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古文法が覚えられないと友人が悩んでいます

用言・助動詞の接続から意味から、何から何までわからないようです

現国は優秀で、普段から読書に親しんでいるため、全く苦にしません

これからは、文章問題をこなしながら、その中でわからない語句を調べつつ、文法を覚えるやり方にしてみると言ってます

それだと、反って時間がかかってしまうのでは?と思うのですが…

何か、良いアドバイスをお願いします!

A 回答 (1件)

お答えがないようですので…。


まず「何から何までわからない」という状態では、文章問題を解きつつ調べて覚える、といってもわからないこと、読めない文が多くて、挫折してしまうのではないかと危惧します。
ちょうど今夏休みですので、このような場合は一念発起、短期集中型で、この夏休みの間に征服してやる、ぐらいの気概を持っていかないと厳しく、あとに引きずると思います。
そのように学習するという前提で、これから先の進め方を話しますが、まず、古典文法の説明中心の参考書、および古典文法の問題集ドリルをそれぞれ用意します。参考書の方は、買う前に必ず立ち読みなどで内容を確認してください。この場合のコツは、自分ではそこそこわかっていると思うことがどのように説明されているかを見てみる。また、自分でよくわかっていず困っているようなことをどのように説明しているかを確認する。これで参考書の良し悪しが見えてきます。
ここから、用言の活用、助動詞の意味・接続・用法、助詞の意味・接続・用法、敬語法、と覚えていくわけですが、覚えようとするときには、
・活用などは口に出してみる。恥ずかしがってちゃだめですよ。口に出すことで脳が刺激されます。
・紙などに書き付けたり、手を使う。手は第二の脳、効率が上がります。
などと工夫する。また、文法書に載っているような典型文は一緒に覚えてしまう。あと、そうはいっても覚えるのが難しいところは出て来るものです。こういうのはゴロでも何でも使って何とか覚えるしかありません。化学の「貸そうかなまああてにするな~」だって、地学の「水金地火木土天海冥」だってにたようなものでしょう?
さらに、ほんとに覚えてるかを確認しないと意味がありません。覚えられないというひとは意外にこのアウトプットの作業を疎かにしている人が多い。問題集を解きます。
その際ですが、例えば駿台の「古典文法10題ドリル」では短文を元に問題にしていますが、これをただ解くだけではなく、この短文を、品詞分解、あるいは現代語訳などを行い、覚えたことが活きているかを確認する、といった応用的な使い方をすることです。ほら、数学だって、公式を暗記するだけではだめで、実際に問題を解いて、なるほどこの公式はこのように使うのか、と分かったものはあとに残るでしょう?
文法は、実は実際に使われている文の規則を後付で説明したものです。文から離れた理解は意味がありません。それを必ず念頭に置いて学習してください。
暗記を行うときは、コツとして「自分は今何を覚えようとしているのか?」「この知識はどのように役立つのか?」「この知識からどのような出題が可能なのか?」などと自問自答をすることです。このリーズニングの姿勢が効率や定着率を上げます。
長々と書きましたが、実はこれ全部私が実際に実行したことです。で、今は地方の予備校で国語を教えています。どうか頑張ってください。それで文法嫌いを克服して、古典作品が好きになってくれたらいいなと思います。
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この回答へのお礼

遅くなりました。
丁寧な指導ありがとうございました

お礼日時:2011/08/31 06:03

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