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昨日楽天の弦のレビューで、「最初から死んでる弦がある」とかいうのを見たんですけど、どういう状態の弦ですか?
大体クルクル巻いてビニールの中に入ってますよね?
物理的に中で折れ曲がってるとか?
それとも貼った時に「音が伸びない」とかそういうことを言うのですか?

それとですね。
国産の弦ってありますか?
日本人は良いギター作ってるのにいい弦も作れると思うんですが、ないものですか?
案外、東大阪とかで作ってたりしないですかね?(笑)

A 回答 (5件)

>どういう状態の弦ですか?



 全ての弦がそう、は必ずしも言えませんが・・・一般にスチール弦は、新しいほど『ギラギラした』『きらびやかな』『繊細で美しい』トーンになる傾向があります。周波数特性的に言うと、倍音が多いというかオクターブバンドが豊富というか高周波成分が明確というか、そんな感じです。

 で、弦が『死ぬ』というのは、金属材料的には『ヘタる』ということです。
 スチール弦は引っ張りに対する塑性変形を防止する為に、単なる鉄ではなく『ばね鋼』と性質がよく似たピアノ線という弾力のある線材を使っていますが(単なる鉄に近い性質の線材は、『番線』『ハリガネ』などと呼ばれています)、ヘタると言うのは、この材の弾力が失われると言うことです。

 ここからは想像の話になってしまいますが・・・・材の弾力が失われると、同時に材内部のヒステリシス(或いは内部損失)が大きくなるはずで、モッサリと振動する様になると想像されます。
 ある太さの弦を一定の張力と弦長でピッキングすると、基調となる振幅で振動しますが、これが弦の『主たる音程』になるワケです。
 で、高周波成分とは、ピッキングで大きく振動している弦の上で更に細かく(小さく)振動している成分のことで、材そのもののヒステリシスが大きくなるということは、この小さい振動(振動工学的に言うと、『パワーが小さい振動』と言います)が弦の内部抵抗に食われて減衰してしまうと想像されます。
 よって、死んだ弦では周波数成分が単純な、キラキラした成分が少ない『こもった』『詰まった』感じのトーンになるのではないか?と考えられます。

>日本人は良いギター作ってるのにいい弦も作れると思うんですが、ないものですか?

 御意。と言いつつ、よいギターを作る技術とよい弦を作る技術は全く違う種類の技術ですが・・・日本のばね材は非常に高品質なので(一般的な機械設計に従事してらっしゃる方々なら、身を持って体験されていることでしょう)、きっとよい弦も作れるのでしょうが・・・製造国が公開されている弦って、実はあまりないのでは?
 アリアの弦が日本製だった様な記憶はありますが、コイツは比較的低価格帯の普及モデルだと言うこともあり、ソコソコの性能だったという程度の印象しかありません。きっと良い弦を作るよりも、コストダウンを考えて企画されたモノなのでしょう。
 そういえば飛び抜けた品質/コストバランスも、日本の製造業に於ける強み技術ですね。
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この回答へのお礼

アリガトゴザイマス!!

お礼日時:2011/10/11 01:04

最初から折れ曲がった弦は不良品です。


最初から死んでいる弦と判断される弦は、
不良品もしくは古い弦です。音が変で、オクターブが合いません。

国産弦は、多分一社で、ダダリオ、アーニーが高かった頃は、価値が有りましたが、今や500円位で買える時代なので、、、
個人的にはテンションが柔らかくて好きでした。があまりにも売れていないので、流通在庫期間が長い事を懸念して買えないです。。。
信州だったとおもいます。
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この回答へのお礼

アリガトゴザイマス!!

お礼日時:2011/10/11 01:04

死んだ弦は良くあります


輸入した弦が全てダメだった事もあります(アニーボール)
メーカー在庫全部ダメでしたよ

国産は1社のみ造っている工場があります
そこの弦を各社のブランドパックして売り出しています
円高なので、輸入が安いですけどね
作っても儲からないので、どの工場もやらないでしょう
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この回答へのお礼

アリガトゴザイマス!!

お礼日時:2011/10/11 01:04

> 死んだ弦ってどんな弦?


簡単に言うと、サビが発生してきたり、滑りが悪くなったり、倍音が少なくなったり、音がこもったり、音程が不安定になったり等になった状態です。

> 国産の弦ってある?
原産国についてうたっているものをあまり見たことがありませんが、下記サイトを見つけましたのでご案内します。生産県までは分かりません。
http://www.kyowashokai.co.jp/chattingbird/string …
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この回答へのお礼

アリガトゴザイマス!!

お礼日時:2011/10/11 01:04

田舎の個人でやってる楽器屋とかリサイクルショップで売ってる弦って死んでるのがあります。

古すぎて袋から出しても真っ直ぐにならないで丸いままだったり、ひどいときには細い方の弦が錆びてたりします。あまり売れていないゲージとかアーニーボールに多いです。弦って、売れていない店ほど元を取ろうとして高い値段を付けているので、例えばアーニーボール011で500円以上付けている店の弦は古いとか、そういう見方も以前はありました。古い弦でも錆びてさえいなければ私的にはそんなに気にしないですけどね。それと、国産弦は確かに聞いた事がないですね。生鉄の加工はEDになりやすいから、日本人はあまりやりたがらないので嗜好品の鉄加工は日本ではやらないのかも。
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この回答へのお礼

アリガトゴザイマス!!

お礼日時:2011/10/11 01:04

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