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テレビで動物関係の番組を見ていると、鳥や鹿などのオスはメスを見かけると必ずアタックして、もしくはメスをめぐって争っている場面がよく流れますが、他の動物もオスとメスの比率は1:1くらいのはずで、複数のオスから言い寄られるメスもいる一方で、一匹のオスからも相手にされない(いわゆる「モテない」)メスもいると思います。
でも、そのモテないメスの映像はあまり流れることはないため、人間以外のメスは全て婿の獲得には苦労していないように思えるのですが、本当にそうなのでしょうか?だとしたらその理由は何でしょうか。
(一夫多妻制をとる動物のメスが苦労しないのはわかりますが、一夫一婦制の動物の場合、モテないメスもいるのではないでしょうか?)

A 回答 (4件)

質問者さんの「もてない」の定義にもよりますが…。



“メスの数 > オスの数”~以上の様な状況の時に。

敢えて多くのオスが競争率の高い戦いをしてまで特定の傾向を示すメスに集中して求愛行動を行い、かつ他のオスと競争しなくても安易に交尾に持ち込める可能性が高いにも関わらず特定の傾向を示すメスを避ける傾向を示すのか?~という問いかけであるのならば。…答えはイエス、つまり野生動物の世界にも「もてないメス」は存在します。

具体的にどの種類の動物が~と言う事ではなく。鳥、動物、爬虫類、魚~等々で比較的ポピュラーに観察されてます。一般的にはメスがオスを選ぶと思われがちですが、オスの方も大抵の場合は交尾は一生に1度きりの事が多いので、結婚相手選びにはある意味メス以上に慎重になります。

しかし具体的にどういった基準で互いに交尾相手を決めているのかについては、今以てなかなか分らない事だらけで。それは人間についても同じ事が言えるのかもしれません…。

P.S.
例文の鹿の群れ(ハーレム)などの場合でも。群れのリーダーたるオスは全てのメスと満遍なく交尾をする事はありません。多くの交際相手を確保した方が、結果的により良い母親(結婚相手)を選べるチャンスが格段に増えるからです。とは言いつつも優先順位が下がるだけなので、オス側に余裕があれば“もてないメス”にも幾ばくかのチャンスはあります。

鹿の場合はそれほどでもありませんが。猿やアシカなどのハーレムの場合、もてないメスは群れの中での地位が低くなりますので死活問題となり、まさしくリーダーのオスに守ってもらえなくて死ぬ事も少なくありません。ニホンザルやチンパンジーの場合、メスは自分が良妻賢母であることを必死にオスにアピールし、なんとかもてようと努力します(オスにエサなどをプレゼントして気を引く行為が観察されています)。
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この回答へのお礼

非常に丁寧な回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/08/06 23:34

グッピーを見ていると,多数のオスに追いかけられているモテモテのメスもいますが,あまり相手にされないモテないメスも確かにいます。


でも最終的には子ども(卵胎生なので)を産みますから,子孫を残すという意味では,苦労していないのかも知れません。
オスとメスの比率は1:1くらいなのは出生時の場合で,繁殖期になるとオスは,婚姻色・鳴く・(捕食されるリスクが高まる),縄張り争いで傷つく等して個体数は減少するでしょうから,生き残ったオスはメスより少なくなります。よって,複数のメスと交尾するような場合,優先順位の高いメスとそうでないメスが出るかも知れません。
ただ,性選択は基本的にメスに主導権がありますから「モテないオス」の方が「モテないメス」より圧倒的に多いはずです。(人間に生まれて良かった)

この回答への補足

オスに相手にされなければ、いくら主導権があろうがそれはモテないというのでは?人間でも、誰でもいいというのであれば年頃のモテない女性は少ないはずです。

補足日時:2011/08/01 08:40
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野生の世界では交尾の主導権が必ずしもオス側にあるとは限りません。



カマキリのオスは、メスの機嫌を損ねると強力なカマではさまれて食べられてしまいます。
危険を犯して接近に成功して愛し合うところまでいったのに、逃げ遅れて食べられてしまう残念な個体が後を絶ちません。

この回答への補足

いるかいないかでお願いします。

補足日時:2011/07/30 04:53
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オスメスの比率は生物によっていろいろですけどね. 特に, 後天的に性転換するものだと「状況」で変わることがあるのでなんとも.



さておき, 多くの生物では確かに言われるように「メスがオスを選ぶ」のですが, 例外的に「オスがメスを選ぶ」ものも知られています. どちらになるかは「子を作るためのコスト」で決まるという説を見たことはありますが, 本当かどうかは知りません.

この回答への補足

いるかいないかで答えてください。

補足日時:2011/07/30 04:52
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