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日本の経済成長率とハイテク犯罪数の増減って関係あるのでしょうか?
経済発展すればIT方面でも色々発展があってハイテク犯罪数が増加しそうな気がしないこともないんですが・・・。
皆さまのご意見お聞かせ下さい。

A 回答 (1件)

ハイテク犯罪というのは通常はコンピュータやネットワークを利用した犯罪を指すと思います。

とするなら、江戸時代にはハイテク犯罪はありませんでした。明治時代にもハイテク犯罪はありませんでした。これはまったく当然です。

戦後の高度成長期にはあったでしょうか?ありませんでした。なぜなら犯罪に使おうと思ってもコンピュータが存在しなかったからです。ATMで銀行口座から預金の振り込みができるようなシステムができる前は、どんなに経済が成長していても、ネットワークから銀行のコンピュータを操作して自分の口座にお金を入金させるような犯罪はできませんでした。

高度成長期には目覚ましい経済成長が進みました。自動車産業はとても進歩しました。しかし、ネットワークから企業のコンピュータに侵入して新開発の自動車の設計図を盗み出すようなハイテク犯罪は起きませんでした。なぜなら当時のコンピュータは設計図のような画像を扱うだけの性能がなかったため、コンピュータの中に設計図は入っていなかったからです。

ハイテク犯罪を行うためにはまずハイテクと呼ばれるようなコンピュータとITインフラが発達しなければなりません。それがあってはじめてハイテク犯罪を行うことができるのです。

バブル経済後の構造不況と呼ばれる時期ではどうだったでしょう?
この時期にはハイテク犯罪はありました。ネットワークが発達し、不況のためお金が欲しくて犯罪を犯すことのできる技術者がいたからです。

経済の発達というよりITインフラの発達との関連性の方が高いでしょうね。
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