齢に達していたとき 友への書簡でしたかで 朝起きたらふとんが汚れていた あぁ なんてなさけない男か おれは・・・というようなことを 書いていたのではないですか。
ひとつには いまのチュニジアにあたるローマ領アフリカの地で生まれたかれは その地の都会であるカルタゴに勉強に(留学でしょうか)行ったとき やがて恋人をつくりました。ただし 《閨(ねや)の信実を尽くした》とも言っています。相手を裏切らなかったということです。(『告白』)。
参考までに。
更に回答ありがとうございます、
やっぱりまだまだ勉強する必要があるようですね(^-^;(笑)
哲学とっても難しいです、
解説していただいたことを参考にさせていただき、勉強していきたいと思います!
ありがとうございました!

No.3
- 回答日時:
なるほど、ごちゃごちゃになるというのは分かるような気がします。
アウグスティヌスが、ひとつのポイントになるのではないでしょうか。
アウグスティヌスの重要な業績は、ギリシャ哲学とそれまでのキリスト教を統合したことにあります。これはキリスト教にも強い影響を与えましたし、ヨーロッパの哲学というか思想にもやはりつよい影響を与えています。
ギリシャ哲学、具体的に言えば、ネオプラトニズムやストア派の思想です。ここでネオプラトニズムというのは、プラトンの思想から出発して、オリエントの思想を加えた新しい思想です。
つまり、ギリシャやオリエント、キリスト教が、アウグスティヌスのところで、ひとつにまとまったように私はイメージしています。
次に中世の哲学史で忘れてはならないのが、トマス・アクィナスです。
トマス・アクィナスは、ギリシャのアリストテレスの思想を、キリスト教とうまく調和させることをしました。
ここからです、中世以降のキリスト教とアリストテレスの自然科学が一緒に語られるようになったのは。
こっから先は、あなたが哲学科の学生さんなんですから、むしろ私のほうが教えを請いたいです。
以下に上に挙げた人物の主要な著書をあげますが、最初からこれ読むより、その分野の定評のある教科書・研究書をよむところからはじめた方がいいんじゃないでしょうか。ちなみに、以下にあげる本は私は通して読んだことないです
* プラトン:「シンポジオン」「国家」
* アリストテレス:「動物誌」など
* アウグスティヌス:「神の国」
* トマス・アクウィナス:「神学大全」
では、頑張ってください。
お礼が遅れてすみません、
とっても分かりやすく解説していただき、感謝です(;_;)!
もっと教えていただきたいくらいです(笑)
それと、私は哲学科ではないんです!ただ、 前から哲学的な考え方に少し興味があって、偶然授業があったので受けてみた、という程度なのです(照) なので哲学の授業を受けるたびに、「へー!なるほどー!」という感動はあるのですが、実際勉強したり研究したりと自分でやるとなると何から手をつけて良いのか分からない状態なんです(^-^; もう少し頑張ります!回答ありがとうございました!
No.2
- 回答日時:
こんにちは。
○ 三位一体
☆ についてささやかな解説を述べます。
中世に入っても 特に神学では 問い求め続けられています。そして 古代のプラトンやアリストテレスにおける神の観念との違いが分かるようになると思うので 有益ではないかと考えるものです。
聖書では 《神は創造主である》わけですが これは 表現の問題だと捉えます。実際に造ったかどうかにはこだわらないでよいという見方です。比喩によって表現されているだけだという意味です。(アウグスティヌスにも この《比喩による表現》説は きちんとあります(『キリスト教の教え』)。ただし《創造主》説を まだ――まだ です――解体はしなかったようです)。
次のように表現されています。
◆ (創世記1:27) 神はご自分にかたどって人を創造された。すなわち、神のかたちに創造し、男と女とに創造された。
☆ この内容を図式において示したのが 次のかたちです。
○ (三位一体なる神とひとと社会とについての図解) ~~~~~~~~~
光のたとえ・・・・・・・・・光(光源・・・・・・発耀・・・・・明るさ・暖かさ)
三位一体なる神・・・・・神(父なる神・・・子なる神・・・聖霊なる神)
____________________________
スサノヲ市民( S )・・・アマテラス公民( A )
____________________________
身体〔の運動〕・・・・・精神・概念(記憶・・・・・知解・・・・・意志)
・・・・・・・・・・・・・・・・・↓・・・・・・・ (↓・・・・・・・↓・・・・・・・↓)
[S者/S圏]
個体・・・・・・・・・・・・家 族 ( 秩序・・・・・労働・・・・・・愛)
社会主体・・・・・・・・自治態勢(自治組織・・〔生産〕・・共同自治)
経済主体・・・・・・・・生産態勢(組織・・・・・・生産・・・・・・・経営 )
政治主体・・・・・・・・・↓ ・・・・・・・↓・・・・・・・・↓・・・・・・・・↓
[A者/A圏] ・・・・・・・↓・・・・・・ ・↓・・・・・・・・↓・・・・・・・・↓
社会科学主体・・・・・社会形態(社会組織・・経済活動・・・政治 )
〃・・・・・・・・・・・・・(国 家 : 司法・・・・・立法・・・・・・・行政 )
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
☆ アウグスティヌスが ひとの自然本性に・そして特に精神について《記憶‐知解‐意志》の三つの行為能力を取り出し これを神の三位一体と照らし合わせるかたちで論じています。(『三位一体論』)。そこから じつはわたしが描いた解説に過ぎませんが たぶん分かりやすいであろうと思って お示しします。羅針盤のようになればよいと考えます。
No.1
- 回答日時:
あの、、、3人は中世ではなく古代ですけど、、、
プラトンの思想は、ごくごく一部の特権階級が、他の四杯者階級を思い通りに支配してさしあげるのがよろしいって考え。
人間はもともと完璧な善の世界にいたが、有限の肉体のなかに入ったことで、悪だと考えた。
完璧な世界は全く変化が無いんです、ピタっと時間も空間も無い次元。
普遍ってのは条件によって変わらないものですから、イデアの世界は普遍で全くの善の世界だってしたんです。
肉体は滅びますよね?
つまり変化するので普遍ではない、善ではないので二元論でいけば悪。
その有限の肉体に入ったことで、人間は悪となった と考えたわけです。
しかし ごくごく一部の人は悪(有限)の肉体に入っていながらも、普遍の世界(善)を認識できるとし、その人たちの言う通りにしていれば、善悪の区別がつかない、つまり全くの善の世界であるイデアを認識できない多くの人も、善ばっかりすることになる とプラトンは考えたわけです。
したがって一部のイデアを認識できると自負する特権階級の言う通りにしていれば よろし ってなったわけです。
その思想を引き継いだのがキリスト教。
プラトンの400年後だったか それくらいに ギリシャにキリスト教が起こって、プラトンの思想をもとにした宗教団体が誕生した。
で、支配階級のおぼっちゃまだったアウグスティヌスは大変ふしだらな男で、遊び呆けていても将来が約束されており、どんだけでも遊び呆けられたわけですが、「おぼっちゃま また 女の尻をおいかけまわして」と周りが放蕩生活に眉を潜めたわけです。
将来人の手本となるイデア界を認識できるグループとして、被支配層に君臨するレールが敷かれているが、これでは非支配層が「なーんだ イデア界を知っている奴のなかにもこんな馬鹿息子ができるってことは、完璧な人たちではちっともなかったってことだ」ってバレてしまってはやばいので、彼を結婚させたわけです。
彼の性欲を満たすメスをあてがったわけですが、アウグスティヌスは飽きっぽく ひとりの女の体ではすぐに飽きてしまい、いろんな女とその後も淫らな行いを繰り広げたわけです。
そうやってずっとセックスざんまいの生活をしていたわけですが、やりすぎたためにインポテンツになってしまい大ショック。
セックスすることが生きる喜びだったのですが、それができなくなった。
彼は苦悩したが、それでも セックス セックス セックス セックスと失った性欲に恋焦がれて追い求めていたある日、周りからちゃんと勉強しろと言われていたので聖書を読むふりをしていて、セックス セックス セックスと思いつつ いやいやながら聖書を読んでいて、「あ」って思うことががったのです。
セックスだけが快楽ではない、聖書のなかにも精神的な快楽の絶頂はある と思い、それから妄想の対象を聖書にしてしまい、今度は真逆のセックスなど劣った欲望じゃ 信仰こそが真の人間に与える快楽じゃ となり、それから 今までのことは棚にあげて、「君たち セックスのことばかり考えておらず、聖書を読みたまえ セックスより快楽を与えてくれる 女は一時的なものじゃが、 聖書は永遠に快楽を与えてくれるのじゃ」とばかりに、信仰というより 新たな妄想を抱くことになり、それからキリスト教はセックス嫌いな教団になったばかりか 女は善のアダムを陥れた悪魔の子孫であーる となり、キリスト教はせっせと 女をなんとか生かしたまま苦しめる策を日々考えて、魔女の鉄槌 なるものまで書いて、拷問方法を研究をせっせとすることになり、魔女狩りという社会パニックを引き起こしたのです。
で、プラトンのように一部の人のみが人間界とは違う外の世界のイデア界を認識できるとしましたが、アリストテレスは外ではなく人間の中にそれはあり、決して特権階級の人のみではなく、一般人のなかにもあるとしたわけです。
例えば 殺人はどの集団も悪だと考えていますよね。
人間の中に殺人は悪だというイデア界を認識できるモジュールが組み込まれているので、どの人種 どの社会であろうと、殺人は悪だとなっている と考えたわけです。
プラトンとアリストテレスの違いは、プラトンはイデアは人間の外で特権階級の人のみが認識できるとし、アリストテレスは誰でもそれを認識できるモジュールを持っているとしたところ。
西洋の思想は日本の思想と違い、古代ギリシャ哲学と一部のユダヤ教の哲学が源になっているんです。
この両者からキリスト教ができて、現代の西洋思想になっていったんです。
中世のヨーロッパの哲学ももちろん源はここです。
日本は大陸中国の思想に大きな影響を受けているので、西洋思想とは違う。
まとめてお二人にお礼させていただきます!
お二人ともご丁寧に回答していただき、ありがとうございました(;O;)!自分が勉強不足だということがよーくわかりました。(笑)もっと頑張ります!
アウグスティヌスについては、ちょっと印象がかわりました(^-^;
分かりやすく解説していただき、本当にありがとうございました。
また、まだ回答を受け付けたいと思いますので、何か知っている方は回答よろしくお願い致します!
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