No.5ベストアンサー
- 回答日時:
雷(落雷)の電圧は、数億~数10億ボルトの静電気です。
このような高い電圧を蓄電する技術はありません。
仮に、数億ボルトの耐圧を持つ巨大コンデンサーを造ったとしても瞬間的な雷の静電気エネルギーは意外と小さなものです。
例えば、1億ボルト/100アンペアの0.1秒放電の静電気エネルギーをkW/hに換算すると約278kW/hで電力料金の1kW/h単価を20円とすると約5,560円分の電気エネルギーにしかなりません。
しかも、雷の発生は天候次第ですから、年間に僅かな電気エネルギーを蓄える為に巨額な設備投資では元が取れません。
これなら、太陽光発電や風力発電の方がよほどあてになる発電方法です。
No.4
- 回答日時:
電気を使って電気を生成することは、理論的・技術的に不可能ではないけど、無意味なロスが生じるので「やるだけ無駄」。
質問者サマが言いたいことは、雷の電力を蓄えて供給することの可否ではないか と。
で、過去にも同様の質問がある。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/4171192.html
結論としては、
理論的には不可能ではない。
が
一瞬の落雷を捉えるコトが困難
避雷針を乱立させるにしても、土地収用が現実的でない
なによりも
落雷から安定して受電する制御方法や数万アンペア規模の蓄電など必要な技術が未完成
ということで、
「フランクリンの実験」レベルならともかく、実用電源としては不可能
だけど、将来的な実用化を期待したいな と。
No.3
- 回答日時:
まず、雷の電気は貯蔵しにくいと言う難点があります。
雷は電圧が非常に高く(数億V)、電流量はそれほど大きくありません。
電圧が高いと言うことはそれだけの絶縁が必要です。
また、瞬間に高電圧が発生する現象であり、これを平滑な電圧に
するためには多くのコンデンサーなどが必要です。それも高圧に耐える
特殊なものです。
何よりも大事な点は以下の事です。
雷は非常に大きなエネルギーに見えますが、そのエネルギーの由来は
上昇気流の摩擦エネルギーであり、単位面積当たりのエネルギー量は
非常に小さな物です。普通、落雷頻度は数km^2で1つくらいです。
ということで、電流の貯蔵蔵置に多大なコストがかかり、それを1km^2
あたり1個設置するとしても、1km^2あたりでは数年に1回しか落雷は
ないのです。百年で数回の雷エネルギーを貯蔵するためにそんなに大きな
コストはかけられないのです。
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